旧ジャニーズ事務所が設立するエージェント新会社が、いよいよ動き始めた。8日、ファンクラブ向けの動画に、「SMILE-UP.（スマイルアップ）」（旧ジャニーズ事務所）の井ノ原快彦副社長（47）ともに、新社長に就任した福田淳氏（58）が登場。新会社名「STARTOENTERTAINMET（スタートエンターテイメント）」に決定したことが発表された。

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さらに同日、配信された週刊文春電子版の有料記事では、福田氏の独占インタビューが掲載されており、160人のタレントと面談した感想や、藤島ジュリー景子前社長（57）や木村拓哉（51）とのやりとり、再建にかける想いなどについて語っている。

社長就任に強い意気込みを感じさせるが、ネットでは《#福田淳の社長就任反対》《#フクダはイヤダ》という、福田氏の新社長就任に対するジャニオタの強い拒否反応が多くみられた。《事務所がなんと言おうと私は絶対に認められない。ってか認めません》《もう、新しい事務所はジャニーズとは全くの別物になった。ならジャニーズ時代の思い出を大切にしたい》などと、ファンを辞めるという声すら上がっている。

「今回の福田氏就任と新会社に対し、ファン以外の人たちからは妥当な人選で、再建の思いがこめられた良い名前だと概ね好評のようです。最初は懐疑的だった木村拓哉さんも、福田さんの熱い思いに打たれて、福田さんを認めたそうです。ただ、新社長就任の報道が流れた直後、福田氏が女性たちと遊んでいる"パリピ姿"がネットに出回ったことで、ジャニオタからの強い反発が出て、《#福田淳の社長就任反対》というハッシュタグが出回りました」（芸能事務所関係者）

■根強い「東山新社長」待望論

ファンはともすれば所属しているタレントよりも、ジャニーズのことを理解し、支え、守ってきたという思いが強いからこそ、「ジャニーズ事務所」が形を変えていくことを受け入れられないのだろう。

「福田氏就任に反対しているファンは、公式サイトにすでに掲載された『独自の音楽配信サービスを立ち上げる』『グローバル展開』といった改革案も受け入れ難いようです。今まで崩してこなかった旧態依然の体制だからこそ、ジャニーズ事務所のブランド力につながっていたと考えるジャニオタも多い。事務所再建に必要な改革すら《乗っ取り》だと感じている人も多いようです」（同）

当初新社長に就任する予定だった東山紀之（57）は2回に及ぶ会見で大きく株を下げ、経営に関してはド素人であることが懸念とされてきた。

「女優のん（30）のエージェントを務めるなど業務に精通している福田さんの就任は、一般的な感覚では『適材適所』といえますが、ジャニーズイズムを継承している東山氏の新社長就任を望むファンの声もいまだ根強い。福田氏がまず求められているのは、ジャニーズ事務所に足りなかった改革よりも、ジャニオタの懐に入ることかもしれませんね」（同）

キムタクが福田氏の熱意に動かされたように、ジャニオタが信頼を寄せる日はやって来るのだろうか。

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