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飲み代は月に100万、「もうこの人とはやっていけない」と離婚を考えたことも…妻・上島光が振り返る、上島竜兵と過ごした“28年の夫婦生活”

平成から令和にかけて、お茶の間の人気を博したお笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さん。2022年5月11日、61歳という早すぎる死に日本中が衝撃に包まれた。

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突然の訃報から1年3ヶ月が経った2023年8月、上島さんと約30年間連れ添ってきた妻の上島光さんが、エッセイ『竜ちゃんのばかやろう』(KADOKAWA)を出版した。

「竜ちゃん(上島竜兵さんの愛称)は、困った一面すらキュートに見せちゃう愛されキャラだった」と語る光さんに、ふたりの出会いや結婚生活を振り返っていただいた。(全3回の1回目/続きを読む)

飲み代は月に100万、「もうこの人とはやっていけない」と離婚を考えたことも…妻・上島光が振り返る、上島竜兵と過ごした“28年の夫婦生活”
上島光さん©山元茂樹/文藝春秋

◆◆◆

最初の出会いは高校の「三年生を送る会」

――光さんが竜兵さんに初めて会ったのは、高校生のときだそうですね。

上島光さん(以下、上島)はい。私が在籍していた高校の「三年生を送る会」に、ダチョウ倶楽部がゲストとしてお祝いにかけつけてくれたんです。芸能活動をしていた私がその司会を務めることになったため、楽屋に挨拶をしに行きました。それが竜ちゃんとの最初の出会いです。

――竜兵さんへの第一印象は?

上島テンション低いなって(笑)。というのも、集合時間が朝早かったんですね。だから眠かったんだろうな、と。そのときの印象は、それ以上でも以下でもなかったですね。

初めて2人で飲んだ時に告白され、付き合うことに

――そこからお付き合いすることになるまでの経緯を教えていただけますか。

上島しばらくは、仕事現場で顔を合わせたり、芸人仲間として複数人で飲みに行ったり。「良くしてくれる先輩の一人」という感じでした。

あるとき竜ちゃんから、「肥後(克広)ちゃんと3人で飲みに行こう」と誘われて。でも、当日待ち合わせ場所に行ったら、「肥後ちゃんはお腹を壊した」と竜ちゃんしかいなかったんです。初めて2人で飲んで、「お付き合いしてください」と告白されました。そのときには竜ちゃんの人柄を知っていたので、“OK”をしたんです。

その後、肥後さんと会ったときに「お腹大丈夫でしたか?」と聞いたら、「嘘だよ、竜ちゃんが光ちゃんに告白したいって言うから、2人になれるよう仕組んだんだよ!」と教えてくれました。

結婚するまでは怖がりな自分を隠していたのかも

――書籍では、光さんにしか見せない竜兵さんの一面がたくさん綴られていました。

上島竜ちゃんは、とにかく怖がりで頼りない(笑)。例えば地震が来ると、「うわーんヒーチャン(光さんの愛称)揺れてるよー」と言って、泣き真似をするんですよ。他にも、虫がだめで家の中で見つけると、「ヒーチャンなんとかしてー!」って叫んだり。でも、結婚する前はそんなことなかったんですよ。私の方が虫が苦手で、竜ちゃんを頼っていたこともありました。

竜ちゃんはああ見えてすごく奥手で、私の前にお付き合いした人もほとんどいなかった。それで、「ヒーチャンを逃したら、誰とも結婚できない」と思っていたらしいんです。結婚するまでは、頑張って怖がりな自分を隠していたのかもしれないですね。

そういえば付き合っていたとき、私が住んでいたアパートにゴキブリが出たんです。それまでは食器棚がなくて、キッチンの流し台の下に食器を収納していました。そこにゴキブリがでちゃったから、ショックで落ち込んでしまって……。そんな私の様子を見て、竜ちゃんが食器棚をプレゼントしてくれたんですよ。すごく嬉しくて、その食器棚は今でも私の宝物として自宅に置いています。

「ヒーチャンどこですか」と同じ家の中で探しに来る

――同じ家の中にいても、光さんの姿が見えないと探しに来るかわいらしい一面もあったそうですね。

上島そうそう。私が掃除や洗濯で別の部屋にいると、「ヒーチャンどこですか」と探しに来るんです。「ここですよ、何か用ですか?」と聞くと、「別に」と嬉しそうな顔をして自分の部屋に戻っていく。何度か竜ちゃんに黙って買い物に行ったことがあるんですけど、帰宅してから「私のこと探した?」と聞いたら「探したよ〜」と少し照れくさそうに言う。

あとは、あんなに特徴的な外見をしているのに、「マスクと帽子さえかぶればバレない」と思っているんです。「ちゃんとバレないようにして外出したのに、『テレビ見ています』って声かけられた!なんで俺だってわかったんだろう!?」って本気で困惑していたこともあります。いや、むしろ帽子被っている方が竜ちゃんだってわかるでしょって思いましたね(笑)。そんな、キュートな人なんです。

毎日同じ店をハシゴして月の飲み代は100万円超え

――一方で、何度注意しても直らない、困った一面もあったとか。

上島はい。まず、スケジュールを全然教えてくれない!大事な話をしたくても、朝に帰宅してそのまま仕事に行く日も多かったから、本当に困りましたね。私が怒ると「ごめんね」とは言うんですけど、その日の夜にはもう忘れている。他にも、大事な約束を守らないとか、毎晩のように後輩に奢るから、飲み代が月に100万円を超えるとか……。

――飲み代が月に100万円以上!?

