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再来年の大河ドラマ主演、横浜流星の名前の不思議 横浜出身なのに「名字のルーツ」は横浜ではなかった!?

再来年の大河ドラマ主演、横浜流星の名前の不思議 横浜出身なのに「名字のルーツ」は横浜ではなかった!?

再来年、2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」で主人公の蔦屋重三郎を演じることが発表されている横浜流星。芸名のように思えるが、実は本名だ。本人も横浜出身で、いかにもという感じだが、実は「横浜」という名字のルーツは横浜市ではない。

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名字の多くは地名に由来している。公家の世界では邸宅や所領のあった場所や、建立した寺院を家号として名乗ったのが名字の始まり。一方、武家では自らの所領を明らかにするために地名を名字として名乗った。

こうした習慣はやがて庶民の間にも広がって、自分の住んでいる場所の地名を名字として名乗るようになった。従って、名字のルーツを探る場合は、明らかにそれ以外(方位とか地形とか)でない限りは、名字と同じ地名を探すのが基本だ。

そういう観点からも、「横浜」という名字のルーツは横浜市がルーツと思ってしまう。しかし、名字が生まれたのは平安時代後期頃。そして、鎌倉時代から戦国時代にかけて各地で多くの名字が生まれた。江戸時代になると新しい名字の誕生は少なくなり、明治初期の戸籍制度の制定後は新しい名字をつくることができなくなった。

つまり、現在の名字のほとんどは江戸時代までにできている。戸籍制度ができた時に庶民の多くが適当に名字を作成したというのは誤りで、今では江戸時代の農民も名字を名乗っていたことがわかっている。

さて、現在の横浜市が発展したのは、幕末に幕府によって開港されてからだ。

東海道も神奈川宿、戸塚宿、保土ヶ谷宿と通り、横浜は街道から外れた漁村だった。そもそも横浜とは、伊勢佐木町から吉野町駅にかけて広がっていた釣鐘状の入江の出口に横に伸びる砂洲があり、これを「横浜」と読んだことが由来。現在の横浜は当時はほぼ海の中だった。江戸中期になると埋め立てて新田が開発されたが、それでも開港されるまではひなびた寒村だった。従って、この横浜に住んだことに因む「横浜」さんはほぼいない。

では、「横浜」のルーツはどこか、というと、陸奥国北郡に横浜村という地名があった。現在の青森県下北郡横浜町である。ここは南北朝時代にはすでにみえる古い地名で、戦国時代には南部氏の一族という横浜氏がおり、湊町として古くから栄えていた。

現在でも「横浜」という名字は青森県に多く、横浜町の隣の野辺地町では町で最も多い名字が「横浜」である。

◆森岡浩姓氏研究家。1961年高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。学生時代から独学で名字を研究、文献だけにとらわれず、地名学、民俗学などを幅広く取り入れながら、実証的な研究を続ける。NHK「日本人のおなまえっ!」にコメンテーターとして出演中。著書は「47都道府県名字百科」「全国名字大事典」「日本名門名家大事典」など多数。

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