「インスタグラムもYouTubeもやっている。私がご飯を食べているところをアップしたら、〈大食いですね〉とか戻ってくる。そういうのが面白いですね」

【写真】この記事の写真を見る（3枚）

世界で2500万部の大ベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」の42年ぶりとなる続編の発売会見で、黒柳徹子（90）はこう語った。

そんな彼女の傍らには、イケオジの存在が――。

◆◆◆

冠番組「徹子の部屋」を100歳まで続けたいと公言

10月3日発行の同書は、発売2カ月足らずで、すでに50万部を突破。今年、卒寿を迎えながらも、意気軒昂なリアルトットちゃん。だが、テレビのレギュラー2本のうち、「世界ふしぎ発見！」（TBS）の来年3月での終了が決まった。

「1社提供のスポンサーである日立の方針です。同番組は隔週木曜に2本撮りで、夕方6時から夜10時頃までかかりますが、徹子さんは最後まで疲れた様子を見せません」（番組関係者）

YouTubeでは「爆食い」「爆買い」も披露

冠番組「徹子の部屋」（テレビ朝日）は開始から47年になるが、本人のモチベーションは高い。

「ご本人は『100歳まで続けたい』と公言している。いろんな出会いがあった番組でもあり、いくつになっても枯れない好奇心の源でもあるのでしょう」（テレビ朝日関係者）

「終活」かと思いきや、品川区のタワマンを購入

プライベートはどうか。

不動産好きとして知られ、都内に複数のマンションを所有していた黒柳は、数年前から処分を進めてきた。約2年前からサービスの行き届いた都心の高級賃貸マンションで生活している。

「終活」かと思いきや、2020年には品川区のタワーマンションの1室（100?超）を購入している。

「このマンションの別フロアに部屋を所有しているのが、徹子さんの事務所の前代表の田川啓二さんです。田川さんの会社も近くにあり、このエリアとは縁が深い。徹子さんもその紹介でマンションを購入したのでしょう」（芸能関係者）

公私ともに仲を深めた田川氏と黒柳

田川氏の本業はビーズ刺繍デザイナーで、そのドレスは黒柳をはじめ、宮沢りえや藤原紀香も着用する。

「“ビーズの貴公子”と呼ばれ、64歳にはとても見えない若々しさを保っています。2002年に田川さんが『徹子の部屋』にゲストとして出演して意気投合。一緒に海外旅行に行くなど、公私ともに仲を深めていった。徹子さんの事務所の代表は、5年前に彼の右腕の男性に代わりましたが、徹子さんのYouTubeには田川さんが進行役として出演。徹子さんの腕にそっと手を添えるなど、スマートにエスコートしています」（同前）

今年春、那須に『田川啓二美術館』が完成

YouTubeでは、黒柳のドレスや腕時計、靴などのコレクションを紹介する企画が名物となっている。昨年5月に配信された回では、「私の持っているものを全部そこに並べて皆様にお目にかけようかな」と、トットちゃん記念館計画を口にしたことも。だが――。

「今年春、那須に完成したのは『田川啓二美術館』。田川さんの作品がずらっと並べられ、徹子さん着用のドレスも飾られている。彼女も訪れた時には、『素敵！』と絶賛していました」（前出・芸能関係者）

トットちゃん記念館は、先の楽しみにトットく!?

（「週刊文春」編集部／週刊文春2023年12月7日号）

外部サイト 「自分とは無縁の職業と思っていました」黒柳徹子が女優になり、NY留学を決意した理由 「全裸の私は、健康で…」35歳でヌードを披露した過去も、疲れ知らずの黒柳徹子「90歳の野望」とは 中森明菜が新幹線の車内で歌い、ビートたけしは「生放送中に脱ぎ始めて…」久米宏（79）が語る『ザ・ベストテン』の“ありえない舞台裏”

• 
•