連日連夜「年またぎ映画祭」開催｜芸能ニュース雑談処すくーぴあ

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連日連夜「年またぎ映画祭」開催

2023-12-29 16:00

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クリスマス、年の瀬、そしてお正月——。あれこれ忙しい時期ですねえ、などという定番のご挨拶とは裏腹に人によっては意外とヒマである。仕事も学校も休みになるし、初詣だとかなんだとかいっても寒いし混んでいておっくうだし、箱根駅伝にもそんなに興味はありません……。そんな人って、結構多いのではないかと思う。

ならば、映画を観るしかない。

……といっても、ここでまた悩ましい問題がある。いったいどの映画を観ればいいのか。世の中には数多の映画作品が溢れていて、洋画に邦画、さらにはアクションにサスペンス、戦争映画と来たら日本にはヤクザ映画もあるし、ラブロマンスとて見逃せない。で、結局あれこれ悩んでいるうちに、休みが明けてしまうのだ。そんなもったいない年末年始を過ごすことなど、もう二度とあってはならない。

というわけで、BS12だ。いまや毎年恒例、年末年始のBS12はあらゆるジャンルの名作映画が勢揃いする〝映画祭〟。12月25日から年をまたいで1月7日までの2週間、人気作・名作を毎晩放送する予定となっている。

連日連夜「年またぎ映画祭」開催

連日、名作が目白押し！

そのスタート、12月25日から2作品ずつ2日に分けて放送されるのが、『インディ・ジョーンズ』シリーズ。2023年には15年ぶりの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開されて話題を呼んだが、BS12ではその過去作4作品を一挙放送する。

敵はナチスかソ連か、それともヘビか。シリーズ第1作『インディ・ジョーンズレイダース／失われたアーク《聖櫃》』は、いまから40年以上も前、1981年の公開。若き日のハリソン・フォードが「聖櫃」を巡ってナチスドイツと対決する伝説の名作だ。派手なアクションが見物だが、その中にもちりばめられたコメディ要素が笑いを誘う。子どもの頃に『インディ・ジョーンズ』を見たおかげで、ヘビ嫌いを自認することになった、なんて人、いませんか？

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そんな『インディ・ジョーンズ』シリーズに続いては、第一次世界大戦における塹壕戦の悲劇を克明に描いた戦争映画屈指の名作『西部戦線異状なし』。2022年にはリメイク版の最新作が配信されたが、BS12ではすべての原点、1930年に公開されたオリジナル版を放送する。まだ白黒映画の時代だが、それがまた真に迫って戦場の過酷さを浮かび上がらせる。白黒映画も悪くない、と改めて思える作品だ。

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続けてパニック映画の白眉『原子力潜水艦浮上せず』、スナイパー映画の人気シリーズ『山猫は眠らない』の7・8作目が放送され、マット・デイモンの『ボーン』シリーズ三部作一挙放送で年を越す。

さらに1月1日からは、2006年に公開され一世を風靡したトム・ハンクスの『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ。『ダ・ヴィンチ・コード』と続編の『天国と地獄』は劇場版でカットされたシーンを含むエクステンデッド版だそう。さらなる続編の『インフェルノ』は無料BS初放送と、シリーズものをまとめて楽しむことができるのも、時間の取れる年末年始だからこそ。ヒリヒリするサスペンスフルな展開に、いまは楽しいお正月、なんていうことも忘れて没頭してしまいそうだ。

https://obs.line-scdn.net/0hOWKTUEpHEHh3LQOaO-hvL05wFhcPQgNoCFUHAFVyERQEVFVlCkkBGgcrHEpcT1B9TUtdHxYtTRpbGlEnSQ

高倉健さん演じる“昔ながらのヤクザ”映画にも注目

……と、こうしてハリウッド映画の屈指の名作ばかりがラインナップされるBS12の映画祭。が、もちろん邦画好きの方もご安心を。邦画からは、かの高倉健主演の名作が揃う。それも、高倉健青年期のヤクザ映画が目白押しだ。

晩年には『駅STATION』や『鉄道員（ぽっぽや）』など、涙なくしては観られない感動作が多い健さんも、若き日にはヤクザ映画のスーパースター。年内には『日本侠客伝』シリーズから3作品、年が明けると『昭和残侠伝』シリーズが待ち受ける。さらに1月3日にはヤクザ映画ながらも切った張ったの世界観とは異質な芸術性でも注目を浴びた『冬の華』が控えている。

連日連夜「年またぎ映画祭」開催
王道のハリウッド名作から日本映画のスーパースター・高倉健シリーズまで。締めくくりにはニコラス・ケイジの『コン・エアー』『ザ・ロック』の放送も予定されている。派手なアクション、シリアスなサスペンス、そしてヤクザ。さまざまなジャンルが揃っており、どんな人でも楽しめること請け合いだ。

連日連夜「年またぎ映画祭」開催
映画が好き、などといっても、一年を通して意外と忙しく、まとめて映画を楽しむ時間はなかなかとれないものだ。そんなとき、ようやくできた時間を利用して、BS12で映画三昧。クリスマスも箱根駅伝もいいけれど、そんな年末年始の過ごし方も、実はとてつもなく贅沢だ。ただひとつ、年が明けても映画の中から抜け出せず、仕事や学校に支障を来さないように……。それだけは要注意、である。