芸能ニュースなどの芸能情報から掲示板で雑談!

芸能速報チャンネル ごしっぷる

「こんなバカな子、産んだ覚えがない」毎日キレる母、学校での陰湿イジメ…LiLiCo(52)が幼少期に過ごした“地獄の日々”

映画コメンテーター、タレントとして活躍するLiLiCoさん(52)。明るくてパワフルなキャラクターで、お茶の間の人気者だ。しかし子ども時代は、母親との関係に悩み、今では考えられないほどネガティブな性格だったという。いったい彼女は、どのような幼少期を過ごしていたのだろうか。詳しく話を聞いた。(全3回の1回目/2回目に続く)

【画像多数】足が長すぎる…ピンクのパンツを穿いたLiLiCoさんの“スタイル抜群ショット”をすべて見る

「こんなバカな子、産んだ覚えがない」毎日キレる母、学校での陰湿イジメ…LiLiCo(52)が幼少期に過ごした“地獄の日々”
映画コメンテーター、タレントとして活躍するLiLiCoさん©三宅史郎/文藝春秋

◆◆◆

病弱な弟の面倒を見ていた幼少期

――LiLiCoさんは、どんな子ども時代を過ごされたんでしょう。

LiLiCoさん(以下、LiLiCo)生まれはスウェーデンで、18歳で日本に来るまではずっとスウェーデンで育ちました。母が日本人で父がスウェーデン人なんです。

私が9歳のときに弟が生まれるまでは、わりと普通の生活を送っていたと思います。

――弟さんが生まれてから、何が変わりましたか。

LiLiCo弟が病気で、3歳までしか生きられないと言われていたんですね。すごく病弱で、よく発作を起こして救急車で病院に運ばれたり、喘息やアレルギーもひどかったので料理にも気を付けなくてはいけなかったり。

いつも私が病院や保育園に迎えに行って、アレルギーが起きないように、肉を丸めて茹でたものとお米を食べさせて。とにかく弟の病気がひどくなったり発作が起きないように、ずっと面倒を見てました。

――それは、LiLiCoさんも学校に行きながら?

LiLiCoそうですね。青春の思い出は全部弟とともに、という感じで。弟との写真を見返すと、全部私が彼をおんぶしている写真なんですよ。とにかく、弟が死なないようにするのが私の使命でした。

毎日体調が悪くなって、発作を起こすからいつも気を張っていて。一度、マジで危なかったことがあったんですよ。弟が泡を吹いて紫色の顔になって倒れて、呼吸が止まってしまって。

そのときは、救急車が到着する前に私が人工呼吸をして息を吹き返したんですけど、今でも救急車の音を聞くと当時を思い出すくらいトラウマです。電車の中で子どもが「ギャア」と泣いていると、「病気じゃないかな、大丈夫かな」と心配になってつい見ちゃったり。

――今でも影響があるんですね。

LiLiCo今も変わらずに焦ってしまったり、ネガティブ思考で心配性だったりするのは、弟のことがあったからだと思いますね。アレルギーと喘息って、スウェーデンだと「見えない障害」なんですよ。だから「私はこういう病気です」というヘルプマーク的なものを下げていたりするんです。

私自身もリンゴとか、アレルギーがすごくあったのでそうしていましたけど、弟ほどではないから全然マシで。弟は卵とか、牛乳とか、小麦粉とか、チーズとか。大人になれば「チーズは牛乳でできている」とわかりますけど、3歳とか4歳くらいの小さい子ってわからないじゃないですか。そうするとみんなが「あら、可愛いわね」と言ってクッキーを口の中に入れようとしたりすることもあって。

――危ないですね。

LiLiCoそう。だからその度に慌てて止めに入って。そういう思い出はたくさんあります。3歳までしか生きられないと言われていた弟は、幸い無事に大人になることができたんですね。今は2人の子どもがいるんですけど、彼がパパになったときはもう、人生で一番幸せな日でした。

