俳優の堺雅人（49）が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT（ヴィヴァン）」（日曜後9・00）は、7月30日に第3話が放送された。第2話までの舞台は「バルカ共和国」だったが、第3話からようやく日本へ。俳優・濱田岳（35）ら新たな登場人物も登場し、見どころ満載の展開となった。第3話放送の直前には、番組のポスターの変更が発表された。だが、新ポスターの変更について、視聴者から“ツッコミ”のコメントが数多く寄せられている。

＜以下ネタバレ有り＞

主人公・乃木憂助が務める丸菱商事で起こった、1億ドル（日本円で140億円）の誤送金から始まる壮大なストーリー。乃木は、大金を取り戻すべく向かったバルカ共和国で、謎の組織・人物である「VIVANT」と間違われ、「世界中を巻き込む大きな渦」に巻き込まれてしまった。

無実の爆発犯とみなされ地元警察に追われる立場となったが、公安の刑事・野崎（阿部寛）らの協力により、世界医療機構・医師の柚木薫（二階堂ふみ）とともに、第3話で命からがら無事に日本に帰国した。誤送金した140億円は、乃木が社内の誰かから罪をなすりつけられたものだといい、野崎は謎の組織「テント」か、または「VIVANT」の正体と仮付けされている自衛隊の影の諜報部隊「別班」のメンバーではないかと推測。公安のサイバー対策課の“ホワイトハッカー”東条翔太（濱田岳）の力を借りて、乃木を犯人に仕立て上げるために動いた人物が、社内の財務部・太田梨歩（飯沼愛）と判明した…というところで第3話は終了した。

第3話放送直前の7月29日、これまでの番組ポスターが変更され、新ポスターが公開された。TBSがある赤坂駅に展示されているポスターは、これまで「堺雅人」「阿部寛」「二階堂ふみ」「松坂桃李」「役所広司」と、メーンキャスト5名の名前が記されていたが、第1話ラストにサプライズ登場した二宮和也の名前が新たに加わり、「メインキャスト6名の新バージョンに入れ替わります」として公開された。

この発表には「こんなセンターに推しの名前が」「二宮和也の名前だけ追加された新バージョンをわざわざ作ってもらえるなんて大切にされてにのは幸せだ」「ニノ、桃李くん、役所広司さんの並びに胸熱」と、歓喜の声が寄せられた。

だが、「二宮和也」「松坂桃李」「役所広司」の3人は、第3話終了までほとんど出番なし。メーンキャストとされているにも関わらず、ここまで登場しないのは異例と言えるだけに、視聴者からは「今のところ出番はドラムの方が多い」「ポスターにいるのにここまで出演しないのは面白い」「1、2話で大活躍のドラムさんはメインキャストではなかったんですね（笑）」「6人中3人はずっと出ているけど残り3人はメインキャストだけど第1話の1、2分てかCMしか出てないなんなら1人は本編1秒も出ていないじゃないか」「いっこうに松坂桃李出てこない」「えっメインキャストなん！？(笑)」「VIVANT、相変わらず松坂桃李さんは出てこないけどもはやあの予告とポスターは私だけ見えてる幻覚なのかと思ってきた」「松坂桃李選手、ポスターメンバーにも関わらず今週も登場せず」「メインビジュアルのポスターにしっかり君臨してるのに3話まで一切出演のない松坂桃李ガン尖りでおもろい」「ポスターでどーんと出てるのに、丸3話登場しないってあるのかな」「すごく贅沢な俳優さんの起用の仕方」と、驚く声が続々と上がった。

ただ、先の読めないストーリーとあって、「不思議な6人。こらからどんな絡み方をしていくのか楽しみですねぇ」「阿部さん、二階堂さんが挟んで役所さんと松坂桃李くんが両端にいたから役所さんも松坂桃李くんもめちゃくちゃ内容に絡んでくるハズ…と思っている」「松坂さんや役所さん、二宮さんが今後どう出てくるかも気になる」「ここから、役所さん、ニノ、桃李くんがたくさん出て来るのかな？楽しみです」という声も。

松坂に関しては、ドラマ公式ツイッターが「VIVANTのキーパーソンの役を演じる松坂桃李さん」と、役柄に関する大ヒントを投稿していただけに、この6人が物語にどう関わってくるのか、注目が集まる。

第4話は6日に放送される。果たして、誤送金の真犯人は明かされるのか。

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