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1月20日発売の『FRIDAY』でセクシーボディを惜しげもなく披露し、話題となっている「フェチ天使」くりえみさん。グラビアやSNSで常に話題を集める彼女が、2月14日（火）に待望の最新写真集『革命家』（講談社）を発売する。

2月19日（日）には秋葉原の書泉ブックタワーにてサイン会も開催予定だ。最新写真集のテーマを「くりえみ第二章」と語る真意とは？本人にこれまでの半生を振り返ってもらった。

くりえみ写真集『革命家』より

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モテを武器に芸能界へ乗り込みました

――くりえみさんが芸能界に入った経緯を教えて下さい。

くりえみ高1の時に渋谷でスカウトされたのがきっかけです。当時、用もなく渋谷や原宿をぶらぶら歩き回っていたんです。そうしたら、たくさんのスカウトの方から声をかけていただきました。当時、スカウトブームだったんですよね。その中で、特に熱心に声をかけていただいた事務所に入りました。

――幼い頃から芸能人になりたかったんですか？

くりえみ小さい頃は書道家になりたかったんです。母方の祖母が書道家で漠然と憧れていました。でも中学生になって、男の子と付き合うことを覚えて、モテる自分に酔い始めてしまいました。それでこのモテを最大限に利用してできることってなんだろうと考えたときに、たどり着いた答えが芸能界でした。

「私はこの小さな町ではそれなりにモテているけど、広い東京に出たらどんなもんなんだろう」と自分を試してみたい気持ちもありました。

学校の女の子全員に嫌われていました

――それだけモテていたということは学校でも目立つ存在だったのでは？

くりえみそれが悪い意味で目立ってしまったんですよね。私は千葉生まれなんですけど、高１のときに両親が離婚して、母の実家に引っ越したんです。それで高校は都内の私立高に通いました。

そこがちょっと荒れている学校で、男の子たちも彼女作りたい盛りだからすごくチヤホヤしてくれたんですよね。私も謙遜の気持ちがまったくなかったので、「全員来いや！」という感じで、渡されるメアドは全部受け取って、みんなに「よろしくね♡」って送ったり、遊びに誘ってもらったりしてたんです。

そうしたら、女の子たちから「アイツは生粋の男好きだ」って影で言われ始めて、男の子に誘われて一緒に下校したりしても、「今日も違う男と帰ってる！」と言われて、気づいたらすごく嫌われてました。

くりえみ写真集『革命家』より

――いじめられてしまった？

くりえみそうですね。最初はチヤホヤしてくれた男の子たちも、女の子に「あの子は性悪で男好きなだけだよ。やめたほうがいいよ」って吹き込まれたみたいで、私が一人で歩いていると「そんなにかわいくないぞー」と悪口を言ってきたりして。

一人でいても誰も近づいてこないという状況になってしまって、「ああ居場所ないなあ」って感じになりました。

――壮絶なイジメですね。

くりえみそれで学校も不登校になってしまいました。居場所がなかったから、学校に行かなくていい生活をしようと思って、必死に芸能活動を始めたんです。だから大学に進学しても結構浮いてましたね。それからは群れることなくここまで来たという感じです。

どうやって有名になろうか毎日考えました

――その後、くりえみさんはコスプレ写真をSNSに投稿して一躍人気者になります。

くりえみ実はコスプレを始めたのは、最初の事務所を退所してフリーになった2018年頃からなんです。それまでは、4年間ほどアイドルグループとして活動してきたんですけど、いろいろあって卒業させてもらいました。

フリーになった直後はツイッターのフォロワーも１万人しかいなくて、仕事も何もないし、面倒を見てくれる大人の人たちも誰もいなかった。だからどうやって有名になろうか毎日一人で考えていました。

くりえみ写真集『革命家』より

そんなとき友人に「アニメっぽい顔をしてるから、コスプレとかいいんじゃない」と言われて。調べてみたら、コスプレって中国、台湾とかアジア圏で人気があって、有名なコスプレイヤーさんを調べると、人気の子がみんな私に顔が似てたんですよ。「これイケるじゃん」と思って。

「くりえみ」っていう名前もそのときに考えました。ひらがなで短くしたほうが、すぐ覚えてもらえるし、海外の人からもあだ名みたいに呼んでもらえるから。ここから「くりえみ第一章」が始まったんです。

本記事で、高校生時代の壮絶なイジメ体験を明かしてくれたくりえみさん。後編記事「インスタフォロワー117万人！バズリ第一人者『SNSのフェチ天使』くりえみが教える『私が実践した”絶対にバズる方法”』​」では、SNSでバズらせるにはどうすればいいのか、ご自身の成功体験をもとに話していただきます。

くりえみ／千葉県生まれ。「日テレジェニック2012」に選出後、タレント、アイドルとして活躍。フェチ感たっぷりの写真が話題を呼び「SNSのフェチ天使」としてグラビア各誌の誌面を飾る。’21年に美容品の会社を起業し、経営者としても活動の幅を広げている。2月14日（火）に最新写真集『革命家』（講談社）が発売予定。2月19日（日）には秋葉原の書泉ブックタワーにてサイン会も開催予定。最新情報はツイッター＆インスタグラム（@kurita__emi）にて

くりえみ写真集『革命家』は2月14日に発売予定

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