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『おっさんずラブ』シリーズの有名映画監督が…スタッフの人妻と『不倫』発覚から2年後の「泥沼裁判」

『おっさんずラブ』シリーズの有名映画監督が…スタッフの人妻と『不倫』発覚から2年後の「泥沼裁判」 (全2枚)

人気ドラマシリーズ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)の続編、『おっさんずラブ-リターンズ-』が1月5日から放送されている。

「おっさん同士の恋愛」がテーマのコメディで’18年4月期に深夜ドラマ枠で放送され、大ヒット。’18年の「新語・流行語大賞」のベスト10に選出されるなど社会現象を起こした。このドラマの演出を担当したのが、映画監督の瑠東東一郎(るとうとういちろう)氏(44)である。

「関西テレビの制作会社に所属する映画監督です。『劇場版新・ミナミの帝王』や昨年に岸優太(28)が主演した映画『Gメン』、ドラマでは『黒い十人の女』(読売テレビ系)や『僕たちがやりました』(フジテレビ系)を担当。

そして、昨年放送された『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系)など多くの話題作を手掛けています。’18年放送のドラマ『おっさんずラブ』では、第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞を受賞しており、今、最も注目されるドラマ監督の1人です」(テレビ誌記者)

そんな有名監督の瑠東氏だが、ある問題を抱えているという。

「“不倫”の当事者として訴えられ、裁判を控えているのです。実は2年前、彼がドラマスタッフの人妻女性と不倫関係にあることを『週刊文春』が報じており、その裁判がようやく始まります」(スポーツ紙記者)

当該の報道は、『週刊文春』の’22年3月17日号に掲載されていた『あの映画監督が人妻メイクと“おっさんず不倫LINE”』という記事である。

文春によれば、当時、瑠東氏には関西に妻子とともに暮らす自宅があったが、都内にマンションを借りて単身赴任していた。そこに人妻であるヘアメイクの女性が通っていたという。『文春』の取材班はその現場を撮影し、後日、瑠東氏を直撃。男女の関係はあったのかという問いに対し、

《それはないですね。……ただ、確かに仕事の内容超えてますって言われたら、その通りですよね》

と回答。本当に肉体関係はないのかと再度念を押すが、それでも瑠東氏は、

《ちょっと無いものをあるとは言えないので。それ以上、返す刀がないというか》

と、完全否定していた。しかし文春は、瑠東氏と女性のLINEを入手しており、そこには不倫の証拠となるべき会話が赤裸々に綴られていたのだ。同じく文春の取材を受けた女性の夫A氏は、妻が瑠東氏から「自宅で会ったことは認めつつ、あくまで仕事上の付き合いのみで肉体関係はなかったということでお互い通そう」と口裏合わせを要求されたことを妻から聞き、不倫の事実をA氏に認めたことなどを告白している。

被害者の夫が’23年末に瑠東氏を提訴

「そのA氏が、’23年末に瑠東氏に対して東京地方裁判所に損害賠償を求めて訴状を提出したのです」

そう語るのは、本件係争の関係者だ。訴状によると、瑠東氏とA氏の妻は、’21年5月頃から不倫が発覚するまで、「少なくとも7〜8回にわたり不貞行為を継続していた」とあり、妻はA氏に対し不貞行為を認めていると、A氏は主張。それに伴い、瑠東氏に対して損害賠償請求をしているという。問題は、2年前に発覚した不倫の裁判が、どうして今頃になって行われるのかということだ。

「報道から数日後、瑠東氏は文春編集部を通じてA氏に話し合いを持ちかけたそうです。当事者同士の話し合いにはならなかったと聞いていますが、A氏が慰謝料として要求した額に対して、瑠東氏の弁護士は『払える慰謝料は50万〜100万円です』と返答してきたとか。終始、弁護士を通じて『不貞の損害賠償相場はこれくらいの額が上限である』旨を主張し続け、断固譲らず交渉が進まなかったそうです」(係争関係者)

その後、何度か交渉を重ね’22年の末、最終的に瑠東氏サイドがA氏に「慰謝料200万円を支払う」ことで一旦合意した。しかし、

「いわゆる“示談”となる合意条項を取り決めている時に、瑠東氏は再び渋り出したそうです。耐えかねたA氏が折れ再度譲歩したにもかかわらず、再び『やはり100万円しか払えない』との返答だったと。そこからはいくら催促しても、弁護士から『瑠東氏となかなか連絡が取れない』『説得できない』などという返答の繰り返しで、埒が明かなかったといいます。

そもそも慰謝料の支払いも、あくまで『迷惑をかけた』という理由で、今に至るまで瑠東氏は不倫を認めておらず、A氏に謝罪もしていないようです。『名のあるたくさんのドラマ、映画に関わっているため自分一人では責任が取れない』とも弁護士を通じて伝えてきたとか。これまで2年もの間、不誠実な対応に終始する瑠東氏が慰謝料を支払う意思がないと確信したA氏はここで訴訟に踏み切ったのでしょう」(係争関係者)

本誌は瑠東氏の所属する制作会社に対し、訴訟の提起があったのか、裁判を控えての現在の心境など瑠東氏のコメントを得られないか問い合わせたが、期日までに回答はなかった。A氏にも話を聞いた。

「詳しいことまではお話しできませんが……提訴をしたのは間違いありません。相手方との係争は今に至るまで何一つ着地しておらず、誠意ある対応もないのでこうするほかなかったのです。妻とも話し合っています。こちらが決着しない限り次に進めないのです」

昨年、瑠東氏は、『うちの弁護士は…』を演出しており、訴訟、裁判は熟知しているはずだが……。裁判の経過を見守りたい。

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