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「レコード大賞」が有名無実化した理由 審査員はほとんどオジサン世代?

「レコード大賞」が有名無実化した理由 審査員はほとんどオジサン世代? (全3枚)

12月30日にTBSで生放送される『第65回日本レコード大賞(以下レコ大)』(主催日本作曲家協会)の総合司会に、12年連続となる安住紳一郎アナウンサー(50)と、初司会の女優・川口春奈(28)が決定したことが発表された。各賞に関しては11月21日にすでに発表されている。

優秀作品賞候補の10作には、大みそかのNHK紅白歌合戦にも出場する男性3人組バンド『Mrs.GREENAPPLE』の『ケセラセラ』や、女性4人組ダンス&ボーカルグループ『新しい学校のリーダーズ』の『オトナブルー』、Adoの『唱』などが選ばれたのだが……。

「『レコ大』はCDの売り上げのみならず、ネット配信の数字や世間への影響度も審査に加味されていることになっています。今年を代表する曲といえば、間違いなくYouTubeでMVの再生回数が3.7億回を突破した『YOASOBI』の『アイドル』だったはず。

ところが、『アイドル』が優秀作品候補になることはなく、『YOASOBI』に対しては『特別国際音楽賞』という賞が贈られました。そのため、ネットでは選考方法を疑問視する声が続々とあがり、《一体、何の賞なのかわからない》《知らない曲ばかり》との声も。

例年と同様に、相変わらず音楽ファンの感覚と乖離(かいり)した審査が行われている印象です。こういったことが続いてきた結果、大賞のありがたみが無くなって、受賞してもメリットが無い。『レコ大』自体がすっかり有名無実化してしまっているのです」(音楽業界関係者)

だが、『レコ大』を取り巻く環境や審査員の構成などから、そうなるのも仕方ないのだと内幕を知る芸能記者は語る。

「審査員は作曲家、スポーツ紙・一般紙の記者、TBSの系列局の社員、音楽評論家などで構成されているが、ほとんどは”オジサン世代”で、若いアーティストの曲に馴染みがない人ばかり。さらに’90年代半ばからは、”大人の事情”にも大きく左右されるようになりました。音楽ファンの感覚と乖離するのも仕方ないのです」(芸能記者)

その結果ともいうべきか、TBSの中継の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)は’77年の50.8%を頂点に、’89年に初めて10%台に転落。近年では’13年の17.6%がトップで、昨年は史上ワースト3位の10.7%だった。こういった視聴率の変遷がレコ大の歴史を物語っているという。

「’80年代半ばまでは、”ガチンコ”で賞レースが行われていたので、審査員たちには各芸能事務所やレコード会社から”実弾”が飛び交っていました。だからその大賞にかける熱量はすさまじく、それが視聴者に伝わった。

’89年に視聴率が急落したのは、’88年に大賞を受賞した光GENJIを最後に、旧ジャニーズ勢が撤退したから。そして、’90年代半ばからは”大人の事情”の影響が強まりました。それによってファン離れが起きたこと、大晦日の裏番組が強力になってきたことから、’05年には過去ワーストの10.0%にまで落ち込んでしまいます。

常連のスポンサーが続々と撤退し、スポンサー枠自体が縮小されてしまいました。これには’05年12月に審査委員長の不審死事件が起こり、その死因をめぐって”黒いうわさ”が囁かれたことも影響していると言われています。翌年からは12月30日開催となって視聴率は回復しましたが、権威が失墜するきっかけとして、この事件の影響は大きかったと言われている」(同前)

かつては、裏番組の紅白と堂々と渡り合えるほどの高視聴率だった『レコ大』だが、もはや、他の民放で年に何回か行われる音楽特番レベルになってしまった。本当に旬のアーティストが見られるだけにそちらのほうがまし、という声すら聞こえてくる。

「局内では、何年も前から存在意義が問われています。50回なり60回など、キリのいいところで幕を閉じれば良かったのですが、結局”やめ時”を逃してしまった」(TBS関係者)

もはや、誰が大賞を取っても一般視聴者には関係なさそうだ。

 

 

「レコード大賞」が有名無実化した理由 審査員はほとんどオジサン世代? 外部サイト 「日本レコード大賞」大賞作選考の超ドタバタ舞台裏 【完全版】恋愛ソングのカリスマ優里「3股発覚で大炎上」から約2年衝撃の「復活半同棲」現場 Da-iCEのレコ大受賞にネット上で賛否が飛び交った背景

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