「交際を始めた当初から入籍することは考えておらず、私たちにとって必要なタイミングが来たら話し合って決めたいと思います」

【画像】第1子妊娠を発表した女優の黒島結菜（26）

16日、女優の黒島結菜（26）が自身のインスタグラムを更新し、俳優の宮沢氷魚（ひお）（29）との間に第1子を授かったことを報告。さらに、黒島は冒頭の言葉でふたりの関係が“事実婚”であると明かした――。

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黒島がメディアで語った“家族”と“故郷”

「黒島と宮沢は22年放送の朝ドラ『ちむどんどん』で夫婦役を演じた。主演として過酷な撮影スケジュールをこなす黒島を宮沢が支える中で、急接近していった。ドラマ終了後の昨年2月に『女性自身』が交際の様子をキャッチ。この報道の少し後から同棲を開始したようです」（芸能記者）

宮沢氷魚も自身のHPで事実婚を報告

宮沢は「島唄」のヒットで知られるTHEBOOMの宮沢和史を父に持つが、これまで家族について語ってこなかった。一方の黒島はメディアで度々家族に言及。

「父親が10年も着ていたジャージを『古着みたいでかわいい』と言ったり、『将来はお父さんみたいなお母さんになりたいと思うくらい仲がいい』と語るなど家族や故郷・沖縄を大切に思う発言が多い」（同前）

昨年、最愛の祖母を亡くす

そんな黒島が「島のおばあちゃん」と呼んで特に慕っていたのが、祖母だった。

「毎年夏には帰省して、祖母の地元の島に行ったり、季節の行事に参加していた。朝ドラで登場した沖縄の家のセットが『おばあちゃんの家とほとんど同じで懐かしい』と喜んでいたこともあった」（事務所関係者）

その最愛の祖母が昨年亡くなったという。

「2カ月くらい前におばあちゃんのお葬式があって、結菜も帰ってきていた。あの子はおばあちゃんに可愛がられていたから。その時は（宮沢はおらず）1人だったみたい」（地元住民）

事実婚は“朝ドラ婚”の先輩でもある杏の影響か

かくも家族を大事にする黒島が、今回事実婚という選択をしたのは、「ある“先輩夫婦”のせい」と明かすのは別の事務所関係者。

「杏さんと東出昌大さんです。杏さんは、黒島さんが17歳で上京したときから、面倒を見ており、今でも『黒ちゃん』と呼んでかわいがっています。黒島さんが朝ドラのヒロインに決まった時も、杏さんは長期間の撮影を乗り越える方法や座長として現場をまとめるコツを伝えたそうです」

杏は朝ドラ「ごちそうさん」で夫婦役を演じた東出と結婚。黒島にとって“朝ドラ婚”の先輩でもある。

「黒島さんは当時、夫妻の自宅もよく訪れていたし、東出さんの勧めで保護犬を飼うなど慕っていた。しかし、杏さんの妊娠中に東出さんの不倫が発覚し、ふたりは離婚。その後の彼女の苦労を間近で見た黒島さんは、結婚にこだわらない夫婦のかたちを考えるようになったのでは」（同前）

宮沢和史が祝福コメントを寄せる一方、東出は…

朝ドラ婚の先輩の影響を東出本人に尋ねると、

「本人達に私が直接聞いた事ではなく、メディアが勝手に喧伝している事で推量の域を出ません。推量の域を出ない事に関してわざわざコメントを出す程、愚かではありません」

とメールで返答があった。一方、宮沢の父、宮沢和史に現在の心境を尋ねると「取材は受けられない」と断った上で、「若いなりに自分たちの人生を考え抜いているようなので、どうか応援してやってください」と祝福コメントを寄せた。

今回の朝ドラ婚は幸せな結末を迎えますように。

（「週刊文春」編集部／週刊文春2024年2月1日号）

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