会見中に水を飲む東山紀之（写真・時事通信）

9月7日、ジャニーズ事務所は故・ジャニー喜多川氏の性加害問題についての外部専門家からの調査報告を受けて、記者会見を開いた。

出席したのは、藤島ジュリー景子社長と「ジャニーズ・アイランド」社長の井ノ原快彦、そして所属タレントの東山紀之と、弁護士の木目田裕氏だ。

会見冒頭、藤島社長は性加害問題を事実と認め、謝罪。その引責として、同事務所の社長を退任し、後任には東山が就任すると発表した。

「喜多川氏の性加害を認め、謝罪させていただきます。被害に遭われた方々、心身ともにつらい思いをした方々に本当に申し訳なく思います」と述べた東山は、年内をもって芸能界から引退し、社長業に専念することを表明している。

6年以上にわたって、『サンデーLIVE！！』（テレビ朝日・朝日放送・メ〜テレ共同制作）のメインキャスターを務めている東山だが、この日は“同業者”から厳しい質問が相次いだ。

以前から性加害を認識していたのかを問われた東山は、「暴露本が出ていて、噂としては知っていたが、喜多川氏を信じていた」と述べた。

新社長として、「ジャニーズ事務所」という名称の今後の対応について聞かれると、「たいへん議論した」と前置きして、「今後はそういうイメージを払拭できるほど、みんなが一丸となって頑張っていくという判断を今はしております」と明かした。

テレビ各局が生中継し、大きな話題となったこの会見で、東山の意外な部分に注目が集まった。

「会見登壇者にはグラスに入った飲料水が用意されていました。それを東山さんが質問に答えるたび、飲む姿がインターネット上でクローズアップされたんです」（週刊誌記者）

会見の最中の「X」（旧Twitter）上では、こういった声が多く聞かれていた。

《東山さん水を飲む手が震えてた》

《誰か東山さんのコップに水いれてあげて》

《もう水飲みきっちゃうじゃん》

《すっげー緊張してるんだろうな水の進みが早い》

《ジャニーズの会見の東山答えるたびに水飲んでるのおもろい》

会見は開始から1時間30分以上たっても質問が途切れず、質疑応答が続き、各テレビ局もたまらず、会見途中にCMをはさむなどの対応をしていた。

「これまでのトップだった藤島社長が答えるのかと思いきや、東山さんが質問に対して“今後の方針”として答える場面が、非常に多かった印象です。そのため、喉も乾いてしまったのでしょう。

1979年にジャニーズ事務所からデビューし、今年、芸能活動44年めを迎える東山さん。多くの映画・ドラマの出演にとどまらず、舞台で幾度も主演を務めてきた彼にとっても、経験したことないプレッシャーだったということでしょう。

さらに、非難轟々のなか、未経験の『経営』をまかされるとあって、これから受ける重圧も壮絶なものになると容易に想像できます」（芸能記者）

今後のジャニーズ事務所を引っ張っていく存在として、つかの間の“給水”を取る余裕もなくなりそうだ。

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