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《クソ映画でした》…「海猿」原作者が苦悩を告白 主演の伊藤英明が放った失礼すぎる一言

《クソ映画でした》…「海猿」原作者が苦悩を告白 主演の伊藤英明が放った失礼すぎる一言

《「漫画と映像は全くの別物である」と考えました。そうしないと心が壊れてしまいます。》

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「海猿」「ブラックジャックによろしく」などの作品で知られる人気漫画家の佐藤秀峰氏が2日、自身のnoteを更新し実写化に至る様々な苦悩を明かした。また、日本テレビ系の連続ドラマ『セクシー田中さん』の原作者・芦原妃名子さんが亡くなったことに対し「とても悲しいです」と追悼した。

佐藤氏によると「ブラックジャックによろしく」は連載開始から2年経たずにテレビドラマ化され、「海猿」もその少し後に映画化。出版社が企画を進め、詳細を聞かされない中で企画が決まっていたという。話が進む中、内心は嫌だったが、映画化は名誉なことだという固定観念から契約書に判を押したという。あれだけの大規模な映画「海猿」でも原作使用料は200万円だったと明かした。

《試写会に呼ばれたかどうか記憶が定かでありません。映像関係者には一人も会いませんでした。脚本?見たことがありませんでした》

"心が壊れる"と思い、漫画と映像は全く別物と考えるようにしたという。

《映画はDVD化されてから観ました。クソ映画でした。僕が漫画で描きたかったこととはまったく違いました。》

■「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てた主演男優

結局「海猿」は第4弾まで大ヒットしたが、佐藤氏が一度映画の撮影現場に見学に行った際のエピソードも明かしている。

《プロデューサーが主演俳優を紹介すると言うので挨拶に行きました。撮影前だったらしく、その俳優はピリピリしていました。プロデューサーが話しかけると「原作者?しゃべんなきゃダメ!?」と吐き捨てました。嫌なヤツだと思いました》

佐藤氏は名指しこそしていないものの、ここでの“主演俳優”とは伊藤英明(48)であることは明らかだ。しかし、佐藤氏のnoteが公開されるやいなや、主演の伊藤英明は自身のインスタで「記事読みました」と投稿。《『海猿』は僕にとって一生の財産です。》と思いを綴り、さらに佐藤氏が現場に見学に来たことについても、《約20年前、現場に出向いて下さり佐藤先生に頂いた原画を今も大切にしています。撮影に携わった全員で過ごした時間も作品も自分の宝物です》と言及し、額に入った原画の画像も投稿した。

原画には「伊藤英明さんへドラマおもしろかったです。カッコイイ大輔に期待しています」と佐藤氏の直筆メッセージが書かれている。

「伊藤さんは記事を読んだとしたうえで、こういった裏話をしているわけですから、佐藤氏は"クソ映画"とか"嫌なヤツ"と言っているが、『実際は現場にやってきて絶賛するメッセージを添えて手書きの原画をプレゼントしていたクセ』に、と遠回しに嫌味を言っているように見えますね。余計ドロドロした関係にも見えます」(テレビ局関係者)

佐藤氏は、その後テレビ局にアポなし取材を受けたり、関連本を無断で出版されたり、嫌な事が重なったため、契約更新をしなかったという。

そして映画「海猿」が消滅すると、批判が来て、「死ね」「売ってもらったクセに思い上がるな!海猿はファンのものであってお前のものじゃない!」などと中傷を受けたという。

佐藤氏は最後に《芦原さんについて「繊細な人だったんだろうな」という感想をいくつか見かけました。多分、普通の人だったんじゃないかと想像します。普通の人が傷つくように傷つき、悩んだのだと思います。》と思いを巡らせた。

《クソ映画でした》…「海猿」原作者が苦悩を告白 主演の伊藤英明が放った失礼すぎる一言 外部サイト 「推しの子」で描かれた原作者vs脚本家の対立構図…「セクシー田中さん」問題に酷似と話題に 漫画家・芦原妃名子さん急死…背景に「ドラマ制作側の原作や著者に対するリスペクトの欠如」 「アイのない恋人たち」遊川作品らしからぬ“クセ弱”に視聴者戸惑い…令和の「男女7人夏物語」になるか

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