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上半身にびっしり…HYDEが大量のタトゥーを公開し騒然
ロックバンド・L'Arc〜en〜CielのボーカリストであるHYDE(54)。ミリオンセラーを記録した「HONEY」や「HEAVEN'SDRIVE」など90年代を中心にヒットを連発した邦ロック界のレジェンドとして知られる彼だが、ソロではHYDE名義で活動しており、今年8月には『ROCKINJAPANFESTIVAL2023』、9月には『HYDELIVE2023Presentedby楽天NFT』など数々のライブで大忙し。音楽以外にもデザイナーや俳優など幅広く活動している。
【写真】蛇、茨、花…HYDEの身体に刻まれた大量のタトゥーにがいかつすぎる
年齢を感じさせない美しい容姿も特徴で、ファンのなかでも「若いころから全くビジュアルが変わらない」と有名なHYDEだが、投稿された“ある写真”が話題を呼んでいる。
「タトゥー増えてるじゃん!さすがにいかつすぎる!」
今年7月29日に『男鹿ナマハゲロックフェスティバル』に出演者として参加したHYDE。その様子を7月31日に公式Twitter(現在のX)にて投稿した。
《豪雪の囲炉裏の部屋でなまはげに襲われるのが憧れ
#HYDE
#ONRF12
#男鹿フェス12
#なまはげ》
という文章とともに、なまはげ2体にはさまれて映るHYDEの写真もアップ。上半身裸の状態で、右のこぶしをあげてポーズをとっている。
同フェスに出演する「湘南乃風」メンバーのHAN-KUNも、自身のTwitterでHYDEとの写真を投稿し、
《大先輩と!!
ありがとうございました!!
HYDEx湘南乃風
#hyde#湘南乃風#男鹿フェス》
TOTALFATのShunも、同日にTwitterにHYDEとのツーショットをあげた。
《男鹿フェス2days通してのMVPはHYDEさんでしょ
DAでの“Fantasista”も、山嵐での”GLAMOROUSSKY”も最高でした
また対バンできるように頑張ります》
一連の投稿で話題になったのは、HYDEの体に刻まれた無数のタトゥーだ。写真を見ると、右腕には茨(いばら)、胸にも植物、肩から胸にかけては蛇が巻き付いているようなデザインなど、数々のタトゥーが上半身全体に刻まれている。
ファンのなかではタトゥーを彫っていることは周知の事実だったが、その姿が公式であらわになりSNSでは驚きと戸惑いの声であふれていた。
「タトゥー増えてるじゃん!さすがにいかつすぎる!」
「なまはげもびっくりするレベルのタトゥーの数……」
「新しいバンドを始めたのかと思いました。にしてもタトゥーすごいな」
それぞれのデザインにはどのような意味が込められているのだろうか?タトゥーだけでなく彼の公式ホームページのモチーフとしても登場する“蛇”についてタトゥースタジオのスタッフが解説する。
HYDEが語っていた“背中のタトゥー”の意味
「強い生命力を持ち、種によっては死をもたらす程の強い毒を持つ“蛇”は、古来から『畏怖』『信仰』の象徴とされてきました。日本の神話に登場してくる蛇と言えばヤマタノオロチが有名ですよね。また、干支における巳(ヘビ)の持つ意味の一例としては、『探究心』と『情熱』の象徴でもあります。このような背景から、タトゥーのデザインとしては、誕生、再生、変化、護衛、情熱、神秘などの意味を込める場合が多いです」(タトゥースタジオのスタッフ)
また背中にはもともと「自由」「上昇」「夢」などの意味が込められることの多い“羽根”のデザインも彫られているようで、その意味についてもHYDE自身が言及している。アメリカで創刊50年以上の音楽カルチャーメディア『RollingStone』の日本版公式Twitterで、2016年に公開された「HYDEをより理解するための6つのキーワード」という記事の中で、背中のタトゥーについてこう語っている。
「もしも何でも自由にできるとしたら、僕はたぶん空を飛ぶと思うんです。羽根って、自分にとってそういう憧れの象徴に近いのかな。曲名に使ったりもしていますが、モチーフとして使いやすいっていうのもありますね。背中に羽根の刺青を入れたのは、美しさもあるけど、夢もあるから好きなんだろうなと思うんです」(※現在、記事は削除)
羽根のデザインを決めた経緯については、
「刺青を入れる時、5年くらい絵を探したんです。羽根の絵って、内側はたくさんあるんですけど、外側はあまりなくて。当時インターネットもまだ普及してなかったので、『羽根の外側を送って』って、ファンクラブで公募したんですよ。たくさんきたけど、ぜんぜん気に入ったのがなかった」
「内側でも自分のいちばん好きな羽根はどれかって探したら、ルーブル美術館にある『サモトラケのニケ』だなって。でも、あれも外側はなくて、ハリボテなんです。じゃあ自分で作るしかないと思って、ニケのミニチュアの像を買ってきて型取りをしてね。自分なりに想像して絵を描いたんですよ。それをそのまま転写して、刺青を入れてもらったんです」
なんと自身でデザインしたというのだ。また、こだわりについても、
「僕の羽根は一部欠けてるんですけど、ニケの羽も欠けてるからなんです。ニケは勝利の女神なので、すごく縁起がいいな、とも思って」
さすがはアーティスト、タトゥーにも並々ならない思いを込めて彫っているようだ。昔から変わらぬ美貌の一方で、増え続けるタトゥー。今後どのようなデザインが増えていくのだろうか?
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