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松本人志、文春報道への「徹底抗戦」の背景に溺愛する長女の存在か

松本人志、文春報道への「徹底抗戦」の背景に溺愛する長女の存在か

ダウンタウンの松本人志(60)が「週刊文春」のスキャンダル報道に対応すべく芸能活動休止を決めた。昨年12月29日にオンエアされた「人志松本の酒のツマミになる話」(フジテレビ系)では、番組スポンサーだったアサヒビールとサントリー、アコムが広告代理店を通じて社名を表示しないようフジ側に要請。松本が出演している他局の番組のクライアントもこれに追随の動きを見せている。番組からクライアントが撤退ともなれば“芸人生命の危機”は間違いないが、本人は自らのXに「事実無根なので闘いまーす」と投稿。文春側に徹底抗戦の構えを見せている。

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一連の騒動で筆者が感じるのは松本の家族への強い思いだ。松本の根本には“目に入れても痛くない”ほどの長女の存在があるのだろう。実は10年ほど前、筆者は都内で偶然、松本夫妻と長女のスリーショットを目撃している。当時、有名人の子供が数多く在籍することで有名なプレスクールに通っていた長女を真ん中に、左側に松本、右側に夫人とそれぞれ手をつなぎ、たまに足を浮かせてブランコ状態を楽しむ長女という奇跡のスリーショットを目の当たりにした。

複数の外国大使館が点在する閑静な空気が流れるエリアで、松本が長女と大きな声で歌を歌いながら歩く姿に驚いたのを覚えている。このプレスクールでは年に1度、生徒全員が参加する“お遊戯会”が開かれるのだが、松本は堂々と最前列に陣取り、愛娘の熱演を食い入るように見つめていたという。

「あんなに忙しい方なのに、発表会の前日まで長女の相手をしてあげていたそうです。お遊戯会以外でも父兄が参加するイベントには必ずと言っていいほどお見えになっていました。なかなかあそこまでやるお父さんはいませんでしたよ」(松本の知人)

松本の長女を溺愛するエピソードは他にもある。松本ファミリーの“手つなぎブランコ”を目撃した数年後、長女はクラシックバレエを始めたのだが、その発表会でも松本の“前のめり”な姿が目撃されていた。さすがに最前列ではなかったようだが、長女の演技が終了した時のあまりに大きな拍手に会場中の観客の視線が集まり、「アレって……」とヒソヒソ話をする父兄や、その姿に感動する他の生徒の祖父母の姿があった。“アレ”とはもちろん松本のことだ。

「のらりくらりと相方の言葉をはぐらかすような、テレビから受け取る松本さんのイメージからは想像がつきにくいのですが、娘さんへ必ず言うことは『何事も、やるならトップを目指せ』だそうです。発表会に向けて緊張とプレッシャーで押しつぶされそうになる娘さんを一生懸命励まし続けていたそうです」(前出の知人)

このバレエ教室がきっかけになったのかどうかは定かではないが、長女は松本と「人前で演じること」について話をする機会が増えたようだ。別の知人はこう証言する。

「松本さんは芸人としての仕事や芸能界の話もするようですね。娘さんが芸人を目指すような意思表示は今のところ全くないようですが、父親であり芸人の松本さんを心から尊敬していることだけは間違いないようです。そんな存在が自分に見せる顔とは全く違った、若い女性を相手に破廉恥な行動をしていたと報道されたわけですから、娘さんは計り知れないほどショックを受けているのではないでしょうか」(前出の知人)

松本の「事実無根なので闘いまーす」というメッセージには、そんな長女に対して自身の潔癖を主張する強い思いが込められているのではないか。松本が全身全霊で裁判に臨む理由はここにあるのではないかと筆者は推測する。

(芋澤貞雄/芸能ジャーナリスト)

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