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予定調和や内輪受け嫌いのタモリ、若き日の暴挙「結婚式クソ喰らえ」

かつてタモリさんが、「これ(を放送するの)はヤバいって!」と珍しくうろたえるほど過激だった「結婚式大乱闘事件」とはいったい?

【笑っていいのか?】滝川クリステルだけじゃない…タモリ(78)のタックルに倒れた美女たち

ライターの戸部田誠(てれびのスキマ)氏の書籍『タモリ学』(イースト・プレス)より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)

予定調和や内輪受け嫌いのタモリ、若き日の暴挙「結婚式クソ喰らえ」
とにかく「予定調和」を許さない……そんなタモリさんが結婚式で見せた「蛮行」とは?©文藝春秋

◆◆◆

結婚式、クソ喰らえでございます

ダウンタウンが司会を務める『爆笑!大日本アカン警察』をベースにしたコーナーが、『27時間テレビ』にあった。

タモリとダウンタウンが14年ぶりに共演することで大きな話題を呼んでいたが、そのスペシャルなムードは「タモリが結婚式で大乱闘事件」という暴露VTRで吹っ飛んだ。

タモリが「これ(を放送するの)はヤバいって!」と珍しくうろたえるほどの「事件」。それは2005年、『いいとも』金曜日ディレクター(当時)の出口敬生と、フジテレビアナウンサー梅津弥英子の、結婚披露宴で起こっていた。

披露宴などの“セレモニー”嫌いを普段から公言しているタモリだが、新郎新婦両者ともに仕事で関係が深いこともあって出席していた。タモリは船長が着用するような白いユニフォームで列席。元来船好きのタモリだが、乾杯の挨拶ではその意図を、「船長でございます。ちょっとふたりの船出という意味もございます」と述べた。すでにほろ酔いであろうタモリの挨拶は、しかし淡々とした口調で続いていく。

「新郎新婦ともに同じ会社ということで、先ほどから流れるような司会、仲間内だけの笑いによる祝辞と、非常にスムーズな中にも、馴れあったいやな雰囲気の結婚式を堪能させていただいております。結婚式、クソ喰らえでございます」

結婚披露宴というのは「偽善」の塊である。しかも、タモリが大嫌いな「予定調和」がはびこっている。さらに「内輪受け」が安易に許されてしまう空間だ。タモリは居心地の悪さを感じていた。

式は進行し、新郎側の友人代表の祝辞。アメフト部だという彼に向かって、タモリは突如タックルを仕掛けていった。驚いた周囲はもちろん制止にかかる。会場は思わぬハプニングに爆笑、そして喝采。しかしそれでもなお襲いかかろうとするタモリは、最終的に羽交い締めにされ席に戻された。タモリは振り返って言った。

「新郎の友人の挨拶が非常に長い。それで『ツカミはOK』とか、(観客の心を)つかんでないのに言う」

そんなスピーチが、タモリには我慢ならなかった。

謝る気はさらさらありません

タモリは「出来レース」も許せない。

数多い列席者の中から、一見ランダムに見える抽選方法で、花嫁からのブーケを獲得したのは同期のアナウンサー千野志麻だった。

ところが彼女は“偶然にも”梅津アナに続いて近々結婚をすることが決まっていた。

千野は梅津を「おめでとう」「しあわせにね」と祝福し、その微温的なムードが会場全体を支配する。――行くしかない。

タモリはやおら千野アナ目掛けて突進、だがその直前で転倒。またも羽交い締めにされる。席に運ばれるタモリは満面の笑み。

さらに新婦側の友人挨拶で、再び登場した千野アナ。

タモリはまたもタックルを試みる。

そんなシュールな光景を、司会の川端健嗣アナは困惑しながら実況していた。

「船長のタックルが、今日は続いております!」

2023年には滝川クリステルへのタックルが発覚

実は『27時間テレビ』に先立つこと1年前の2011年7月7日、千野アナをゲストに迎えた「テレフォンショッキング」でも、この件は触れられていた。先のVTRではカットされていたが、タモリは披露宴で他にも暴挙を働いていたのだ。

梅津に子どもができたということを聞いた千野が「天使が舞い降りてきました」と発言したことに憤然、思わずパンを投げつけたという。

そして千野が「おめでとう、しあわせに」と口にすると、タモリはもう止まらない。「こんな偽善的な女は見たことがない」と自然と身体が動き出し、千野にタックル。映像では取り押さえられていたが、カットされていた部分では「和服着た女があんなにきれいに転ぶ姿は誰も見たことがない」と自画自賛するほど、見事なテイクダウンを奪っていた。

タモリはかつて、「ちゃんとしたことに対する嫌悪感があるのかもしれませんね」と語っている(「タモリ先生の午後。2008」『ほぼ日刊イトイ新聞』2008年)。

それは結婚式に限らない。たとえば何十年かぶりに開催されたクラス会でのこと。

自己紹介の時にきちんと立ち上がって、ものすごくまともに挨拶した人を、なんだか嫌いになったというのだ。

そして件の披露宴、この乱闘事件に対してダウンタウンから謝罪を要求されたタモリは、きっぱりと言い放った。

「わたくしは、謝る気はさらさらありません」

〈《笑っていいとも!素人乱入事件》「テレフォンショッキング」に不審者が…それでも笑顔を絶やさなかったタモリ(78)の驚きの対応「生番組って面白いなぁー!」〉へ続く

(戸部田誠/Webオリジナル(外部転載))

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