上島行きつけのお店が何軒かあって、毎日同じ店をハシゴして飲んでいるんですよ。後輩全員分の飲み代を竜ちゃんが払っちゃうから、毎回とんでもない金額になって。「毎日同じ店に何軒も行く必要ある!?」って怒るんですけど、「ごめんごめん」と言うだけで全然話を聞いていないんです!

ただ、私が言っても全然聞かないくせに、先輩に言われたことはすぐに直すんですよね。

「もうこの人とはやっていけない」離婚を考えたことも

――先輩に言われて直したこととは、例えばどんなことでしょう。

上島「着替えるのが面倒だから」という理由で、よくパジャマにしているスウェットのままで仕事に行っていました。私は「失礼だから、その格好では仕事に行っちゃだめだよ」と何度も念を押したのに、竜ちゃんは聞かずに着の身着のままで出かけていました。

でもあるとき、仕事でタモリさんとご一緒したときにスウェットのままで行ったら、「そんな格好で来るなんて、夢がないぞ!」と怒られたそうです。そしたら、次にタモリさんとご一緒するとき、竜ちゃんはぴしっとスーツを着ていって。それを見たタモリさんから、「お前、極端なやつだな」と言われたと聞きました(笑)。

――話を聞いてくれない竜兵さんに、嫌気が指したことはないのでしょうか?

上島たくさんありますよ!「もうこの人とはやっていけない」と、離婚を考えたこともあります。

でも、それ以上に素敵な一面がたくさんあるんです。私の祖母の介護が必要になったとき、「うちでお世話をしたいんだけど」と竜ちゃんに相談したことがあって。竜ちゃんは、迷わず快諾してくれました。他にも、私の甥っ子や姪っ子をすごくかわいがってくれたり。私が掃除や洗濯をしたら、「いつもありがとう」って言ってくれたり。

あと、私が本気で怒ると、必死に「ごめんなさいごめんなさい!」と言って謝るんです。その姿が面白くて、だんだん笑えてきちゃうんですよ。そのうちに、「何で私、こんなに怒っていたんだっけ?」と分からなくなってくるんです。多分竜ちゃんは、『男はつらいよ』で渥美清さんが演じていた、寅さんと同じ魔法が使えるんだと思います。

メディアには見せなかったストイックな一面

――寅さんと同じ魔法?

上島“人を和やかにさせる魔法”です。いろいろやらかして家族を怒らせるんだけど、最後はみんな笑っちゃう。寅さんも竜ちゃんも、困った一面すらキュートに見せちゃう、愛されキャラなんですよ。

――竜兵さんの「愛されキャラ」は、テレビを通してすごく伝わってきました。一方で、メディアには見せなかった、ストイックな一面もあったそうですね。

上島人前に立つ仕事をしていることは、常に意識していましたね。芸能人だって人間だから、常に機嫌が良いわけじゃない。でも、ムスッとした顔をしていると「実は性格が悪いんじゃないか」と噂が広まるかもしれない。そうならないように、どんな場面でも常に低姿勢で、ニコニコするように努めていました。

また、お笑いでもお芝居でも、ポジティブな感想は「嘘だ」と言って受け取ってくれなかった。褒められるのが苦手な人でした。仕事に対しては、いつも謙虚で真面目で、純粋でしたね。

〈「竜ちゃんは私じゃなくて、志村さんと結婚したの?」28年間ともに暮らした妻・上島光から見た、上島竜兵と志村けんの特別な師弟関係〉へ続く

(仲奈々)

飲み代は月に100万、「もうこの人とはやっていけない」と離婚を考えたことも…妻・上島光が振り返る、上島竜兵と過ごした“28年の夫婦生活” 外部サイト 【続きを読む】「竜ちゃんは私じゃなくて、志村さんと結婚したの?」上島竜兵と28年間ともに暮らした妻・上島光から見た、志村けんとの特別な師弟関係 【続きを読む】「なんでまた私なの?」夫の葬儀から2か月後に乳がんが発覚…上島竜兵の妻・上島光が今、つらかった出来事と向き合い続けるワケ 「後輩に対しても気持ちは“子分”」“還暦過ぎてもリアクション芸人”上島竜兵60歳がそれでも慕われ続ける理由

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