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片岡鶴太郎が明かした「ヨガ離婚」の真相「お互い好きなことを」
〈「若い頃は性欲という“悪魔”にも悩まされたけど…」片岡鶴太郎(68)が「老いるっていいな」と思えるようになった理由〉から続く
「『ヨガ離婚』ってね……(苦笑)。あのとき言われましたけど、全然そういうのじゃなかったですね」
《特別グラビア》「すごくガリガリです…」20年前の鶴太郎さんと、ヨガを極めた鶴太郎さんを見比べる(50枚)
今年でヨガを本格的に始めてから12年になる片岡鶴太郎さん(68)。2017年にはあまりの熱中ぶりから「ヨガ離婚」という言葉も囁かれたが、その真相はいかに?新刊『老いては「好き」にしたがえ!』を出したばかりの鶴太郎さんに「離婚の真相」と「ヨガへの思い」について直撃しました。(全2回の2回目/前編を読む)
片岡鶴太郎にとって「ヨガ」とは何なのか?©細田忠/文藝春秋
◆◆◆
「ヨガほど気持ちの良いものはない」
――鶴太郎さんが「ヨガ」を始めたきっかけは、瞑想に興味を持ったことだったんですよね。
鶴太郎そうです。瞑想というのはヨガの中の最終的なブロックであるということを先生に言われたので、マンツーマンで1から学んでいきました。最初は1日6時間、2日で12時間です。
まず、「ヨガは宗教ではありません。どちらかと言うと科学であり哲学です」ということを言われました。そこから実践を交えながら、ヨガとはどういうものかを教えてもらいました。体を整えてから精神を整えるんです。毎日これを続けてくださいって言われて、それから私は12年間、1日も休んでないです。
――途中で「よくわからない」とか「つらい」と思ったことはなかったんですか?
鶴太郎最初のうちは瞑想をやっていても、正解かどうかわからないし、手探りでしたね。1〜2カ月はそんな感じでした。でも、そのうちに体の感覚がなくなって、心が穏やかになるのがわかってくるんです。頭もすっきりしてものすごく気持ちが良いんですね。
あの気持ち良さっていうのは、お酒とかセックスとか、そんなのは比じゃないです。仙人っていうのはこの快感があるから生きていけるのかなと思いますね。それぐらい気持ちが良いです。
――なるほど。毎日何時間もヨガに打ち込んでいるというと、禁欲的に真面目にやっているイメージがあったんですが、それで実際に心地よくなるからできているというのもあるんですね。
鶴太郎もちろん、もちろん。私はそんなにストイックな人間じゃありませんから。やっぱりヨガやってるときはめちゃめちゃ楽しいし、気持ちが良いんですよ。その多幸感と充実感は、これを超えるものはないっていうぐらいすごいんです。
――一時期、鶴太郎さんがヨガをやっていることがバラエティ番組でも面白おかしく取り上げられたりしたことがありましたね。それだけ真剣にやっていて、テレビで芸人さんにイジられたりするのには抵抗はなかったですか?
鶴太郎バラエティに出るのはわかりやすいじゃないですか。だから、最初はヨガを広めるためにあえてその方法を取ったんですね。私自身もただ真面目にやるのは照れもあるから、そういうのもいいかなと思ったんです。でも、一回ガーッと出てからは一切やっていません。
「離婚の原因はヨガではない」
――ヨガを続けていると悟りの境地に入ってしまって、性欲もなくなるんじゃないかというイメージがあるんですが、実際のところはいかがですか?
鶴太郎性欲はもうあんまりないですね。でも、ヨガの呼吸法ではお尻の穴をぐっと締めていくので、括約筋が鍛えられていると思うんです。だから、もし私にパートナーがいたら、それはもう、すっごいことになるかもしれない(笑)。でも、もう離婚して6年経ちますけど、ずっとガールフレンドもいないですからね。相手がいたら文春さんに追っかけてもらいたいんだけど。
――1年前のインタビューでもそういうお話をされていましたが、それ以降も変わっていないんですね。
鶴太郎そうですね。付き合いたいな、一緒にいたいな、っていう人が出てきたら声をかけたいと思うんですけど、全然いないんですよ。ご縁があったら出会うだろうというふうに思っているから、自分から出歩いて探したりもしていないです。
――2017年に離婚されたときには、鶴太郎さんがヨガで注目されていたこともあって「ヨガ離婚」などと言われたりしていましたが、ヨガが離婚の原因というわけではないんですよね。
鶴太郎「ヨガ離婚」ってね……(苦笑)。あのとき言われましたけど、全然そういうのじゃなかったですね。もともと私は絵を描いたりするための部屋を持っていて、家族とは別々に生活していたんです。
子供たちが独立して、自分も還暦を迎えることになって、これからどうやって暮らしていくかと考えたときに、また一緒に2人で暮らすことはできないなと思ったんです。
それなら一回、結婚を卒業して、お互い好きなことをやっていけばいいか、ということになったんですね。もちろん生活のこととかは今まで通りにするから、ということで。
――今回の本って一見すると「歳を取ってからも趣味を持って人生を楽しみましょう」みたいな感じがするんですが、実際には鶴太郎さんがやっていることってもはや「趣味」という感じではないですよね。
鶴太郎趣味じゃないですね。趣味だったらここまでやらないです。要は、自分はなぜ瞑想をやりたいと思ったのか、その真理を見たいだけなんです。そこに何があるのかを求めているから、毎日毎日やる。
――では、絵を描くのも、描きながら真理を探っているような感じなんでしょうか?
鶴太郎それはありますね。モチーフもどんどん変わってくるし。描きたいものしか描いていないので、出来上がった作品を見て「ああ、いま俺はこれを描きたかったのか」って思うんです。絵を見ることで自分を見つめるっていう感じなんですね。
――描きたいものを最初に決めている感覚ではなく、描き上がってから気付くんですね。
鶴太郎ええ、だから絵を描くのはずっと自分と対話してるようなものなんですよね。ここの色をどうする、もうちょっと薄い方がいいか、濃くするか、って自問自答しながら決断していくんです。だから、他人と話すよりも自分と対話している方が面白いし、一番興味があるんですよね。
「ヨガのおかげで体の衰えも感じない」
――この本では主に60代になった鶴太郎さんの生き方について書かれていましたが、今は68歳で、もうすぐ70代に入りますよね。そんな今の時点では加齢による体の衰えは感じますか?
鶴太郎それが元気なんですよね。やっぱりヨガを毎日やっているから、筋肉も使っているし、結構体を動かしているんです。毎日毎日続けることによって体ができてくるので、恐らく70になっても80になってもヨガはできると思うんです。
健康の秘訣って、食べるものと運動と、あとはいかに前向きでいるかっていうことですよね。その3つを実践しているから、元気でいられるんだと思います。
――では、これから70代、80代になっても、朝起きてヨガをするというこのルーティンを続けていくんですね。
鶴太郎恐らくヨガに代わるものはないですからね。朝にヨガをやって、朝食をとって、それから撮影に行ったり絵を描いたりっていうことは続けていくんじゃないかと思います。
(ラリー遠田)
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