宇多田ヒカル、母・藤圭子さんの命日に１０年での「学び」をつづる「対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける」

歌手の宇多田ヒカルが２２日、自身のＸ（旧ツイッター）を更新。母で歌手だった藤圭子さんの命日に、「死に正しいも正しくないも自然も不自然もない」などとつづり、母の死と向き合った１０年で考えたことを振り返った。

宇多田はこの日、「自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの１０年で学んだこといろいろ」と切り出し、「死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って『ああしていれば』『なぜ気づかなかった』と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから」と投稿。

そのうえで「人が何を感じてどんな思いでいたか、行動の動機やその正当さなんて、本人以外にはわからない。わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ」と強調し、「『理解できないと受け入れられない』は勘違い（恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態）で、『受け入れる』は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること」とつづった。

さらに「人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける」とし、「参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった。みなさん良い一日を」と結んだ。

外部サイト 「第３６回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」ＢＥＳＴ３０お披露目第２３回準グランプリ黒羽麻璃央が激励「素直さを大事にして」 市川團十郎が「観光大使で９年間３億円の荒稼ぎ」市が税金の無駄遣いと非難されないよう?もらった分?の汗流せばいい ラランド・サーヤの「祖父母全滅なう」にフォロワーからお悔やみの声続々「天国から見守ってくれるね」「ゆっくり休んで」

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