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警察に“家出少女”と間違われ、繁華街ではナンパの嵐…可愛すぎる「女装男子」の知られざる日常

警察に“家出少女”と間違われ、繁華街ではナンパの嵐…可愛すぎる「女装男子」の知られざる日常

【写真を見る】女子高生から美少女戦士まで…クオリティが高すぎると評判の“男の娘”さくらさんのコスプレ七変化

SNSでかわいい女装男子が急増

近年、コスプレ写真などをネットにアップするコスプレイヤーが増加し、クオリティの高さが話題になっている。そうしたなか、急増しているのが女装写真をアップする“男の娘”だ。彼らもまた、そのクオリティの高さが話題になっているのである。

なぜ、クオリティの高い女装男子が増えているのだろうか。かわいさを表現するために日頃心がけていることや、美容への気遣い、服装やメイクなどの研究をどう行っているのかなど、気になるところだ。

知られざる女装男子の世界について、“アイドル活動”の経験もある「さくら」さんに詳しいお話を伺ってみた。

警察に“家出少女”と間違われ、繁華街ではナンパの嵐…可愛すぎる「女装男子」の知られざる日常 女装男子のさくらさん

年齢は“永遠の17歳”

――さっそくですが、さくらさんのプロフィールを伺いたいのですが。

さくら:性別は男です(笑)。普段はIT系のお仕事をしていて、最近は在宅ワークが多いですね。年齢は……、“永遠の17歳”ということにしておきましょうか。

――女装を始めたきっかけはなんでしょうか。

さくら:物心ついたころから女の子が好きで、かわいいものが好きでした(笑)。アニメもかわいい女の子のキャラが出てくる作品が好きで、『カードキャプターさくら』のような魔法少女ものを好んで見ていましたね。そして、最初の女装はコスプレがきっかけでした。2014年頃、仕事に疲れていて、現実逃避のために手を出したのが最初です。最初のコスプレは『美少女戦士セーラームーン』のセーラーマーキュリーでした。セーラー戦士ってかわいいじゃないですか。セーラー服なのにレオタードっぽいし、手袋やブーツもフェチ的な要素をくすぐるものがありました。

――女装をしたご自身の姿を見て、いかがでしたか。

さくら:よくありがちなのですが、「これが僕?」みたいな感じで驚きました。後で自撮りをした写真を見て、ハッと我に返ったりはしましたが、自分でも結構かわいいと思ったんです(笑)。もちろん、今見ると完成度はそこまで高くないんですよ。でも、ぜんぜん似合っていないわけではなかったし、純粋に楽しいと思ったので、いまも続けている感じです。

――ちなみに、影響を受けた女装男子さんはいらっしゃいますか。

さくら:自分ですね(笑)。自分がかわいいと思う姿を、追求していった感じです。

SNS投稿を機に、女装への情熱が加速

――ネットに写真をアップしはじめたのはいつでしょうか。

さくら:Twitter(現:X)をはじめたころは、自宅で自撮りした写真をアップしていましたが、次第にフォロワーも増え、幅広いつながりができました。コスカラ(コスプレをしてカラオケをすること)をしませんかと誘われてからは、外でもコスプレをするようになりましたね。ほどなくして被写体にもなったのですが、撮影中はなかなか快感でした。あと、東京の板橋で「男の娘」をテーマにした同人誌即売会があったんですよ。コスプレできるエリアもあって、初心者も参加しやすい雰囲気で。会場ではみんな同じ立場なので仲良くなり、他のイベントにも行くようになりました。

――かわいさを表現するために日頃心がけていることや、美容への気遣いについても知りたいですね。

さくら:正直、そんなにこだわっていることはなくて、むしろ自然体でいるようにしています。体形を維持するために、そろそろ運動しないとまずいなと思っていますが、そのくらいですね。メイクの参考にしているのは、ウェブサイトとYouTubeの動画ですが、僕が女装を始めた頃はそれらもなかったので、女装イベントの更衣室で他人のメイクを見て研究し、次回以降に取り入れていました。メイクは慣れもあると思うんですよ。アイラインを引くにしても、昔はがたがたで下手だったのですが、回数を重ねるとスッとようになるんです。

――あと、さくらさんは自撮りが本当にかわいらしいですよね。映える写真を撮影するコツを掴んでおられると思いました。

さくら:盛れる角度って、人それぞれ絶対にあると思うんですよ。僕だったら右斜め上から撮った感じ。それは撮影を続けていて、見つけた角度ですね。

普段も女装をして出かける

――Xにアップしている写真を見ると、コスプレのほかに、ロリータ服が多いですね。

さくら:ロリータのなかでも、ブランドで言えばAngelicPrettyなどの“甘ロリ”系が好きです。厳密に言えばロリータ服ではないかもしれないですが、Amavelさんの服も好きで普段着としてよく着ていますし、いわゆる地雷系の服も一つ持っていますね。コスプレ衣装は数十着持っています。

