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元SMAP・香取慎吾が、11月16日放送の音楽特番『ベストヒット歌謡祭2023』（日本テレビ系）に出演。’16年のグループ解散以降、地上波のテレビでパフォーマンスを披露する機会はなくなっていたものの、SNS上では絶賛の声が相次いだ。さらに、香取は『誰も知らない明石家さんま第９弾』（同、同月26日放送）内の再現ドラマで、ビートたけし役に挑戦。こちらも視聴者から高評価が寄せられ、久々のテレビで歌・演技ともにクオリティの高さを見せつけた。

小学５年生の時に旧ジャニーズ事務所（現SMILE-UP.）に入所し、芸歴30年以上にもなる大ベテランの香取。’17年に退所した後は、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏のもとで活動を展開しており、ソロアーティストとしても楽曲をリリースしている。

そんな香取は『ベストヒット歌謡祭』で韓国の13人組グループ・SEVENTEENとコラボレーションした曲「BETTING」を歌唱。ダイナミックな歌声とキレキレなダンスで、“今の香取慎吾”の魅力を存分にアピールした。すると、香取ファン以外のSNSユーザーも、

〈ソロのパフォーマンスは初めて見たけど、今の香取慎吾さん、カッコいい！〉
〈慎吾ちゃん、SMAP時代より歌がめっちゃ上手くなっていてビックリした。スゴい！〉
〈慎吾ちゃん、歌が上手いのはもちろんだけど、めちゃくちゃカッコよかった！ほかの音楽番組にも出演しないかな〉

と、称賛の嵐に。続けて、香取はVTR出演した『誰も知らない明石家さんま』でも、株を上げた。

「特別ドラマの中で、ビートたけし役を好演したんです。主人公・明石家さんま役は岩田剛典（EXILE、三代目JSOULBROTHERSfromEXILETRIBE）が務め、若かりし頃の２人の友情を描いた物語でした。特に香取は歩き方や佇まい、口調までたけしになりきっており、スタジオでVTRを見ていたさんまもその再現ぶりに感激していました」（芸能ライター）

香取の演技は視聴者の間で、

〈香取慎吾が完全にビートたけしそのもので驚いた〉
〈香取慎吾のたけし役がそっくり過ぎて、歩き方や後ろ姿がたけしさんにしか見えない。役作りを超えてる〉

と、好評を博していた。

そんな香取、自らを「パーフェクトビジネスアイドル」と称しているだけあって、「ファンサービスを怠らないあたりも長年愛されている所以」（前出・芸能ライター）だという。11月18日、香取はソロコンサート『BlackRabbit』（広島県・広島文化学園HBGホール公演）のMCタイムにて、2日前の『ベストヒット歌謡祭』の裏話を明かしていたとか。

「同番組は大阪城ホールから生放送していましたが、香取と元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛による共同の公式ファンサイト『新しい地図』のファンクラブ会員を対象に、観覧者を募集していたんです。当日は『NAKAMA』と呼ばれる彼らのファンだけでなく、複数のアーティストのファンも会場に集まっていました。そこで、香取は事前にNAKAMAがどのあたりに座っているのかを、スタッフに確認。

しかし、指定の席はバラバラだったため、全方向へ手を振ったそうなんです。広島公演でこうした裏側を話したため、『慎吾がスタッフに座席表をもらって、客席のNAKAMAの場所を確認したって話は衝撃だった。スゴすぎる』『そんなことまでしてくれるアーティストいる？』と驚きの声が上がっていました」（同）

なお、『ベストヒット歌謡祭』では香取が「BETTING」を歌っている最中、客席の間の通路に降り立つという演出があった。この時、彼は踊りながらカメラのある方向に進んだ後、一瞬だけバックして戻り、再び前方へ向けて歩き出したのだが……。

「実はその真横に、香取のツアーグッズであるタオルマフラーを首にかけている女性が立っていたんです。あとずさりする時、香取は女性のポジションを確認するように通路側に目を向けていましたから、狙ってやった動きなのでしょう。

“座席確認”のエピソードを知り、あらためて歌唱映像をチェックしたファンは『通路の横で一回下がったのは、やっぱり横にタオルを持ったNAKAMAがいたから、ファンサービスしてくれたんだね！』『座席表まで見せてもらってNAKAMAにファンサービスって……泣いた』と、香取のアイドル精神に感服していました」（同）

ファンを大事にしている香取は、これからも多くの人々に幸せを与え続けることだろう。

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