「関ジャニ∞」の丸山隆平が３０日、ＴＢＳ系「サタデープラス」（土曜・午前７時５９分）を卒業した。

丸山は２０１５年４月４日の番組スタートからＭＣを務めてきた。最後の出演に冒頭で「あんまり実感ないんですけど、あまりにも現場にいらっしゃるスタッフさんの数がいつもの何倍ぐらいいらっしゃっているのか、と。そうなってくるとこっちもいろいろドキドキして、初回みたいな緊張感があります」と明かし「初回からお世話になっているスタッフさんも来てくださって。今日から始まるのかな？みたいな」と笑わせていた。

丸山は、視聴者が誰かに伝えたい「ありがとうの一枚」を紹介する「あなたが伝えたいありがとうの一枚」で自身がスタッフへ向けた「ありがとうの一枚」を披露し「サタプラスタッフへ拍手」と感極まりながら感謝のメッセージを読み上げた。

写真は８月に番組でハワイへロケへ行った時のスタッフとの写真だった。続けて丸山は、エンディングで「自分というよりは、本当にスタッフさんの熱量だったりとか応援してくださっている視聴者のみなさまの熱量のおかげで…僕、そんなＭＣっていうようなキャラクターじゃない、どっちかといったら一発ギャグやったりとかメンバー、ゲストに支えてもらってやっと立てるような人間なので、本当に何ていうのかな…」と絶句し「うれしいですよ。すごく感謝の気持ちでいっぱいです」と言葉を絞り出した。

さらに「８年半ですか…いろんなふうに成長させてくれてありがとうございます。８年半前とは自分も想像もつかないような思いもつかないような景色もたくさん見させていただきましたし、ほんの数ミリですけど、僕という、まだたかが今年４０歳ですけど、４０年の中でのすごく濃厚な８年半でした」とし「この番組に誘ってくれた一番最初の総合ディレクターの林さん…ごめんなさい…これは個人的な思いであれなんですけど、本当に感謝でいっぱいなんで」と声を震わせた。

続けて「でも、サタプラは明るくなければいけないし、どんなニュースが世間で起こってても、この番組見たら安心できたり、元気になれるような番組にしましょうってスタッフさんがそういうふうな番組にしつらえてくださったので、おかげで僕も土曜日の朝は、こうやってリセットさせてもらって、元気にさせてもらって、僕が元気届けなきゃいけないのに、視聴者のみなさんだったり、スタッフさんに元気もらって、いろんな僕をあんまりテレビでは見せられないような面とかを本当に変わらずにどのスタッフさんも支えてくださったので、これで終わりじゃなくて、ここで学んだこととか楽しかったことを糧に明日からも…別に人生終わるわけじゃないからね…頑張っていきたいと思います。８年半ですけれどもみなさんありがとうございました」と感謝するとスタジオは大きな拍手に包まれた。

後任は「Ａぇ！ｇｒｏｕｐ」の正門良規（まさかど・よしのり）が就任する。最後に丸山は一発ギャグを要求され「正門、がんばれよ」とメッセージを送り番組は終了した。

同番組は１５年に丸山と小堺一機、小島瑠璃子の３人をＭＣに起用してスタート。２０年３月で小堺が、２２年９月で小島が番組を卒業し、その後は丸山とサブＭＣの清水麻椰アナウンサーで進行してきた。

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