「新しい家族ができたということで、今まで以上に気を引き締めて責任を持ってお仕事も頑張っていきたいと思います」

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1月14日、TBS・宇内梨沙アナウンサー（うないりさ=32）は、自身が進行を務める『アッコにおまかせ！』の番組内で昨年のクリスマスに結婚していたことを発表。和田アキ子はじめ共演者からの祝福を受け、顔を真っ赤にしながらのサプライズ報告だった。

学芸員の資格を持つ宇内アナ©時事通信社

「お相手への言及はありませんでしたが、宇内アナの結婚相手は同じ慶応大卒で外資系銀行に勤める2歳下のAさんです」（TBS関係者）

2人の交際は「週刊文春」2023年2月16日号がスクープして発覚したが、その後も順調に愛を育み、約11ヶ月後にめでたくゴールインとなった。

宇内アナを射止めたAさんは一体、何者なのか。「週刊文春」がキャッチした宇内アナが結婚に至るまでの軌跡を振り返ろう。

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“真っ白ポルシェ”のドライブデートをキャッチ

2023年1月29日の午後。日曜日の首都高を悠々走り抜けた白いポルシェは、東京湾岸へと通じる幹線道路に軽快なエンジン音を響かせた。レーシングゲームさながらの高級マシンが、人通りまばらな休日の臨海部を駆ける。助手席に座るのは宇内。ハンドルを握る横顔に彼女が優しく微笑むと、ポルシェはさらにスピードを上げた。

遡ること午後1時半、宇内アナは足取り軽やかに、赤坂通りを流していたタクシーを呼び止めた。進行を務める『アッコにおまかせ！』の生放送を終えて向かった先は、都内高級地に聳える豪奢なマンションである。鞄をゴソゴソ、自分の鍵でドアを開けると、まっすぐ中へと入っていった。

彼女の『おまかせ！』終わりのルーティンは、「ソファに寝転がりながら夜中の3時までひたすらゲーム」。ただずぼらに遊んでいると言うことなかれ。趣味の域をはるかに超えた豊富な知識で、ゲーム実況ユーチューバーとしての一面もある。さらには新聞でもゲームを語る連載を持つなど、その造詣の深さは本業にも劣らない。

だが、この日は違っていた。男性がマンションの駐車場からポルシェを出すと、部屋で着替えた宇内アナが破顔して助手席へ。2人を乗せた車はやがて、海岸線へと風を切る。生粋のゲーマーアナを“攻略”したこの男性は--。

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一浪の末に入学した慶応大在学中からBS放送の学生キャスターを務めていた宇内アナは、「ミス慶応グランプリ」を経てアナウンサー内定という王道を歩み、2015年、TBSに入社した。

「彼氏はいるんですか？」と問われた宇内アナは…

「清楚な見た目とは違い、休日は徹夜でゲームをして午後まで寝ていると公言するなど天真爛漫で飾らない性格。得意のゲームによって自身を表現し、従来のアナウンサー像とは違う存在感を確立した。そのことは、社内でも一目置かれています」（同局関係者）

入社以来、報道・情報系の番組を長く担当した宇内アナは現在、『ひるおび』や同局ラジオ番組『アフター6ジャンクション2』などが主戦場。写真誌を賑わす同僚たちを横目に、これまで熱愛報道とは無縁だった。

だが、一昨年に放送された『アッコにおまかせ！』の番組内で“異変”は起こる。結婚したばかりの後輩・山本里菜アナ（当時）から「今、彼氏はいるんですか？」と問われると、「そんなことは、今ここでは……」と照れ笑い。「あれ？」とスタジオから総ツッコミを受けた彼女がこのとき思い浮かべていた男性こそ、白いポルシェの青年なのだ。それが大手外資系投資銀行に勤めるエリートバンカー・Aさんである。彼の知人が打ち明ける。

「高校3年間を単身ニューヨークで過ごした国際派」

「2022年には交際を始めていたと聞きました。Aは宇内さんと同じ慶応大出身で、学年は彼女の2つ下。高校3年間を単身ニューヨークで過ごした国際派で、大学では野球部のピッチャーでした。外で遊ぶのが大好きだったので当時のあだ名は“パリピ”（笑）。以前は結婚していたのですが、今は独り身です。周囲には2人の関係を明かしています」

金融関係者が試算するAさんの年収は2500万から3000万円。管理職に昇進すれば、8000万円にもなる人もいるという。

話を冒頭に戻そう。仕事終わりの宇内アナが“帰宅”したのはAさんのマンションだった。合い鍵で中に入り、着替えてドライブデートに出掛けるなど、すでに夫婦然とした関係である。道中、お土産の高級紅茶葉を買って向かったのは、臨海部にあるまた別のマンションだ。

2人がそこを辞したのは午後10時半。知人らしきカップルと一緒だった。皆笑顔でその後、家路についた。

TBS広報部は当時、「週刊文春」の取材に「社員のプライベートについてはお答えしておりません」と回答したが、掲載号の発売直後から、宇内アナは出演した番組内で報道に触れ、Aさんとの交際を認めた。

『アッコにおまかせ！』では顔を真っ赤にしてのろける姿も

ラジオ番組『アフター6ジャンクション』ではパーソナリティーの宇多丸から「（宇内アナの）身辺騒がしい」と振られると、「幸せなのは事実です」ときっぱり。さらには「1つ言いたいことがある。（交際を報じる各メディアで）使われている写真が、どこももう7年、8年前のもので、もっと可愛いの使ってください！」と要望する余裕も見せた。『アッコにおまかせ！』では共演者から質問攻めにあい、後の結婚発表時と同様、顔は真っ赤に。それでも、Aさんについて「まじめで明るい方です」とのろけたのだった。

前出・Aさんの知人が語る。

「結婚のことは聞いていなかったのでびっくりしました。たぶん、ごく親しい人にしか報告していなかったのだと思います。2人ともハイスペックで、お似合いのカップルですね」

かつて宇内アナが語っていた結婚相手の条件は、「バイブスが合って、脳汁を出させてくれる人」。生粋のゲーマーアナの“脳汁”は今、溢れ出ている。

（「週刊文春」編集部／週刊文春）

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