元「モーニング娘。」でタレントの藤本美貴（38）が、9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。子育てに関するお悩み相談に回答し、反響を呼んでいる。

3児の母ミキティが、視聴者から寄せられた相談に答える人気企画。この日は「中学2年生を育てる親」からの質問を読み上げた。

相談者の子供は、スポーツの部活に入っているが、突然「部活をやめたい」と言い始めたという。理由は「勉強と両立したいけど、運動して疲れすぎて、帰宅後に勉強する余力が残らない」と主張しており、相談者である母は「しんどいなら、ワンクッション置いて自分が今したいことをしたらいい」と思っているが、一方で父親は「部活を途中で辞めずにまっとうしてもらいたい。諦めグセがつく」と反対しているという。「夫婦で意見が分かれて全く答えが出ません。ミキティさんならどうされますか？」という相談だった。

藤本は「私は逆に、その息子が自分でそうやって言う時点で凄いなって思う」と、子供の自己管理能力に驚いた様子。「子供って、部活も一生懸命やって、眠いけど勉強もやっちゃう…みたいな、どっちもアップアップしているのに、やり続けるのが子供なのかなって思いきや…冷静に、“僕、ちょっと体力無理かも”って言っている時点で凄い。私だったら一回辞めてみれば。やりたくなったらまたやってみればって言うかも」と私見を述べ、「スポーツって…そんなに無理矢理やるものなのかな？」と、強制することへの疑問を呈した。

続けて「うちはもう全然、中学校に行って部活やって勉強が大変ってなったら、部活やめなよって言ってるくらい」と自身の考えを主張。「何を大事にしているかというところが、大事じゃないですか」とアドバイスした。

「諦めグセがつく」という点に関しては、「スポーツひとつ辞めたところで、諦めグセ、つくかな？ってちょっと思う」と一蹴。「本当にやりたいことを見つけたら、諦めないもんね。別にそこまでやりたいと思ってないから、辞めようかなって思うんじゃないかな」と推察し、「私も中学校でバレーボールやってたけど、1年くらいで辞めてるしね。でも、やりたいと思ったことは続けてきた」と自身の経験も告白。その上で、「スポーツ一つとって、諦めグセがつく・つかない…ではないと思いますね」と持論を展開した。

その他さまざまな質問に明快に回答したこの動画には「中高部活が合わなくて幽霊部員&退部した身として大学入って自分のやりたい事が見つかってから、今日まで辞める事なく頑張れているので自分が輝ける場所を見つけて頑張れたら良いと思います」「中学で習い事を辞めた時に先生からあなたはこの先またいろんなことを辞めたり諦めたりするととても否定的なことを言われましたが、アラサーになった今全然そんなことないわ！ってはっきりと言えます。ミキティーの言う通り、やりたいことが見つかればそこに集中して時間を使いました」「諦めグセの話すごくよく分かる！自分の興味がないものを親に言われて続けたからってしんどいだけだと思う。でも自分が好きなことはキツくても諦めない。それは自分の息子を見て学んだ」「諦め癖の話、ミキティーに共感しました！社会人になっても、無理なことは無理って言える(辞める勇気？みたいなの)って本人のために必要なことだと思いました」「正当な理由があって辞めるという判断なら、諦めではないと思うな。ミキティが言ってたように、寧ろ無理してズルズル続けずやめ時の判断ができることを褒めてあげたい」と、賛同や称賛など、さまざまなコメントが寄せられた。

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