――LiLiCoさんの骨身を惜しまないケアがあってのことかもしれませんね。本当に良かったです。

LiLiCo9歳とはいえ、突然お世話をしなくてはならない存在ができると、もうそれは「母」のようになるしかないんですよね。日本の9歳とはちょっと違って、スウェーデンの9歳ってだいぶませていたりするんですけど。

「産んだ覚えがない」母から冷たい言葉を毎日浴びせられる

――ヤングケアラーと言いますか、子どもにとっては相当な負担だったと思いますが、ご両親はどうされていたのでしょう。

LiLiCo弟が生まれたあとすぐに、お父さんが家を出て行ったというのもあるんですけど、産んだ子どもが病気で長く生きられないとなると、母親が精神的に参っちゃって。多分その頃から、お母さんには自殺願望があったと思うんです。

私は「この子が3歳までしか生きられないなら、本当に大事に、大事にして、贅沢をさせてあげたい」と思って必死に弟の面倒を見ていたんですが、その一方でお母さんとの仲がどんどん悪くなってしまいました。私が弟の面倒をずっと見ているから、弟はいつも私のほうに来るんだけど、そうするとお母さんは面白くなくてすごく機嫌が悪くなってしまう。

――機嫌が悪いとお母様はどんな風になっていましたか。

LiLiCoいつもすごく気が立って神経質になっている感じで、私にすべてぶつけようとしていました。「産んだ覚えがない」「こんなバカな子、私の子どもじゃない」という言葉を毎日浴びせられて。

私は日本語がわからなかったから、日本語を見ながらお母さんに「これはなんて読むんですか」と聞いたりすると「ほんとバカだな」と言われてしまうし……。

――子どもながらに、お母様に歩み寄ろうとしたんですね。

LiLiCoお母さんが元気ならそれでいいと言いますか、ずっとお母さんのご機嫌を取るために生きていた感じです。

お父さんに会おうとするとお母さんがキレるから、お父さんにも会わないことにして。だから35歳になるまで、お父さんとはほぼ接触しなかったんです、私。誕生日には電話をくれていたけれど、本当にそれくらい。

――お母様は、弟さんが生まれる以前とはまったく変わってしまったのでしょうか。

LiLiCoそうですね、それまでの記憶はあんまりないくらいで、すごく神経質になってからの記憶のほうが強いです。

お母さんは結婚する前、もう60年も前のことですけど、スウェーデンで機械設計士として働いていたんですよ。でもバリバリ仕事ができても外国人であるために給料が低くて、それがすごくストレスだったんだろうと思います。

「上を向いて歩こう」の歌詞を聴き、母の心情を推測

――そのストレスが、弟さんのご病気をきっかけにピークに達してしまったと。

LiLiCo彼女は69歳のときに病気で亡くなったんですね、それも「丹毒(たんどく)」という皮膚の病気で、突然。本来は皮膚の病気だけど、お母さんの場合はそれが血管にまで広がってしまって死に至ったのだと医者から言われました。それはすごくめずらしいことだから、解剖したいということだったんですよ。

お母さんはちゃんと遺言も残していて、「葬式は自分の親友と家族だけで」と。で、お母さんがずっと「上を向いて歩こう」を聴きたいと言っていたので、なかなかCDが手に入らなかったんですけど必死に探して、なんとかお葬式で流すことができたんですね。

それで私、初めてそのときに「上を向いて歩こう」の歌詞をちゃんと聴いて「ああ、こういうことか」と思ったんです。

――どういうことでしょうか?

