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伊達公子氏「再婚して本当に良かった」51歳で再婚、最初半年は片思いだった

伊達公子氏「再婚して本当に良かった」51歳で再婚、最初半年は片思いだった (全2枚)

女子テニス界でさまざまな記録を打ち立ててきた伊達公子さん。2017年に2度目の引退をした後、公私ともに、豊かな時間が増えたといいます(構成=内山靖子撮影=藤澤靖子)

【写真】今年7月、夫婦で日本料理店を訪ねた時の1枚。七夕の笹を前に笑顔の伊達公子さん

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<前編よりつづく>

「ピッタリの人がいる!」と紹介されて

一方、私生活では51歳の時に再婚した。お相手は都内のレストランの統括総支配人を務める男性。最初の結婚生活に46歳で終止符を打ってから、2度目の結婚となる。

――再婚したのは、人生100年時代と言われる今、私自身も100歳まで生きると思ったからです。50代になると、これからは仕事も趣味もスローペースにしたほうがいいんじゃないかと思いがちですよね。

でも、100歳まで生きるなら、50歳はまだ折り返し地点。今まで生きてきたのと同じくらいの時間があるなら、もう一度結婚してもいいよねと前向きなエネルギーが湧いてきたと言いますか。

そもそも、前の結婚生活も楽しかったんですよ。前夫は「僕のために生きるんじゃなくて、自分を大切に生きてほしい」というスタンス。おかげで、テニスにしてもプライベートにしても、自分のやりたいことが自由にできて、彼と別れた後も不安になることはありませんでした。

かと言って、この先の50年間をひとりで過ごすのは寂しい。私には子どももいませんし。

そこで、次のパートナーとなる人がいればと友人に話していたのです。相手の条件はすでに自分の中にありました。まず食べることが好きな人。前の夫は偏食家で食事にまったく関心がなかったので、今度は絶対に食にこだわりがある人がよかった。

2番目に、仕事に情熱を持っている人。オフの日を一緒に過ごしたいから、旅行やスポーツが楽しめる人がいい。

そして、私より年上の人。家庭ではある程度決めてくれる人のほうがいいので、年下の男性だと自分が疲れてしまう。それで、年上で1度も結婚経験がない人は何かと難しそうな印象があるので、結婚経験がある男性。

条件が多いですか(笑)。ところが、親しいご夫婦が「ピッタリの人がいる!」と、夫をポンッと紹介してくれたんです。

とはいえ、出会ってすぐに結婚話が持ち上がったわけではありません。最初の半年ほどは、ずっと片思い。私の思いは膨らむ一方だったのに、彼は拒絶するばかりでした。でもある時、彼も0.1mmくらいは好意を抱いてくれているんじゃないかという隙間が見えたので、そのわずかな隙間をグイグイとこじ開けていった感じです。(笑)

彼の一番の魅力は穏やかなところ。私が思ったことをすぐにポンポン言うタイプなのに対し、彼は「これを言ったら、相手はどう思うか」とじっくり考えてから言葉にするタイプです。

聞き流すのも上手なので、私が文句を言っても、ケンカにならない。正反対の性格なので、自然と惹かれるのかもしれません。

パートナーに求めるものも違ってきた

ひとくちに結婚生活と言っても、30代と50代では相手に求めるものも違ってきます。50代にもなれば、ライフスタイルが確立されていますから、自分が大切にしている時間や価値観を尊重し合える相手じゃないと続かない。彼とは、お互いに好きなことをやりつつ、一緒にシェアできる時間もある。そんな距離感がちょうどいいんですね。

たとえば、仕事柄、彼は帰宅するのが夜の10時半から11時頃。結婚した当初は、彼の帰りを待って一緒に夕食を食べていましたが、最近は待つのをやめました。待っていると、お腹も減るし、間食も増えてしまう。

彼も先に食べてくれたほうが、気がラクだというので、温めるだけで食べられる煮込み料理などを用意して、別々に食べるようになりました。その分、朝は一緒に過ごすのが暗黙のルール。朝ごはんを食べながらおしゃべりしたり、お互いの予定を確認し合ったりしています。

