阿部寛（59）やアニメ「トイ・ストーリー」のウッディのモノマネで人気急上昇中のお笑いコンビ「ラパルフェ」の都留拓也（29）が結婚したことが、13日に分かった。スポニチ本紙に独占告白した。お相手は同い年の会社員で、阿部寛のファンだったことから交際に発展。都留は、阿部寛本人からも直接祝福されたと明かした。新妻とのウエディングショットも本紙に提供し、今後の飛躍へ意気込みも語った。

阿部寛から森泉、ウッディまで、多彩なモノマネ・レパートリーで注目の都留が、人生の伴侶を決めた。

お相手は元モデルで、現在はパーツモデルも務める美容クリニック勤務の会社員。「よく笑うところや好みの感覚が合うことに引かれました。ハンバーグと、炊飯器で作ってくれる豚の角煮が絶品。誰に似ている？強いて言えば、深津絵里さんと柴咲コウさんの中間ぐらいでしょうか」と明かした。「たくちゃん」「みーちゃん」と呼び合っているという。

一粒万倍日で大安だった先月23日に婚姻届を提出。挙式・披露宴は「年内にできたら」と話した。昨年12月から同居しており、バラエティー番組などで同棲中の恋人がいることを公表していた。

交際は阿部がきっかけだった。阿部のファンだった夫人がYouTubeで都留のモノマネ動画を偶然見つけ、インスタグラムに「お笑いライブに行きたい」とダイレクトメッセージを送った。ライブは観覧できなかったが、後に都留の方から食事に誘い、21年4月に交際に発展した。

公私ともに阿部のおかげで絶好調なだけに「本当は阿部さんの誕生日の6月22日に結婚しようと思ったのですが、予定が合わず…」と苦笑い。阿部には、ドラマで共演経験がある先輩コンビ「土佐兄弟」の土佐有輝（28）が結婚を報告した。「先日、たまたまテレビ局でお会いした時に“結婚したんだって？おめでとう”と言っていただきました」と、阿部から生で祝福されたことを興奮気味に明かした。幸せな家庭を築くことで、阿部に“都留の恩返し”をしたいところだ。

交際から丸2年がたった今年4月にプロポーズ。シンプルに「結婚しましょう」と伝えて指輪を渡すと、夫人は泣いて喜んだという。

都留は中学高校の同級生の尾身智志（29）と18年に「ラパルフェ」を結成。19年にTikTokにアップしたウッディのモノマネが大バズり。22年のフジテレビ「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」で優勝し、ピン芸人日本一を決める「R―1グランプリ」でも23年に初の決勝進出を果たすなど、いまノリにノッている。

ウッディに扮し、ウエディングドレス姿の夫人と結婚写真も撮影。「妻は家を建てたいと言っているので、そんな夢と魔法の国をつくれるように、無限のかなたへ向かうつもりで頑張ります」と抱負。結婚生活とともに、芸にも一層磨きをかけていく。

◇都留拓也（つる・たくや）1994年（平6）6月3日生まれ、東京都出身の29歳。千葉大卒。相方の尾身とは千代田区立九段中等教育学校4年時からコンビを組む。趣味はサウナ、銭湯、ダイビング。特技のピアノで今月12日放送のフジテレビ系「芸能界特技王決定戦TEPPEN」に出場。審査員の森泉に猛アピールしてモノマネ“公認”を勝ち取った。

≪相方尾身は政治家一家≫相方の尾身にはサプライズで報告した。YouTubeのラジオ収録と自宅へ呼び出し、結婚を明かした。第一声は「マネジャーには伝えたの？」と、しばし動揺。5分くらいたち、ようやく「おめでとう」と言われた。そんな尾身は、総務副大臣の尾身朝子氏を母に持ち、元財務相の尾身幸次氏が祖父という政治家一家。ただ本人は、収録でのフリに慌ててしまうなど、都留から成長を求められている。都留の妻からも「尾身、ちゃんとしろ」とハッパを掛けられている。相方の結婚を機に尾身が一皮むけるかにも注目だ。

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