タレント柳沢慎吾（61）が、12日放送のフジテレビ系「まつもtoなかい」（日曜後9・00）にゲスト出演し、MCの中居正広（51）との共演エピソードを披露した。

「ダウンタウン」松本人志とは意外にも初共演だったが、中居とは1995年放送のテレビ朝日系ドラマ「味いちもんめ」で共演していた。中居が天才肌の若手料理人見習い・伊橋悟を、柳沢がその先輩で、何かと伊橋をたしなめる山口忠を、それぞれ演じた。

当時の収録の様子を、柳沢が得意の寸劇で再現した。「“ドライ（リハーサル）いくよ！ドライ、よーい、ハイ！”。みんなスタッフがいるわけよ。（中居が）“○×△…ワーウー！あい！これ持ってきましたぁ〜×□◎…ワーウー！”とか言ったら、そしたら演出家が、“何言ってるか聞こえないや、はっきり言ってくれよ”って。言われた瞬間に、（中居が）“うるせえな、この野郎！うるせえんだよ！てめえよ！”って。生意気…」。演出家の指摘に、中居はケンカ腰で反発していたという。

中居はテーブルに突っ伏して大笑い。「若かったんですよね。若かったから…」と、若気の至りを認めていた。それでも柳沢は「びっくりだよ。みんな、ドン引き」と追撃し、笑いを取っていた。

さらに柳沢は、中居が先輩俳優にガチギレされた話も披露した。人気シリーズとなった同作のパート2（96年）では、内藤剛志が新たに加入。その内藤を前に、中居は前作で出来上がった緩い雰囲気のまま、演技に臨んでいたという。中居が持って来た弁当を置くというシーン。柳沢は「“日の丸弁当です〜弁当持って来ました〜ワーウー！”って置いたら、内藤さんが“慎吾ちゃん、ちょっと一発かましていい？”って言ったわけよ、俺に」。そんな内藤に、柳沢は「いいんじゃないですか？やっちゃって下さいよ」と答えたという。

本番で同じような演技を見せた中居に、内藤は思いきり平手打ちを食らわせたという。柳沢は「“痛え…たたかれちゃった”って。思い切りな」と、中居の反応を明かした。

中居も「試してるのか、空気をピリっとさせようかみたいな」と、内藤の意図を推察。ただ、内藤との間にわだかまりはないようで、中居は「あの時、痛かったですよって」と、内藤との思い出話になっていることを明かしていた。

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