【質問】

〔「COMIN’KOBE」実行委員長・松原裕氏（36）3月、腎臓がん（st4）発覚〕（デイリースポーツ2016年4月9日）http:/\www.daily.co.jp/gossip/illness/2016/04/09/0008973134.shtmlガガガＳＰ、ＴＨＥイナズマ戦隊、キュウソネコカミら約１００組のアーティストが出演するチャリティーイベント「ＣＯＭＩＮ’ＫＯＢＥ」（５月７日、兵庫・神戸ポートアイランド）の開催を前に、実行委員長である松原裕氏（３６）が５年生存率１０パーセントというステージ４の腎臓がんであることを告白し、同イベントのブログなどに早期回復を願う多数の声が届いている。

衝撃的な告白は５日だった。

「私、松原裕は３週間ほど前に腎臓がんである事が発覚しました！

しかも最悪な事に５年生存率１０％というステージ４でした。

という事で急遽４月８日に腎臓の摘出手術を行う事になりました！

順調にいけば１０日ほどで退院出来るそうでＣＯＭＩＮ’ＫＯＢＥは無事行う事が出来そうです！」

と自身の病状とともに、イベントへの意欲を気丈につづっている。

そのうえで、「ただ肺やリンパ腺にもすでに転移しているので今後は仕事を休みながら治療に専念する事になりそうです」とも書き込んでいる。

略８日午後に手術を受ける松原氏のもとには、ファンだけでなくミュージシャンからも続々と見舞いの声が届いている。

「手術でヤツを倒してきます！」

－。

５月７日、イベント当日の復帰を約束する力強いコメントを残して、松原氏は手術室へと向かった。

***仮に、「腫瘍患部の片方の腎臓」の摘出に成功しても既に転移段階に移行しているので、状況的にかなり厳しいですが、〔お笑い「はんにゃ」川島章良（34）2014年11月腎臓がん発覚⇒2015年1月摘出手術〕(デイリースポーツ2016年4月4日)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10157833105でも触れたように、一見すると無関係に思われる2014年4月あたりから芸能界でも激増傾向の「扁桃炎」ですが、「扁桃炎」に関しては、ご存知の方も多いと思いますが、＜なぜ、のどの腫れから慢性腎炎に？

＞【扁桃（腺）炎と腎疾患の密接な関係について】（⇒最悪、人工透析の可能性も）（扁桃(腺)炎と腎疾患について：太田じんクリニック高谷徹先生）と「腎臓」機能とも、密接不可分の関係にあります。

その意味でも、「扁桃炎」の増加が、腎疾患の増加をある意味、示唆しているとも言えます。

更に「腎臓」機能との関係で、思い出すのが「チェルノブイリ膀胱炎」〔松原徹氏（プロ野球選手会・事務局長）20日、膀胱癌で神奈川県内病院で死去(58)〕(2015年9月22日)〔タレント・松嶋尚美(43)血尿出て病院へ急行(「膀胱炎」)〕(2015年9月25日)〔漫画家＆タレント・浜田ブリトニー膀胱炎と診断〕（2015年3月19日）〔元WBA世界ミドル級チャンピオンで、タレントの竹原慎二（42）2014年6月浸潤性ぼうこうがんと診断〕等と、近年著名人の間でも増加傾向の膀胱疾患ですが、〔チェルノブイリで多発セシウムで膀胱炎がん発症率２０年で倍〕～福島昭治・日本バイオアッセイ研究センター所長（http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20110921151257413(中日新聞2011年9月20日)〔チェルノブイリ原発事故による放射能被爆住民における膀胱がんの発生〕ウクライナのチェルノブイリ原発事故後、周辺汚染地域では過去15年間で膀胱癌の発生頻度が約1.6倍に上昇したと報告されている。

その原因として現在も土壌中に残存する低レベルCs137の長期間暴露が考えられる。

我々は臨床的に膀胱がん症状のない汚染地域住民の膀胱粘膜に、上皮異形成や上皮内がんを含む膀胱がんの発生率が、汚染地域住民の24時間尿におけるCs137レベルにほぼ比例して上昇していることを見いだした。

我々はまた、汚染地域住民の膀胱に上皮異形成や粘膜内癌を高頻度に伴う特異的な慢性増殖性膀胱炎を見いだしチェルノブイリ膀胱炎と命名した。

「急性腎炎」を典型にこのように「膀胱炎」⇒「腎疾患」⇒「扁桃炎」は直接的or間接的関連性を有するわけですが、以前【国民全員が人工透析患者となる時代】でも触れたように、特に臓器の中で早期に最も狙われやすいのは「腎臓」だと思います。

補足にもあるように、チェルノブイリでも、比較的早期から、実際「慢性腎炎」症例は多かったわけで。

「慢性腎炎」とは、腎臓で炎症が発生。

腎臓の働きが著しく低下し、最悪の場合、命にかかわる病です。

悪化すれば「人工透析患者」となるリスクが高まるわけで。

特に、腎臓では様々な物質が排泄され、また再吸収されるわけですが、その意味で、臓器の中でも、もっとも内部被曝に伴う様々な放射性物質の総合的・滞留期間が長いと言えます。

その意味で、今回の腎臓がんに関しても、地理的＆時系列的にも1F被曝との関連性が十分疑われるのでは？