芸能速報チャンネル ごしっぷる
急いでいます。 今、弁論大会に向けて、『日本の死刑制度について』とい...
2017-02-10 16:14
【質問】
急いでいます。今、弁論大会に向けて、『日本の死刑制度について』という題材で原稿を書いているのですが、結論の部分がどうしても思いつかなくて困っています。
ちなみに、私は賛成派です。原稿の本論には、1.死刑による犯罪抑止力2.被害者・加害者の人権3.被害者遺族の感情などを書きました。
最初、『このような理由から、私は、日本の死刑制度を存続させるべきだと思います。』とだけ結論に書いたのですが、先生にインパクトが足りないと言われました。
自分でも足りないと思っていますが、どんなことを結論に付け加えればいいか思いつきません。どんなことを書くか、どんな風に書けばいいかなど、案をください。
本論の内容はもう変えている時間がないので、本論を変えるつもりはありません。原稿の内容に対する批判のみの回答はおやめください。
【解答】
付け加えるとすれば、国民的な合意形成の欠如でしょうか。http://survey.gov-online.go.jp/h26/h26-houseido/2-2.html上記は内閣府が平成26年11月に行った「基本的法制度に関する世論調査」の結果です。
8割以上が死刑制度存続を支持しています。一方で、死刑制度存続を支持した人の4割は、将来的な状況の変化によっては死刑制度を廃止することも肯定しています。
ただ、過去の同じ調査での回答の推移も見られますが、http:/\www.moj.go.jp/content/000053168.pdf1980年代ごろに死刑廃止支持が増えた時期があったものの、その後はむしろ死刑容認が増えています。もちろん、国際的な人権機関などから死刑は残虐な刑罰として批判されてはいます。
日本国内でもそうした風潮は理解している人も多いです。にもかかわらず、国民世論として、これだけ死刑制度存続への支持がある、という事実は無視できません。