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20歳で見せた大胆な絡み、2度の結婚と出産、そして有名劇作家との同棲も…大竹しのぶ66歳の“全方位愛され”人生

1973年のデビュー以来50年間、ずっと第一線で活躍し続けてきた女優・大竹しのぶ(66)。年には、公開までいっさいの情報が流れなかった宮崎駿監督の大作アニメ映画『君たちはどう生きるか』で声優としても活躍。高い存在感を示して話題を呼んだ。

【画像】結婚1年前、24歳の可愛すぎる大竹しのぶ

20歳で見せた大胆な絡み、2度の結婚と出産、そして有名劇作家との同棲も…大竹しのぶ66歳の“全方位愛され”人生
大竹しのぶ©️文藝春秋

大竹しのぶは1957年7月17日生まれ、東京都出身。桐朋学園大学短期大学部の演劇専攻科を中退。高校在学中の16歳だった時に、ドラマ『ボクは女学生』(フジテレビ)で主演・北公次の相手役に応募し、見事合格。

以降、純朴なイメージをセールス・ポイントに活躍の場を広げた。75年にはNHK朝の連続テレビ小説『水色の時』、77年には大河ドラマ『花神』と大きな仕事が続き、映画でも75年に『青春の門』のヒロイン役で銀幕デビューして以来、『男はつらいよ寅次郎頑張れ!』(77年)、『あゝ野麦峠』(79年)、『鉄道員(ぽっぽや)』(99年)など多くの名画に出演している。

19歳で出演したTBSドラマ『ほんとうに』で、草刈正雄演じる老舗の煎餅屋の次男と恋仲になる純朴な田舎娘役が印象的で、デビュー当時の大竹のイメージはまさにこれだった。

20歳で出演した映画では大胆なヌードも

同時に、17歳で出演した『青春の門』で早くも濡れ場を演じると、20歳の時には映画『事件』で豊満なバストトップを披露するヌードに。どちらもラブシーンとしては相思相愛の恋人と結ばれるものだったが、大竹が純朴なイメージから脱皮する兆しは早くから表れていた。

『事件』では、恋人役の永島敏行に衣服を優しく脱がされてシミーズ姿でキスを交わしたあと、肩紐をほどかれる。あらわになった下着には豊満なバストが収まっている。その下着も外されてトップが露出して互いに抱擁、そのままベッドになだれ込む……という丁寧かつ美しい場面になっている。

この映画2作でデビュー当初の純朴なイメージは払拭され、大竹は“大人のエロティシズムをにおわせる演技派女優”という評価を得ることになる(本人は演技派と呼ばれることが不本意だそう)。

後年、恋多き女、奔放な女優と言われる大竹だが、共演者やスタッフからの評判はすこぶるいい。その陰には、『青春の門』の浦山桐郎監督の“教え”があったという。

自分の出演シーンの撮影1カ月前から、毎日学校帰りに撮影現場に通っていた大竹は当時のことをこう振り返っている。

「スタッフさん一人ひとりの顔をちゃんと見て覚えなさいっていうことを言われていたんです。そうすると、この人が照明の〇〇さんで、この人が録音さん、結髪の○○さんで……とか、覚えていくんです。映画のつくり方も経験できてよかったなと。ロケに行けば、役者もスタッフも全員で大広間でお食事をして、そこでいろいろな先輩から話を聞いていたので、今はそういうことも少ないから、寂しいなと思うこともありますね」(「ESSEonline」でのインタビューより)

プライベートでは、25歳の時に大竹はTBSのドラマディレクターの服部晴治氏と大恋愛の末に結婚。長男・二千翔(にちか)を出産するが、結婚から5年で服部氏ががんで逝去。30歳にして未亡人となった。

1人めの夫と死別した翌年に、明石家さんまと再婚

しかしその翌年、TBSドラマ『男女7人夏物語』(86年)、東宝系で公開された映画『いこかもどろか』(88年)で共演していた明石家さんまと再婚。ほどなく長女・IMALUも生まれている。だが4年後の92年、大竹が長男とIMALUの親権を持つことで合意した上で、さんまと離婚。

「恋多き女」というイメージが定着したのはこの頃からだ。その後、演出家の野田秀樹と数年にわたって同棲生活を送るなど恋愛の香りをまとい続けている。一方で離婚した明石家さんまともバラエティ番組などで何度も共演し、現在も折に触れて誕生会などを開いている。同棲解消後も野田秀樹の舞台に出演しており、この明るさは大竹ならではだろう。

大竹のキャリアの転機になったのが、35歳で出演した石井隆監督の映画『死んでもいい』(92年)だ。

この作品で大竹は、室田日出男演じる不動産屋社長の歳下妻を演じたが、話題になったのは若い店員を演じた当時26歳の永瀬正敏との激しい濡れ場だった。ゲストルームで永瀬に襲われ、「やめて〜〜!」と絶叫して抵抗するも行為は終了してしまう。

しかし落ち着きを取り戻すと、永瀬に玄関の鍵を閉めるように指示し、永瀬をベッドルームに誘い、自ら全裸になり白いベッドに横たわる。純白無垢のベッドで2人の激しい情事が行われ、大竹は絶頂に達する表情を演技とは思えぬリアリズムで表現した。

人間の情念を描かせたら右に出るもののない故・石井隆監督の演出を得たことで、大竹は女性の“業”を見事に表現。以降『GONIN2』(96年)、『ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う』(10年)と石井監督作品の常連となる。

時には憂いをたたえた表情で、時には快楽に身悶える仕草で

93年には篠山紀信の撮影で初のヘアヌード写真集も刊行してさらなる話題を呼んだ。全編ほぼモノクロ写真で、時には憂いをたたえた表情で、時には快楽に身悶える仕草で撮られた大竹は、見るものを耽美な世界にいざなう。

以降も、映画『黒い家』(99年)のヒロイン役では人間の狂気を凄絶に表現する一方、扇情的なラブシーンにも挑んでいる。タイトル通り、後妻を生業とする悪女を演じた『後妻業の女』(16年)では、金と欲に絡んだ人間もようを、これ以上はないというはまりっぷりで見事に体現した。

小悪魔感に加え、年長者の貫録も

舞台女優としては「日本一」と評価する人も多い。野田秀樹演出の『真夏の夜の夢』(92年)や蜷川幸雄演出の『欲望という名の電車』(02年)など多くの名舞台に出演。さらに歌手としても2016年には『NHK紅白歌合戦』に出場を果たした。

天然なトークでバラエティ番組でも人気になり、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS、01年〜)のレギュラーになり独特の感性が支持を集めた。

2011年秋の褒章において、紫綬褒章を受章した。

年齢を重ねる毎に、その歳に見合った新たな魅力を身に着けてきたのも大竹の特徴の1つで、2022年2月の舞台『ピアフ』で、落ち込む新人俳優を慰め、その成長を見守ったというエピソードも披露し、変わらぬ小悪魔感に加えて年長者の貫録もまとっている。

(岩佐陽一)

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