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女優・小芝風花（26）の勢いが止まらない。

’12年にフジテレビの『息もできない夏』でドラマデビューを果たした小芝。’20年放送の『妖怪シェアハウス』（テレビ朝日系）で民放連ドラ初主演を務めて以来、’21年には『彼女はキレイだった』（フジテレビ系）でザテレビジョン主演女優賞を獲得するなど、順調にキャリアを積み重ねている。

その勢いは今年に入り、さらに増している。４月期の『波よ聞いてくれ』（テレビ朝日系）、７月期の『転職の魔王様』（カンテレ・フジテレビ系）に続き、10月からは『フェルマーの料理』（TBS系）への出演が発表され、３クール連続で主演・ヒロイン役で連ドラ出演が決まったのだ。

「『波よ聞いてくれ』では、膨大なセリフ量とマシンガントークが見どころの難しい役でしたが、見事に演じ切りました。過去の作品からみても今までとは正反対と言える破天荒なキャラを好演し、役柄の幅の広さと演技力を示したことで、彼女を起用したいという業界内の声が一気に増えました。さらに、連ドラはクランクインからクランクアップまで、３ヵ月以上も拘束されますので、３期連続の連ドラ出演は異例中の異例。彼女への信頼度の高さのあらわれと言えますね」（芸能プロ関係者）

その表情にも充実の色がうかがえる。現在出演中の「日清MCTオイル」新CMの発表会では緑のワンピースに白のノースリーブジャケット姿で登場。会場に詰めかけた大勢の報道陣を前に、チャーミングな笑顔でCM内容や商品について伝えていた。CM起用について関係者は、「非常に明るく、元気はつらつとした人柄で、彼女しかいないだろうということで出演をお願いした」と語った。演技力もさることながら、人柄の良さと好感度の高さも彼女の魅力の一つなのだろう。

「今までは清純派としての印象が強いこともあり、どことなくキレイな演技に終始してしまい、結果として『小芝風花にしか出せない色がない』という印象でした。ただ『波よ聞いてくれ』を筆頭にした主演作で、その天真爛漫さが良い意味で、コミカルでバカっぽい、真っ直ぐなキャラクターにハマることを証明できました。同年代の男女問わず好感度も非常に高いので、業界内ではすでに『第二の橋本環奈』との声も出ていますよ」（前出・芸能プロ関係者）

小芝の快進撃はこれからも続きそうだ。

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