お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣が８月２９日放送のテレビ朝日系「証言者バラエティアンタウォッチマン！」（火曜・午後１１時４５分）に出演。絵本作家など多方面で活躍する西野は、大物タレントの一言で運命が大きく変わったことを明かした。

西野が描いた絵本「えんとつ町のプペル」が業界では異例の７０万部を売り上げ、映画化されるなど大ヒット。ビジネス書の売り上げは、累計１００万部を突破したという。

西野は独学で絵を描き始め、２００９年にデビュー作「Ｄｒ．インクの星空キネマ」を出版。すべて０・０３ミリのボールペンで描き、制作期間は約５年要した。

西野と１５年以上の付き合いがあり、当時を知る元テレビ東京のテレビプロデューサー・佐久間宣行氏は「絵本を描き始めた頃はよく覚えていて、まだ細いペンでガリガリ描いて、毎日楽屋で描いて、それを持ってロケ場所からロケ場所に行く。基本的に毎日１０キロ走っていた」と振り返った。

最初に見た絵本は「細密画みたいですごいクオリティー」だったというが「そこまで売れたわけじゃない、かけた時間の割には。それを改善しながら結果出していったのはすごいなと思います」と称賛した。

実は西野が絵を始めたのは、タレント・タモリに「お前、絵を描け」と言われたのがきっかけだったという。ＭＣの「サンドウィッチマン」の富澤たけしは「なんで、タモリさんは最初に絵を描けって言ったの？」と聞くと、西野は「『いいとも』でつながりはあった。自分それまで絵とか描いたことがなかったので、絵が得意だったからじゃない。（タモリに）飲みに行くぞと急に呼び出されて、神妙な面持ちで第一声『お前、絵を描け』って」と説明。

ＭＣの「アンタッチャブル」山崎弘也は「タモリさんはなんで、そんな絵に…？」と不思議がると、西野は「後で聞いたんですけど『お前は絵が描けるようになるから描け』と。その性格だったら、描けるようになると」と答えた。ＭＣの伊達みきおも、タモリの“努力を続けられる性格”を見抜いた慧眼に「凄いな」と驚いた。

絵の中でも絵本を選んだ理由は「絵をきっかけに本当に世界をとりにいこうと思った。考えた時に、大資本３００億円かけられてしまうとか、そういうゲームにいっちゃうと勝ち目がない。ここだったらフェアにいけるかも」と話した。

外部サイト 【写真】西野に「絵を描け」と勧めた大物タレント 【写真】キンコン西野亮廣の３階建て自宅がスゴい！らせん階段＆壁一面の本棚「リアル絵本の世界」と反響 【写真】西野亮廣、５０００万円で購入した飛行機を公開

• 
•