人気グループ、ＫＡＴ―ＴＵＮが２１日深夜放送のＴＢＳ「ＫＡＴ―ＴＵＮの食宝ゲッットゥーン」（木曜深夜０・５８）に出演。過去に所属事務所から独立を画策していたことを明かした。

グループは２００１年に結成され、０６年にＣＤデビュー。当時、全員が２０歳を超えていたことから、亀梨和也（３７）は「１０代でデビューできなかったらおしまいの時代だった」。デビュー当時２２歳だった中丸雄一（４０）も焦りがあったことを明かした。

ゲストの狩野英孝（４１）が「アイドルは何でも周りがしてくれるイメージ」と疑問を投げかけると、亀梨は「デビュー当時、生意気だって言われていたんだけど、結成してから５年間ジュニアとして過ごしている。曲や衣装も決めたり。自分たちでやってた。５年たってデビューだったけど、周りの人は１年生みたいに見る。５年間やってきてるから意思があるわけで、そこでぶつかるわけ」とデビュー当時のやんちゃなイメージの理由を説明。例えばスタッフが提案した衣装を拒否することもあったといい、亀梨は「俺ら５年間、自分たちで作り上げてきたから。それが尖ってるとか生意気だと言われてきたけど自分たちとしては意思があった」と振り返った。

デビュー当時はアイドルらしからぬサングラス姿などもあったが、亀梨は「デビュー１年目だから皆さんに顔を覚えていただかなきゃいけない。わかってるけど、いやいやこれがかっこいんだという、我々の考えのもとやってるんですよ。ブランディングしてるんですよ」。中丸は「デビュー曲『ｒｅａｌｆａｃｅ』のＰＶ撮影の現場でけんかして中断した。スタッフさんと」と明かし、上田竜也（４０）は「（デビューして）５年後とかに事務所に呼び出されてお前いつまでサングラスしてるんだってめちゃくちゃ怒られた」。亀梨は「ありがたいこと。周りが手をかけてくれる。受け入れられるキャパがなかったのは事実」と若気の至りがあったことをうかがわせた。

狩野が「（結成からデビューまで）５年間ほっとかれたみたいな怒りみたいなのはある？」と聞くと、亀梨は「みんなで集まってよくしゃべっていたよね。タイムリーな話題になっちゃうけど、俺たちだけで会社を辞めてやろうかみたいな話も出ていた。ここじゃ無理なら、でも俺たちでやっていける自信がある。もう抜けよっかみたいな話も結構出てたよね」と告白。「俺と赤西君が２人で話すことが多かった。それをみんなにぶつけて、どうなのみたいな。赤西君と俺は夜な夜な健康ランドの露天風呂でどう進めていくか毎日話していた」と元メンバーの赤西仁（３９）との主導で独立を画策していたと明かした。

中丸は「その後、すぐ１人抜けますからね」と２０１０年の赤西脱退をネタにし、上田も「密に話していた２人の片方が出てった」。亀梨は「俺が一番え〜ってなったよ。そのプラン（独立）を自分だけでいっちゃったから。話してたよね？みたいな」と笑い話にして振り返っていた。

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