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世間を騒がせた私人逮捕系YouTuberガッツchの中島蓮氏と煉獄コロアキ氏が、今度は被災地支援を行うとSNSで表明したことで、議論を呼んでいる。

昨年12月27日に保釈されたガッツchの中島蓮氏。今後の活動については、準備中とのことであったが、１月１日に起きた能登半島地震の支援のために、物資を運ぶと連絡が入り、取材班は現場へと向かった。

現場は新宿駅の南口。18時30分頃から中島氏は、新宿駅前で被災地への支援物資の提供をお願いし、その行動に共感した20名ほどの人たちと、地域特化型のインターネット掲示板の「爆サイ.com」が支援物資を提供したようだ。

19時30分頃、支援物資の量はかなり集まり始めた。時折、中島氏の活動を応援している支援者たちが「これからも応援しています」「頑張ってください」といった声を掛け、それに答える姿もあった。

20時に差し掛かるころ、続々と人が集まり、その中にはパトロール系YouTuberをしているフナイム氏なども見かけられた。

数分後、道路脇に止められたワンボックスの車から12月22日に釈放された煉獄コロアキ氏が顔を出した。

性犯罪特別巡回中とステッカーが貼られた車には、生理用品や水など、多くの支援物資が積み込まれている。複数の段ボールが積まれた車内には100万円相当の物資が入っていた。

その中でも目を引くのは大量のTENGA社から発売されている、テンガエッグだ。

写真を撮られる最中にコロアキ氏はこう語る。

「これで性犯罪を抑制するぜ！俺は俺の債務（編集部注：責務と間違えた模様）を全うする！！」

彼らは、１月６日から石川県に向かうとX（旧Twitter）で宣言をしている。

Xでの反応は否定的な意見が多く「来るな！邪魔になるだけ」「迷惑になる。冷静になってほしい」と歓迎はされていない様子だ。

彼らもそれは予想をしているようで、支援先は既に決め、支援物資を配給できる設備が整っている場所へ運ぶという。

彼らの行動はPV稼ぎ、再生数稼ぎ、売名目的と言われ、世間的な評価は芳しくないが、今回の支援物資の運搬は彼らなりの思惑があり、人助けという強い意志があっての行動と語る。

実際に被災地に向かうという煉獄コロアキ氏は、現地で火事場泥棒や性犯罪者を私人逮捕すると意気込んでいる。被災地の住人の迷惑にならないよう、願うばかりだ。

取材・文・PHOTO：白紙緑

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