女優の松岡茉優が主演する日本テレビ系連続ドラマ「最高の教師１年後、私は生徒に■された」（土曜・後１０時）の第５話が１２日に放送された。（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）

九条（松岡茉優）にとって「地獄」と称されることになる２学期が始まり、鳳来高校は１か月後に文化祭を控えていた。そこで九条は突然、文化祭でのある催しの責任者に瑞奈（詩羽、うたは）を指名する。

学外でプロとして音楽活動をしている瑞奈はそもそも文化祭に参加する意識もなく、その提案に驚きを示す。皆からはその風貌や行動に対して「変だ」「非常識だ」「調子に乗ってる」と批判されてきた瑞奈は、文化祭の催しに引退公演を行う予定であるダンス部の生田（莉子）から「有名人風吹かせて私たちの青春をぶち壊すのだけはやめてね」とにらまれ、ますますやる気をなくしてしまう。

その担当を断るため九条を追いかけた瑞奈だったが、「文化祭前日、ある問題が生じ、今年の文化祭はなくなります。それを止められるのは瑞奈さん、あなただけです」と九条に告げられた。そうした中、瑞奈の“正体”が週刊誌に掲載されることに。学校側は当日欠席を求めるが、九条は拒否する。瑞奈は、九条の友人・智美（森田望智）の話を聞き、文化祭の準備に前向きに取り組んだ。しかし、文化祭８日前に、何者かによって教室が荒らされ準備した出し物が台無しになった。それでも鵜久森（芦田愛菜）らを中心に文化祭は成功を収めた。

文化祭が終わり、クラスでは打ち上げが行われた。鵜久森は、浮かない表情の友人・東風谷（こちや、當真あみ）に「気分、大丈夫？」と声をかけた。東風谷は「うん」と小さくうなずいた。楽しむ他のクラスメイトを見つめながら、「私さ」とつぶやくと、鵜久森は振り向いた。その直後、東風谷は「もしかしたら、鵜久森さんのこと好きかもしれないんだ」と発した。

東風谷の最後の一言はネット上でも大きな話題となった。「待って最後……東風谷さんのセリフ、すごい気になる」「東風谷ちゃんいつもすぐに叶ちゃんかばう発言するのとても勇気あるな、と思ってたけど好きな人の為だったのね」「え？東風谷さん告白してるじゃん、え？付き合うの？Ｌｏｖｅ？」「東風谷さんの発言で、百合展開フラグが出てきてて、ちょっと楽しみ」「東風谷ちゃんの告白がどっちの意味かわからんくなってきた」といった驚きの声が上がった。

一方で「１週目で鵜久森さんを好きだった東風谷さんが復讐で先生を殺した説、あるわ」「鵜久森ちゃんはいったい何周目の人生？東風谷さんもなんか怪しい」「犯人東風谷さん？」と考察する声も寄せられた。

同作は２０１９年に放送され話題となった同局系「３年Ａ組―今から皆さんは、人質です―」のチームが新たに手掛けるオリジナルの学園ドラマ。

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