LiLiCo母はスウェーデンにいながらも、ずっと日本のことを愛していたんだろうなと感じたんです。でも母には「帰っても仕事がないだろう」というジレンマがあったのかなって。彼女がいた頃の昔の日本は、女性の再就職が難しい時代だったから、そのイメージがあったんだと思います。

あとは、これは初めて話すんですけど、母の母、つまり私の祖母が、母に強く当たっていたんじゃないかと思う部分もあって。

――親子関係があまりよくなかったということですか。

LiLiCo私にとっておばあちゃんはすごくいい人だったんです。日本語がまったくわからない私にも、とても優しくしてくれました。でも私に恋人ができたとき、一緒にいるところをすごい目で睨まれたことがあって。

「この人が好きな人です」とちゃんと紹介して挨拶すればよかったのかもしれないけれど、当時は「ああ、やっぱり男を作っちゃいけないのか」と思ってしまって。

おばあちゃんは夫、私のおじいちゃんを57歳のときに癌で亡くしているんです。だから1人で頑張らなきゃいけないというプレッシャーも強かったんじゃないかな。それですごく強くて厳しい人として振る舞ってきちゃって、お母さんはその環境にいたのがしんどかったんじゃないかなと。

――お母様の生前、そんなお話をすることもなかったのでしょうか。

LiLiCoなかったです。だから今は「親の人生の話をもっと聞けていたらよかったのになあ」と思っています。推測するしかないんだけど、お母さんはそういう事情があって、日本に戻らない選択をしたんじゃないかな。

日本の芸能界に憧れを持ったきっかけ

――LiLiCoさんは病気の弟さんの面倒でただでさえ苦労されていたなかで、お母さんのご機嫌を取らなければ傷付けられてしまう環境にあったと思いますが、当時、何か心の支えになっていたことはあったんでしょうか。

LiLiCo10歳の夏休みに、1週間くらい日本に来たことがあって。そのときに日本のテレビを見て、ものすごく刺激を受けたんです。スウェーデンには2つのチャンネルしかなかったし、コマーシャルなんかも映画館に行かないと見られなかったから、まるで「夢のような箱」だったんですね、私にとって日本のテレビって。

それから日本の芸能界に憧れるようになって、「いつか日本に行って、絶対にスターになってやる」ってずっと思っていたんですよ。

――それがパワーになったと言いますか。

LiLiCoそう、当時は私も疲れていたから、今と比べて信じられないくらいネガティブだったんですよ。

小学5年生のときに転校したんですけど、そのときに学校でも地獄が始まってしまって。突然アジアンルックスの転入生がきたということで「アジア人であること」をからかうような上級生がいて。

そうすると同じクラスの5人グループの女の子たちがそれを面白がって、いじめをするようになったんですね。当時のいじめって、今のネット上のいじめと全然違うんですけど、スウェーデンでは雪の中に顔を押し付けられたり、痰を吐き出した雪玉を顔に擦りつけられたりするんですよね。

同級生からの陰湿ないじめに耐えていた子ども時代

――雪玉を投げるまでは想像できますけど、相当陰湿ですね。

LiLiCoあとハマナスの種って開くとパウダーが出てくるんですけど、それを背中に入れてきたり。そうするとすっごく痒くなるんですよ。日常的にそういうことをされたりしていて。

一度、先生が「あんたたち、あの子のこといじめてるんじゃないの?」と疑ったときに、その子たちが誤魔化すために「じゃあ一緒に遊びに行く?」と私に聞いてきたことがあったんです。彼女たちはかなり大人びていて、12歳にして夜はディスコに行って、ポケットの中に隠し持っていたお酒を飲んだりしていたんですよね。で、男性経験の話とかをするような子たちで。

――日本の12歳とまったく違いますね。

LiLiCoでしょう。で、ディスコに誘われたから家で準備をして待っていたんだけど、忘れたフリをされて結局誰も来なくって。それで「ごめん忘れてた!」みたいな感じで深夜の1時くらいにインターホンを鳴らしてくる、という。

だから「神様はどうして私にだけこんな思いをさせるの」といつも思っていて。勉強もそれまでがんばっていたけれど、弟の面倒を見なくてはいけないし、とにかく日々が楽しくなくなったんです。それは日本の芸能界を知っちゃったからというのもありますけど「芸能界に入るなら算数はできなくていいんじゃない?」とか思ったり、音楽やラジオを聴いて現実逃避をすごくしていて。

