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和牛解散に衝撃広がるも、ファンの間で囁かれていた川西の “異変”「ラジオの態度がどんどんキツく」「コラムで番組ディレクターを批判」

和牛解散に衝撃広がるも、ファンの間で囁かれていた川西の “異変”「ラジオの態度がどんどんキツく」「コラムで番組ディレクターを批判」

川西賢志郎(左)と水田信二

12月12日、人気お笑いコンビ「和牛」が、2024年3月末をもって解散すると発表した。水田信二、川西賢志郎も、それぞれのSNSにコメントを投稿している。

和牛といえば、2016年から2018年まで、「M-1グランプリ」3年連続準優勝をはたすという実力派コンビ。Xでは「和牛解散」がトレンド入りし、世間に大きな衝撃が走った。

水田は、きっかけは自身が3年前に複数回の遅刻が重なったことと明かしつつ、《漫才のパフォーマンスにおいて川西の要求に応えられない》《川西の求めるものと自分のやりたいこととのギャップが徐々に開いていき、相方に対して意見することができなくなり、楽しかった漫才が苦しいだけの毎日になっていました》と心境をつづっている。

いっぽう、川西は《3年ほど前から、舞台に力を入れたいという思いが強くなる一方で、水田の劇場出番への遅刻が続いたことをきっかけに、徐々に彼を信頼できなくなり》と告白。

川西は舞台への思い入れが強かったようだが、水田は今回《自分にとって、漫才も漫才以外のお仕事も、芸人の仕事は全て本業です》ともコメントしている。水田の遅刻がきっかけとはいえ、方向性の違いがあったことは明らかだ。

また、ファンの間では以前から川西の“異変”がささやかれていた。

2018年から続いているレギュラー番組『和牛のモーモーラジオ』(文化放送)で、ここ最近、川西から水田への当たりがかなりキツかったという。解散発表をうけ、Xには、川西のラジオでの態度を思い出す声が多く寄せられた。

《ラジオ聴いてて川西さんの発言がちょっと冷たく感じたり、この前のアキナ牛シュタインでも前までは水田さんのボケにケラケラ笑ってたのにそれがなかったり違和感だらけだった…。》

《ラジオで明らかに川西さんイライラしてるというかいつも以上に当たり強いなぁって思う回あつて気になってたんだよね。思い直して撤回してくれると淡い期待を抱いてる。》

《そーいや和牛のラジオ。コロナ前よく聞いてたけどなんか川西さんの水田に対するあたりが強くってあんま笑えんくなって聞くのやめたんだったわ。》

さらに、雑誌『ダ・ヴィンチ』に連載中の「和牛の一歩ずつ、一歩ずつ。」というコラムのなかで、ここ最近の川西は「テレビ批判」が増えてきていた。2022年10月号で川西は、番組制作の過程で感じたモヤモヤをつづっている。

《あるテレビ番組で、ディレクターからこんなお願いをされた。「いろんな商品が出てきますが、中にはあまり従来との違いがわかりにくいものがあるかもしれません。その際は、うまくコメントで柔軟に対応してもらえると助かります」(中略)

言葉を選ばずに言うと、ちょっと嘘をついて欲しい、もしくは、のらりくらりと要点をずらして印象が悪くならないようにして欲しい、ということだ。》

川西は、芸人も一つの商品だとし、適当な発言では商品価値が傷ついてしまうと説明。《自分の番組を成立させることに囚われて、少々無茶を言ってやしないか》と苦言を呈していた。

至極まっとうな意見だが、テレビに出演する芸人としては攻めた発言ともいえる。別の号では、テレビ番組で先輩芸人からの過剰なフリに、アイデンティティを消して応えたことに違和感を覚えた、という話も披露していた。

実際、和牛はブレイク当初テレビによく出ていたが、最近では水田の姿は見かけるものの、川西の姿はとんと消えていた。

和牛の冠番組は2020年から2021年にかけて多くが終了し、2019年から3年半レギュラーを務めた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)も2022年9月に卒業。水田との不仲や、川西のテレビに対する批判的な姿勢も、少なからず影響したのかもしれない。

解散発表から一夜明け、お笑い界や世間からは「残念」という声があふれている。実力は折り紙つきなだけに、今後はより自分が活きる形で活躍していくことを、ファンも望んでいるだろう。

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