お笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘が１８日放送のＴＢＳ系「水曜日のダウンタウン」に出演。番組の企画「説教の達人」に登場した。

「説教の達人」は後輩を説教中に、後輩には見えない背後にある電光掲示板にお題となる“ワード”が流れ、１０段階でレベルアップしていく“ワード”を取り込みながら説教を続ける企画。

尾形はお題のジャンル選択で「スポーツ」を引き当て笑顔。「サッカーやってたんで、他に何入っているか分からないですけど、いいの引いたと思いますよ」と自信を伺わせた。

説教のターゲットとして飲食店の個室に呼び出した後輩は、お笑いトリオ「かたつむり」のピーチ。カニクリームコロッケを食べながら、尾形は「カニクリームコロッケを塩で食うような人間になるな、お前。なあ、芸人がさ」と強引に説教を始めた。

続いて「声が小せえし。声を大きく張るのは絶対になっ！」とピーチの声量について“ダメ出し”。そこで電光掲示板にレベル１となる「イエローカード」のワードが流れた。尾形は「俺、何回かライブの時にやってんのよ。お前がしゃべっている時に、バーンと声を大きく張ったりして。もう『イエローカード』出てんだ、お前には」とワードを巧みに取り込んだ。

続いてレベル２のワード「サンドバッグ」が流れると、「お前はこのままでいったら、このままの状態で声小さくいったら、もう世間に小さい声で言うのが一番やばいから『サンドバッグ』のように絶対叩かれる。もうボッコボコよ、お前は」と、このワードもクリア。

その後、レベル３の「ホームラン」、レベル４の「ダブルボギー」、レベル５の「オフサイド」などをクリア。迎えたレベル１０のワードは「前頭筆頭」。ワードを何度もチラ見し、自信なさげな尾形は「ちゃんと俺はお前に売れてほしいから、お前はゼントウ…、ゼントウ…」と真剣な表情でピーチを指差し、「ゼントウフデアタマ！」と声を張り上げた。さらに「俺の代名詞なんだよ！俺が一番大事にしている『ゼントウフデトウ』っていうのが。もっと前に出て、頭を前に出すんだよ、みんなより。な、書けよ！筆で」と力説。

企画のＶＴＲをスタジオで見ていた「ダウンタウン」の浜田雅功は大爆笑。「シソンヌ」の長谷川忍は「読めないんだ」と言い、松本人志は「そうか、そっち分からへんねんな」とつぶやいた。

スタッフにネタばらしされ、「何がおかしかったですか？」と聞かれたピーチは「『ゼントウフデトウ』みたいのが…、マジで意味分かんないことずっと言っていて」と先輩芸人をいぶかしがった。尾形は「俺も分かってねえよ！お前」とキレ気味に声を張り、スタッフに「何なんですか、あれは？もうよく分かんないっす、あれは」と聞き返した。「前頭筆頭」についてスタッフが「あれは相撲の番付なんですけど、『まえがしらひっとう』」と説明すると、尾形は「あぁ、そういうことなの…」とうなだれていた。

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