《田代まさしを私人逮捕しようと思って話したら暴行されたふざけんじゃねぇよこいつ反省してない》

私人逮捕系YouTuberとして知られる煉獄コロアキこと杉田一明氏の、Xへのそんなポストが波紋を呼んでいる。

杉田氏は1月28日の夜、自身のXに、田代まさしに直撃する動画とともに冒頭の文章を投稿。その際、田代を直撃した場所が、20日に脳卒中のため死去した「電撃ネットワーク」南部虎弾（なんぶ・とらた）さんの通夜の会場だったことで、SNS上で批判が殺到しているのだ。

投稿されたわずか14秒の動画は、歩く田代に向かって、杉田氏が直撃する様子を撮影したもの。動画の冒頭、田代が穏やかではない様子で「やってねえって言ってんだろ」と杉田氏に詰め寄る。それに対して杉田氏が言葉（内容は不明）を返すと、田代は「ちょっと来い」と杉田氏の胸元を掴んで、どこかに連れていこうとする。

「暴行だぞ、てめえ、オイ。触ってんじゃねえ」と杉田氏が返すと、田代は手を離し、「いいから来い」と発言。自撮りでカメラを向けていた杉田氏の関係者と見られる人物の右肩を「やめろよ、お前も」と、右手で小突く様子までを映したものだ。

杉田氏といえば、2023年11月に、東京の帝国劇場周辺にいた10代女性が公演チケットの不正転売に関与したと決めつけた動画をYouTubeにアップし、名誉毀損の疑いで逮捕。その瞬間はテレビのニュースでも流され、「アンチども良かったな。俺、懲役行ってくるから。私人逮捕系YouTuberは不滅だ！」などと叫んでいる様子が、全国に晒されることとなった。

12月1日には東京都葛飾区の路上で50代男性を不法に拘束したとして再逮捕されたが、12月22日、ともに不起訴処分で釈放されている。2024年に入ると、1月6日には能登半島地震の被災地支援と称して、支援物資に「TENGA」などを携えて仲間と石川県入り。現地で仲間割れしたことなどを明かしていたーー。

亡くなった南部さんは生前、田代の芸能界復帰を支えてきた人物として知られている。さまざまな思いを胸に出席した田代に対する“迷惑行為”を働いた杉田氏には多くの批判が寄せられた。

《てか、人様のお通夜の席でやることか？》

《コロアキのやってることが暴力だろうが》

《葬儀で何やってんですか…ホント場所はわきまえて下さいマーシーが反省してるとかしてないとか関係なく怒るの当たり前です》

《どっちが輩なんだか…みてて心が痛くなる…マーシー相手にしちゃダメだよこんな輩たち》

当の田代は、自身のInstagramで南部さんの通夜に参列したことを報告。そのなかで、《途中、迷惑YouTuberに絡まれたりして大変でしたが、懐かしい人達との再会も多く、自分なりに南部さんを天国に見送ったつもりでおります》などと綴るに留めた。

本当に「反省していない」のは誰なのかーー。

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