家事はほぼ私の担当です。彼は洗濯も、料理らしい料理もしません。でも年々できることが増えてきました。お皿洗いは率先してやってくれるし、時間がある時にはベッドメイキングなどもしてくれる。毎朝豆を挽いて淹れるコーヒーとパン、ジュース、ヨーグルトといった朝ごはんの準備は、いつの間にか彼の担当に。

美味しいものに目がないので、料理に入っている調味料はすべて言い当てられるのですが、作る手順がわからないそうです。でも、コロナ禍で家にこもっていた時に、専門的な分厚い本を見ながら焼いてくれたステーキは絶品でしたよ。

伊達公子氏「再婚して本当に良かった」51歳で再婚、最初半年は片思いだった
「彼と出会って、私の人生に豊かな時間が増えました。再婚して本当に良かったと、あらためて実感しています」

今のスタイルに不満を感じることはありません。若い頃から、私は洗濯も掃除も大好き。料理も、自分が食べたいものを作っているだけです。義務感からではなく、自分が心地よく暮らすために楽しんでやっています。結婚後もその姿勢は変わらないので、負担に感じることがないんです。

それよりも、休日にレストランに出かけたり、旅行したりできるパートナーがいることが、何より楽しい。たとえば旬の牡蠣を食べたいからと、レストランを決めてから旅の計画をすることが多いのですよ。

最近は、2人で登山を始めました。彼は学生時代にスキー部員で、かなり真面目に打ちこんでいたそうです。スキーもともに行きますが、登山なら、この先テニスをするのが体力的にしんどくなっても楽しめます。

上高地に旅行へ行ったことがきっかけで富士山に登り、その後も谷川岳、赤城山、蓼科山、妙高山、栗駒山などに行きました。彼はそれほど休みが取れないので、私が1人でガイドさんと行くことも増えてきています。

登山の魅力を感じ始めてきたなか、テント泊にトライしたいと話していたのですが、今年は実現できませんでした。次こそは2人でテント泊をして、星空や朝日を眺めながらリフレッシュしたいと常々話しています。

彼と出会って、私の人生に豊かな時間が増えました。再婚して本当に良かったと、あらためて実感しています。

年齢を重ねることへの抵抗感が消えた理由

おかげさまで、今は公私ともに充実した日々を過ごしています。人生を振り返ってみると、30歳になる直前が、私にとっては大きなターニングポイントでした。

とくに根拠はなかったのですが、20代が人生の一番いい時期だと考えていたので、30歳の誕生日を迎える前夜は「これで私の人生は終わった」と(笑)、たまらなくブルーな気分に襲われていたんです。

ところが、いざ30歳になっても何も変わりません。それどころか、「あれ?30代って楽しいな」と感じるようになって。その時に、年齢を重ねることへの抵抗感がすっかり消えてなくなりました。

10代の10年間と20代の10年間で経験してきたことが積み重なって、30代がこんなに楽しいのなら、さらに経験が上乗せされていく40代、50代はもっと楽しくなるんだろうと思ったのです。

もちろん、50代になった現在は、シワも増えたし、疲れやすくもなりました。それでも、若い頃よりも親密な友達が増え、良きパートナーにも恵まれて、本当に自分らしい生き方ができている。年齢を重ねて失うものより、得るもののほうがはるかに大きいと感じています。

体力的にもまだまだ元気ですから、常に「今が一番!」の精神で、この先の人生も100%楽しんでいきたいですね。

伊達公子氏「再婚して本当に良かった」51歳で再婚、最初半年は片思いだった 外部サイト 伊達公子「テニスと縁を切るつもりで26歳で引退を決意。47歳、2度目の引退の時、女子テニス界のために何かしなきゃと思った」 大坂環「娘・なおみが巣立ち、夫・マックスはボランティアに夢中。家族のために働きづめの20年だったから、今は100%自分のための夢を探したい」 大坂環「娘・なおみが家を出て、寂しくて毎日泣いた。娘2人をプロテニスプレイヤーにすると決めて、家族4人で目的地だけ見て走ってきた20年」

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