人気漫画「ゴールデンカムイ」の実写映画が、2024年1月19日に公開されることが発表された。主人公・杉元佐一役を演じるのは山崎賢人（28）、アイヌの少女・アシリパ役は山田杏奈（22）で、他にも玉木宏（43）、眞栄田郷敦（23）、大谷亮平（42）といった共演者の名前も発表された。

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山崎といえば、かねてより指摘されていたが、「ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない第一章」や「斉木楠雄のΨ難」「四月は君の嘘」「ヲタクに恋は難しい」など、“山崎賢人実写化主演しすぎ問題”で、特に今回は圧倒的に筋肉が足りず体の線が細すぎるため、「さすがにイメージに合わないのではないか？」という原作ファンの懸念が拭えないようだ。

SNSでは「また山崎賢人」がトレンド入りし、

《山崎賢人さん、好きな俳優さんですよ。でも、キングダムのイメージ強すぎて…。しかも脚本と音楽までキングダム関係。いつも似たようなメンバーで実写版映画を製作している気がする》

《どうせ山崎賢人だろうなと思っていたのでなんの感慨もない。邦画のダメな部分がどんどん煮詰まって結晶みたいになってる》

《Netflixのサンクチュアリのようにほとんど聞いたことがないけど、役柄にバッチリはまって、見応えのある演技をする俳優さんもいるわけだから、同じ俳優さんばかりではなく、光る原石を発掘するという姿勢があればいいのに》

とキャスティングに新鮮味がないという指摘も相次いだ。

■「キングダム」は三作目も好調だが…

「人気漫画の実写化主演は、話題性はあるものの原作ファンに受け入れられない可能性もあり、主演俳優はリスクも伴います。そんな中で、山崎さんが主演を務める『キングダム』は、三作目が公開されても勢いが落ちることなく好調です。だからこそ『キングダム』のイメージが定着した山崎さんでは、《既視感があるゴールデンカムイになってしまうのでは？》という不安もファンにはあるのでしょう」（映画関係者）

またアリシパは原作の作中の描写では10代前半の少女とされているが、演じる山田は22歳で、本人も「年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じた」とコメントしている。原作ファンからは《原作改変してまで彼女をキャスティングした理由を知りたい》という声も上がった。

「ゴールデンカムイは、アイヌの民族などのキングダム以上にコアな原作ファンが多いですし、こちらも山崎さんが実写化で主演したジョジョのようにファンの愛が強くなりがちな作品なので、ファンはより厳しい目で見ると思います。最近は良質な作品が映画館に行かずとも、NetflixやAmazonプライムなどで見ることもできます。地上波ドラマに通じることですが、無名の俳優がオーディションで抜擢されるような話題性の作り方も減り、リスクの少ないキャスティングばかりで、ますます映画から足が遠のく一因となってしまっているかもしれませんね」（同）

もはや2.5次元俳優とも称されている山崎だが、今回の実写化主演は吉凶どちらに転ぶか……。

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