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「ジャニーズ事務所は1年間報酬をいただきません」...そもそもいくらもらっていたのか?「某トップアイドル」の「給与明細」を公開 では

「ジャニーズ事務所は1年間報酬をいただきません」...そもそもいくらもらっていたのか?「某トップアイドル」の「給与明細」を公開 では (全2枚)

ジャニーズ事務所が突如発表した「報酬はすべてタレントにわたす」宣言。でもそもそも、ジャニーズのトップアイドルっていくらもらっているの?誰もが気になっていた疑問を初めて解き明かす。

「ただのすり替え」の指摘も

「今後1年間、広告出演並びに番組出演等で頂く出演料は全てタレント本人に支払い、芸能プロダクションとしての報酬は頂きません」

藤島ジュリー景子氏(57歳)、東山紀之氏(56歳)らによる会見から6日後の9月13日、ジャニーズ事務所がホームページ上に掲載した声明が物議を醸している。再発防止と被害者補償に努めるとしているジャニーズとしては、”誠意”を見せたつもりなのだろうが、発想がすでにズレているとの声もある。

元NHK解説委員でメディアアナリストの鈴木祐司氏が言う。

「『報酬は受け取りません』というのは、その場しのぎにしか見えません。社名の変更はしたくないし、創業家のジュリーさんを経営陣に残したい。そんな本音を隠すために、形だけ謝意を示したということでしょう。

商取引上、タレントを管理している事務所が報酬を受け取らないなんてありえない。問題のすり替えに過ぎず、一般社会の感覚と大きくズレていると言わざるをえない。これではスポンサー企業に対して、何の効果もありません」

こういった批判を重く見たのか、ジャニーズ事務所は19日、社名変更を検討していることを発表した。ただその前に、気になることがある。それは、ジャニーズ事務所が「頂かない」としたタレントの報酬がどれほどあるのか、ということだ。

驚きの広告出演料

関連記事『「全ての権利は太陽系全域において、事務所に独占的に帰属する」だって!?...ジャニーズ事務所の「専属契約書」の中身が予想の遥か上だった』でジャニーズ事務所の「専属契約書」を詳報した本誌は今回、新たにタレントの「給与明細」を入手した。これは、10年以上にわたりジャニーズに在籍した、誰もが知るトップアイドルの約1年間分の明細である。

特定を避けるため、具体的な時期や企業・番組名を記すことはできないが、数字はすべて実際に支払われた金額に即したものだ。〈御支払通知書〉と題された給与明細のなかで、まず金額が大きいのは、やはり広告出演料である。

前術の記事で詳報したとおり、ジャニーズ事務所は売り上げの50%を「経費」としてまず取得し、残りをタレントと折半するという契約を結んでいた。つまり、タレントには売り上げのうち25%しか入らないシステムになっているというわけだ。しかし広告出演料の場合は、経費をスポンサー企業側がもつためか、報酬をそのまま折半している。ある年の給与明細はこうだ。

・6月支払い分
大手食品メーカー広告出演料→1500万円(金額は税抜き、以下同)
・7月支払い分
大手飲料メーカー広告出演料→1100万円
・9月支払い分
大手電機メーカー広告出演料→1100万円

このアイドルは人気グループにも所属していたが、グループとして広告に出演した際は、当然、個人の取り分は減る。

・2月支払い分
ファッションブランドTVCF出演料→100万円
・7月支払い分
大手小売企業広告出演料→375万円
・10月支払い分
大手化粧品メーカー広告出演料→375万円

歌番組は2000円

続いて、テレビの歌番組の出演料。テレビのギャラは、経費として事務所が50%を抜き、残りをタレントと折半している上、宣伝という意味合いもあるのか、金額は極めて安くなっている。

・1月支払い分
キー局長寿歌番組→2000円
・5月支払い分
キー局人気歌番組→1200円
・8月支払い分
キー局人気歌番組→4100円

といった具合だ。一方、バラエティなど歌番組以外だと若干高くなる。

・5月支払い分
キー局ゴールデン帯名物ゲームバラエティ→20万円
・6月支払い分
キー局大人気コント番組→11万2500円
・11月支払い分
キー局平日昼の情報番組→1万2500円

Photobygettyimages

ちなみに、入手した期間の「給与明細」には連続ドラマや映画の出演料の記載はなかったが、民放キー局のスペシャルドラマには出演。そのギャラは35万円だった。

雑誌の出演料

次に、雑誌の出演料。これは想像通り安い。

・2月支払い分
女性カルチャー誌→2500円
・5月支払い分
女性ファッション誌→5000円
・9月支払い分
テレビ情報誌→1万1900円

そして気になるのが、ファンサイトの収入だ。

「Johnny'sWeb」という所属タレントのブログなどが楽しめる月額制サイトからの収入がそれに当たると思われるが、額はすべての月で100万円を少し超える程度だった。

広告、バラエティやドラマなどのテレビ番組、雑誌、ファンサイト、これらがジャニーズタレントの主な収入源である。このアイドルの場合、広告出演料が入らなかった月の収入は200万円前後、広告が入ると500万〜1800万円を超える月もあった。

「ジャニーズ事務所は1年間報酬をいただきません」...そもそもいくらもらっていたのか?「某トップアイドル」の「給与明細」を公開 では Photobygettyimages

これらに加え、ジャニーズタレントには楽曲の印税も支払われる。印税は、ジャスラックが定めた6月、9月、12月、3月の4期に分けて支払われていると見られ、期によって200万〜600万円台で推移している。カラオケの定番ソングとなっている楽曲も持っているアイドルで、この金額だ。

月によっては、コンサート収入(約340万円)が入るケースもあるため、合計すると、1億円近い年収がタレントに支払われていることになる。

後編記事『ジャニーズ事務所の「驚愕の総資産額」と業界でささやかれる「ACのCMが流れたら終わり」の意味』に続く。

週刊現代2023年9月30日・10月7日合併号より

「ジャニーズ事務所は1年間報酬をいただきません」...そもそもいくらもらっていたのか?「某トップアイドル」の「給与明細」を公開 では 外部サイト ジャニーズ事務所の「驚愕の総資産額」と業界でささやかれる「ACのCMが流れたら終わり」の意味 「全ての権利は太陽系全域において、事務所に独占的に帰属する」だって!?...ジャニーズ事務所の「専属契約書」の中身が予想の遥か上だった 「売上の75%が事務所の取り分、残り25%をメンバー人数で配分する」「契約破棄もできない⁉」...性加害問題に続くジャニーズ事務所の「専属契約書」問題

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