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松本人志はリスク覚悟の遊び方?アテンドが語る「遊びが一流な人」の共通点

松本人志はリスク覚悟の遊び方?アテンドが語る「遊びが一流な人」の共通点

「プロのアテンド」の気持ち

「実は、松本人志さんは“プロのアテンド”嫌いだと言われてはいました。だから、後輩の芸人さんたちがアテンド役をさせられていたんでしょうけど、彼らも内心はイヤだったのでは…」

タレントに合コンをセッティングする通称「アテンド」の言葉。

芸能界で知られる裏稼業のようなものだが、筆者が友人付き合いをしているアテンド女性によると、同業者の間ではダウンタウンの松本が「アテンド嫌い」で知られていたという。

いまダウンタウン松本の性加害疑惑は、さらに大きな騒動になってしまっている。松本は疑惑を報じた「週刊文春」を東京地裁に提訴したが、文春は新たに元タレントの大塚里香さんが松本に性的行為を迫られたという被害証言を掲載。

当初「事実無根」と断じていた所属の吉本興業は一転、「真摯に対応すべき問題」と、事実確認と検証を進める声明を出した。

Photobygettyimages

世間では文春の報道が事実か否かで論争になっているが、性加害の有無を別にすれば、何人もの女性が後輩芸人のセッティングする不審な飲み会に参加したことを証言しており、松本の遊び方が異様だったという話は疑いにくくなっている。

「こういうことになっちゃうからこそ、アテンドが必要なんです!」

そう強く言ったのが、前出のアテンド女性。

「暴露系として“お金稼ぎ”したガーシーさんのせいでアテンドという仕事が、まるで悪者の側みたいに思われていますけど、それは違います。私たちは芸能人のトラブルを避けるためのプロの合コン屋なんですから。遊びたくてもゴシップが怖いタレントたちのために、そのサポートをするんです」

基本的に、彼女のようなアテンドはタレントから報酬をもらって合コンをセッティングする。

「友達付き合いのようにしてやると揉めごとが起きやすいので、仕事としてやるんです。だから、仲の良いタレントでもちゃんと仕事にさせてもらいます」

集める女性参加者は、口が堅くて芸能人相手の飲み会もある程度、慣れているような人たちだから、彼女のセッティングでゴシップになったことは過去十数年で一度もないという。

「そこで一番重要なのは性行為についての取り決めです。知り合った女性と交際に発展するのは自由ですけど、たとえホテルでの飲み会であっても、その宴席の延長で性行為をするのはダメ。性行為をする可能性があるなら、事前にそういうことがあってもOKという女性を呼ぶんです。風俗で働いている女性とか、プロのセックスワーカーです。それでも、ちゃんと口は堅い人だけを呼びますが」

彼女は、自分に合コンを依頼してくるタレントを「プロ意識が高い」と褒める。何人か彼女の「顧客」の名を耳にしたが、どのタレントもゴシップと無縁な人ばかり。つまりはリスクのある素人と遊んだりしない「遊びも一流」なタレントたちなのである。

アテンド嫌いは他にも…

しかし、松本はそのアテンドの仲介を避けてきたというのである。

「ハッキリ、松本さんからアテンド嫌いだと聞いたわけではありませんけど、後輩芸人ばかりが合コンを頼まれているのがその証拠でしょう。私に仕事を頼めばいいのに、と言っても、その後輩芸人は、松本さんはアテンド嫌いだから、って言っていました。プロはダメ、素人じゃないと…って」

文春が「SEX上納システム」と名付けて伝えていたのが、その後輩芸人たちによる合コンのセッティングが常態化していたこと。ゴシップの発端もスピードワゴンの小沢一敬が、都内の高級ホテルに女性たちを集め、「ゲーム」と称しての性行為強要があったという報道だった。松本はその話を否定しているが、女性アテンドは「もし私が仲介していたら、そんなゲームをする場なら、最初からそれがOKという女性しか参加させない」という。

「私の知らないところで、そういうゲームが始まることだって考えられるので、途中、参加女性のひとりには必ず連絡をさせます。連絡がない場合はおかしいと感じて現場に行きます」

もしウワサどおり、松本がアテンドのセッティングを避けていたのなら、半ばリスク覚悟での遊びを続けていたことにはなる。

「億単位でお金のある人が、そこまで危ない遊びにこだわる理由が分からないんですけど、業界内にはアテンド嫌いの人は他にもいます」とアテンド女性。

聞けば、ある人気お笑いコンビのひとりAは、とにかく金払いが悪く、合コンの開催を後輩に求めるくせに、食事代すら自分の分しか払わないのだという。

「後輩芸人が自腹でアテンドに支払いしていることを知ると、Aは合コンに金なんか払えるか!って激怒して、それからは自分が払うわけじゃないのにアテンドの仲介を禁じていたとか。アテンドを避けるタレントは、そういうケチなタイプが多いです。松本さんの場合は、職業とかもオーダーしていた指示書とかあったと報じられていたので、そういう場に慣れていない完全な一般人じゃないと楽しめない性癖みたいなものがあったのかな」

いずれにしても、もし松本が信頼できるアテンドを利用して女性たちと遊んでいれば、こんな騒動が起こらなかった可能性が高く、原因をたどると後輩芸人をアテンド化させていたことも問題だったのかもしれない。

【もっと読む】『松本人志の“文春砲”で考えるべきこと…アテンド経験のある女性が語る「違和感の正体」』

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