お笑いコンビ「鬼越トマホーク」が、15日までに公式YouTubeチャンネル「鬼越トマホーク喧嘩チャンネル」を更新。お笑いコンビ「ゆにばーす」の川瀬名人（39）を招き、その半生を聞いた。

当時交際していた彼女と上京し、吉本興業の養成所に入学した川瀬。しかし、同棲中に彼女に浮気されたことで、ホームレス生活に。公園で寝泊まりしていたため、警察官から職務質問を受けるも「住所もないし、ちょうどのタイミングで保険証とか全部更新し忘れてて期限切れてたんですよ。車の免許もとってないから免許証もない。つまり身分証がないんですね。携帯電話も当時、NSCの授業中にとられたりなくなったりするじゃないですか。ホームレスの状態で携帯とられたんですよ。まじやばかった」と窮地に陥ったという。

身分証を提示できず、住んでいる家もない状態。家族に電話するよう求められるも、携帯電話がないため叶わず、交番へ連行されたそう。「嘘みたいな話なんですけど、交番行ったときに他のやつがいて、他の警官と、もう一人女性の方が話してたんですよ。俺が行った瞬間、女の人が俺の方めっちゃ見だして、なんかこそこそ警官に言ってるんですよ。どうやら、その人ひったくりかなんかに遭ったらしいんですけど、そのときの犯人の風貌に似てるみたいなことになって」と語った。

そして「とりあえず留置するかみたいな流れになって」と、警察署へ。川瀬はホームレスになった経緯を説明し「東京の吉本に問い合わせてもらったら、名簿くらいはあるんでそこで証明できるかもしれないです」と訴えると、警察官が号泣。その警察官も一緒に上京して同棲した彼女に浮気された経験があったようで「信用したいんだけど、一応身元引受人がいないとここから出すわけにはいかない。なんとか電話番号思い出せないか」と告げられた。

川瀬は、当時流行していたミクシィで、3日前に親戚からメッセージをもらったことを思い出し、警察のパソコンを借りようと懇願。特例で30分間のみ使用許可を受け「冷静に考えたら、3日前に来た親戚のメッセージがすぐ返ってくるわけないやん。でも、それしかないからダメ元でログインしてメッセージ確認した」とミクシィにアクセスすると、同期のお笑い芸人からちょうど合コンの誘いが。その芸人に迎えにきてくれたことで釈放されたといい「スーパーファインプレー！」とミラクルが起きたことを話した。

なお、川瀬はその後、その芸人と同居。ホームレス生活を抜け出せたことや、逮捕寸前のトラブルを助けてくれた恩人として、その芸人に対して手厚く面倒を見ていたことを明かした。

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