家でお母さんからどれだけひどい言葉を浴びせられても「いいよ、いいよ。いつか日本に行って私はスターになってやるから」って思いながら耐えてましたね。

撮影=三宅史郎/文藝春秋

「母が自殺してしまうんじゃないか」母子関係に悩み“芸能界引退危機”…LiLiCo(52)がブレイク前に抱えていた“闇”へ続く

(吉川ばんび)

「こんなバカな子、産んだ覚えがない」毎日キレる母、学校での陰湿イジメ…LiLiCo(52)が幼少期に過ごした“地獄の日々” 外部サイト 【続きを読む】「母が自殺してしまうんじゃないか」母子関係に悩み“芸能界引退危機”…LiLiCo(52)がブレイク前に抱えていた“闇” 【続きを読む#3】「テレビで『母親と仲良くなれない』と話したらすごい反響で…」LiLiCo(52)が“母との不仲”を公表した本当の理由 【画像多数】足が長すぎる…ピンクのパンツを穿いたLiLiCoさんの“スタイル抜群ショット”をすべて見る 「LiLiCo」をもっと詳しく

日本で一番キスがうまい俳優は「妻夫木聡」LiLiCoが熱弁 LiLiCoが夫を1カ月完全無視の事件、ドッキリで夫婦関係ぎくしゃく 芸能事務所「プランチャイム」に所属も…LiLiCo「マネジャーいない」

この芸能ニュースに関連する芸能人

  • +お気に入り登録

関連芸能ニュース

“借金9億3000万で一時失踪”…DJ社長の近況をメンバー明かす「日本にいないことはたしか」

“借金9億3000万で一時失踪”…DJ社長の近況をメンバー明かす「日本にいないことはたしか」

ユーチューバー・カノックスター(27)が3日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「RepezenFoxx」のDJまる(28)がゲスト出演し、DJ社長(31)の近況について語る場面があった。 同グループはDJ社長が率いているが、借金「9億3000万円」を抱えたまま、一時“失踪”状態に。今年1月4日にグループの公式Xで「昨日よ...
ケンドーコバヤシ 女性人気が爆発している「キモ系」芸人を明かす

ケンドーコバヤシ 女性人気が爆発している「キモ系」芸人を明かす

(全2枚) お笑い芸人のケンドーコバヤシが1日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!水曜日」に出演。今女性人気が爆発しているという意外な芸人を明かした。 スマホの待ち受け画面は何か?という話題になり、筧美和子は「結構コロコロ変えてて、こないだまではかみちぃを待ち受けにしてました。ジェ...
元「ジュディマリ」YUKI、キュートな近影!年齢に仰天「ウソやろ?」「10歳以上若く見える」

元「ジュディマリ」YUKI、キュートな近影!年齢に仰天「ウソやろ?」「10歳以上若く見える」

元「JUDYANDMARY」のボーカルで歌手のYUKI(52)が3日に自身のインスタグラムのストーリーズを更新し、ミュージックビデオ(MV)の一部映像を公開した。 今月1日に両A面ニューシングル「こぼれてしまうよ/Hello,it釻sme」をリリースしたYUKI。そのMVでは、カメ...
パンサー尾形の妻、夫に激怒されて言われたことを明かす「難しいですよね」「悩みますね」の声

パンサー尾形の妻、夫に激怒されて言われたことを明かす「難しいですよね」「悩みますね」の声

お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘の妻・尾形あいさんが2日に自身のアメブロを更新。尾形に激怒されて言われたことを明かした。 【映像】パンサー尾形の妻・あいさん長女さくちゃん卒園式での家族ショット    この日、あいさんは小学生になった娘・さくちゃんのために財布を購入したことを報告...

コメント(0)

名前
コメント
※必須
http://scoopire.net