6月に発覚した、女優・広末涼子と有名シェフ・鳥羽周作氏のW不倫騒動は、7月に入っても収束する気配を見せない。

広末の夫で、キャンドルアートの第一人者として知られるCANDLEJUNE（キャンドル・ジュン）氏は、6月18日に会見を開いたが、『週刊女性』で、過去の不倫や従業員への暴行などが報じられた。

一方の鳥羽氏は、7月1日の『東スポWEB』に掲載された記事で、キャンドル氏を《フラれたやつがメソメソ女々しく言ってるだけの話》などと反論。W不倫騒動は収束するどころか、ドロドロした展開を見せ、まるで不倫ドラマを見ているようだ。

そこで、本誌は緊急アンケート調査をおこなった。回答したのは、ドラマが好きな全国の20代から50代の女性500人。対象としたドラマは、2010年以降、地上波で放送された「不倫」をテーマにして話題となった、13本のドラマだ。

では、視聴者に「刺さった」と思った、不倫をテーマにしたドラマを5位から見ていこう。

【第5位】37票『美しい隣人』
（2011年・フジテレビ系キャスト仲間由紀恵・檀れい・渡部篤郎ほか火曜22時）

仲間由紀恵と檀れいの初共演による、サスペンスタッチの作品。郊外の住宅地・美空野町に暮らす平凡な専業主婦・矢野絵里子（檀）は、夫・慎二（渡部）と息子の3人家族で平穏な日々を過ごしていた。だが、隣に引越して来た謎の美女・沙希（仲間）によって、平穏な生活は崩れ去っていく……。

「仲間由紀恵さんの演技がミステリアスで怖かったから印象に残っている」（20代・東京都）

「悪魔的な主人公が良かった」（40代・千葉県）

「ストーリーが切なくて、引き込まれた」（30代・京都府）

「ただの不倫ではなく少し怖い雰囲気がハマりました」（30代・秋田県）

【第4位】40票『ホリデイラブ』
（2018年・テレビ朝日系キャスト仲里依紗・塚本高史・中村倫也・松本まりかほか金曜23時15分）

こやまゆかり原作、草壁エリザによる漫画をドラマ化。ネイリストとして働いていた高森杏寿（仲）は、信じ切っていた夫・純平（塚本）に浮気され、苦悩の夫婦生活が始まる。

「どろどろしてておもしろかった」（20代・大阪府）

「演技の上手い女優さんがインパクトがあった」（50代・東京都）

「中村倫也の演技が良かった」（30代・大阪府）

「仲里依紗がよかった」（20代・愛媛県）

【第3位】49票『セカンドバージン』
（2010年・NHKキャスト鈴木京香・深田恭子・長谷川博己ほか火曜22時）

出版業界では名の知れた辣腕プロデューサー・中村るい（鈴木）はバツイチの独身。とあるワイン会で、17歳年下の金融庁のキャリア・鈴木行（長谷川）と出会う。妻・万理江（深田）との退屈な生活に疑問を抱いていた行は、るいに惹かれていく。

「NHKでこのテーマを扱ったのが珍しかったのと、鈴木京香、綾野剛や長谷川博己など役者さんもよかった」（50代・岐阜県）

「鈴木京香が印象的だった」（50代・岡山県）

「タイトルのインパクト」（40代・秋田県）

「鈴木京香のファンだという事と、内容がありえるような話しだった」（50代・大阪府）

【第2位】77票『偽装不倫』
（2019年・日本テレビ系キャスト杏・宮沢氷魚ほか水曜22時）

東村アキコによるWeb漫画をドラマ化。32歳、独身、彼氏なしの濱鐘子（杏）は、旅先で伴野丈（宮沢）と出会うが、既婚者だと嘘をついてしまう。丈から「僕と不倫しませんか？」と誘われたことから、2人の「偽装不倫」が始まる。

「めちゃめちゃスリルがあり、期待を裏切る」（30代・長崎県）

「結婚した年だったので、世の中夫婦間など色々あるなと思った。私は旦那一筋で行こうと思った」（30代・広島県）

「宮沢氷魚のファンになった」（40代・岩手県）

「杏ちゃんが好きだから」（30代・兵庫県）

「主題歌が良かった」（30代・東京都）

【第1位】161票『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』
（2014年・フジテレビ系キャスト上戸彩・吉瀬美智子・斎藤工・北村一輝ほか木曜22時）

笹本紗和（上戸）は無意識のうちに口紅を万引きしてしまう。その一部始終を見ていた滝川利佳子（吉瀬）に、不倫のアリバイ作りへの協力を持ちかけられ、従う紗和。その過程で、紗和は高校教師の北野（斎藤）に出会い、惹かれていく。

「不倫といったらこのドラマが思いつく」（20代・神奈川県）

「不倫なのに純愛のようなストーリーで面白かった」（20代・富山県）

「上戸彩が結婚したばかりなのに不倫ドラマの主演を張ったから。相手役の俳優さんもブレイクしましたね。木下ほうかさんも…」（50代・埼玉県）

「上戸彩さんや斎藤工さんの艶のある演技に引き込まれて、目が離せなくなる」（40代・東京都）

「主婦の日常と不倫がリアルだった」（40代・兵庫県）

「話題にもなったし、内容がなかなかないので衝撃を受けた」（20代・東京都）

2014年の「新語・流行語大賞」の候補にノミネートされるなど、社会現象にもなった『昼顔』がダントツ1位となった。

第6位以下は次のとおり。

【第6位】33票『奪い合い、冬』
（2017年・テレビ朝日系キャスト倉科カナ・三浦翔平・大谷亮平・水野美紀ほか金曜23時15分））

【第7位】30票『あなたのことはそれほど』
（2017年・TBS系キャスト波瑠・東出昌大・仲里依紗ほか火曜22時）

【第8位】28票『不機嫌な果実』
（2016年・テレビ朝日系キャスト栗山千明・市原隼人・高梨臨ほか金曜23時15分）

【第9位】16票『僕のヤバイ妻』
（2016年・フジテレビ系キャスト伊藤英明・木村佳乃・相武紗季ほか火曜22時）

【第9位】16票『あなたには帰る家がある』
（2018年・TBS系キャスト中谷美紀・玉木宏・ユースケ・サンタマリア・木村多江ほか金曜22時）

【第11位】5票『同窓生〜人は、三度、恋をする〜』
（2014年・TBS系キャスト井浦新・稲森いずみ・板谷由夏・松岡昌宏ほか木曜21時）

【第12位】4票『美しき罠〜残花繚乱〜』
（2015年・TBS系キャスト田中麗奈・若村麻由美・青柳翔・三浦理恵子ほか木曜21時）

【第12位】4票『せいせいするほど、愛してる』
（2016年・TBS系キャスト武井咲・滝沢秀明・中村蒼ほか火曜22時）

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