――コスプレは、ゲームからアニメまで多岐に渡っていますよね。好きな作品やキャラを教えてください。

さくら:コスプレでは、今は『美少女戦士セーラームーン』の“ちびうさ”をよくやっています。ツインテール、ピンク系、背の低い女の子が好きなんです。あとは、『ラブライブ!』だとにこにー(矢澤にこ)、『カードキャプターさくら』のさくらちゃん、『ウマ娘プリティーダービー』ではスマートファルコンやニシノフラワー、『【推しの子】』だと有馬かなちゃん。自分の好きな属性のコスプレをしている感じです。

――さくらさんは、普段から女装で出歩いているんですか。

さくら:どこかに出かけたり、人と会うときは女装します。今ではすっぴんが恥ずかしいと感じるように。コスプレイベントの更衣室でメイクに時間をかけるのが面倒だったので、家からメイクしていこうと思い、女装のまま外出するようになりました。

女装をしているとお酒が買いにくい

――女装を始めてから、以前には味わえなかった体験もたくさんされたのではないでしょうか。

さくら:コンビニやスーパーでお酒を買うときに、よく年齢確認されますね。身分証を出しても信じてもらえずに店長に尋問されて、「大人なんです!大丈夫なんです!」と説明してようやくわかってもらったこともあります。僕はお酒が好きなのですが、女装をしているときは買いづらいし、補導されやすいですね。大きめのリュックを背負って移動していたときは“家出少女”に間違われたこともあります。僕が男だと言うと、警察官もびっくりしますね。僕も警察官を前にだいぶびびっていますけれど(笑)。

――さくらさんが男だと気づかず、男性から声を掛けられることはありませんか。

さくら:池袋に出ると、ほぼ毎回、10割の確率で声を掛けられます。怪しい人とか変なお兄さんから声を掛けられやすいかな。基本的にスルーするので相手がどんなことを言ったのかほとんど覚えていないのですが、「服を買ってあげるから遊ぼうよ」とおじさんに声をかけられたことは覚えています。一瞬揺らいじゃいましたけどね(笑)。僕はおじさんに好かれやすい傾向があるようです。

――そうなんですか(笑)。

さくら:実は、コロナ禍前までとある男の娘アイドルグループに所属していたんですよ。ライブやお渡し会をやっていて気付いたのですが、メンバーによってファンの属性が違っているんです。僕はかわいい系のポジションだったせいか、おじさんから好かれる。きれい目の方は女性からの人気も高かったですね。

女装をきっかけに人生が楽しくなった

――昨今、なぜ、こんなにかわいい女装男子が増えているのでしょう。

さくら:昔に比べて情報がたくさんあるし、イベントなどの機会も増えているので、女装をするハードルが下がったと感じます。Xの効果やインスタなどSNSの影響力も大きいでしょう。みんな、自分が着たい服を着て、自分の好きな格好をしはじめているんだなと思います。

――女装をするようになってから、交友関係も広がり、さくらさんの毎日は充実してそうですね。

さくら:もともとゲーム好きで、家でずっとゲームばかりやっているほどインドア系でした。女装やコスプレをするようになってから外出するようになりましたし、友達も増えました。家に籠もっていたら、そういうリアルなつながりはできなかっただろうなと思うと、女装をきっかけに人生が楽しくなったと感じています。

――今後はどんな活動をしていきたいとお考えですか。

さくら:メディアとかに少しずつ出られたらいいなと(笑)。男の娘アイドルはもうやらないと思いますが、ライブをやっているときにMCで鍛えられたので、トークイベント的なものにぜひ呼んでいただけたら。あ、もちろんアイドル活動を始める前は人前で話すなんて、大の苦手でしたよ。だから、女装を通じて、僕の内面も大きく変わったと思います。

山内貴範(やまうち・たかのり)
1985年、秋田県出身。「サライ」「ムー」など幅広い媒体で、建築、歴史、地方創生、科学技術などの取材・編集を行う。大学在学中に手掛けた秋田県羽後町のJAうご「美少女イラストあきたこまち」などの町おこし企画が大ヒットし、NHK「クローズアップ現代」ほか様々な番組で紹介された。商品開発やイベントの企画も多数手がけている。

デイリー新潮編集部

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