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伝説の元セクシー女優・小室友里さん デビューから3年半で引退した理由

伝説の元セクシー女優・小室友里さん デビューから3年半で引退した理由

当時は考えもしなかった

90年代半ば、若い男性を中心に圧倒的な支持を得たセクシー女優・小室友里さん(48)。実働期間は3年あまりと長くはなかったが、その間、セクシー女優として「ナンバーワンクイーン」の称号を手にするなど、知的な雰囲気と素敵な笑顔で総売上枚数は100万枚以上を記録。セクシービデオをDVDとして世界で初めてリリースした。業界に革命を起こした彼女は、いまどんな活動をしているのか。小室さんがデビューから引退後、そして今後を赤裸々に語った。

【写真】身振り手振りを交えながらインタビューに応じる小室友里さん

「“小室友里”としてデビューしたのは1995年、18歳のときでした。グラビアモデルとして1年やって、セクシー女優としてのデビューは1996年です。当初は考えもしなかったのですが、グラビアモデルをやって半年後、セクシービデオのメーカーから“やってみないか”と声がかかったんです。所属事務所の社長とも話し合った結果、“3本だけやってみるか”ということになりました。決定打になったのは、社長に言われた“これはビジネスだよ。ビジネスとして捉えなさい。3本なら3本だけやって、得たおカネは、その場では使わずに将来まで大事に取っておきなさい。大人になってやりたいことができたときに、そのおカネがあなたのことを助けてくれるはずだから”という言葉でした」

伝説の元セクシー女優・小室友里さん デビューから3年半で引退した理由 小室友里さん

デビュー作のギャラは、1本100万円、引退するころは70万円になっていたという。

引退の真相

「3年半活動して30万しか目減りしてないというのは、これは相当なことだと思うんですね。通常10分の1くらいまで落ちていくので。当時の社長の手腕が大きかったですね。あの頃は撮影こそ月1回でしたが、OLのように週5のお仕事。イベントやグラビア撮影など付随するお仕事がほかにありました。当時の撮影は、楽しくやれていましたね。それは本番があるないではないところでの価値です。作品のコンテンツとしてそうしたシーンが必要だから行う、そんな感じですね。しかも、周りのスタッフさんにとても恵まれていたんです。男優を含めてスタッフが撮影しやすい環境を常に作っていてくれた。とても心地よい環境下で“性”を表現できていました」

人気の絶頂期にあったデビューから3年半が経った頃、惜しまれつつ引退を決意した。それはこんな理由からだった。

「お蔭さまで大人気になったけれども3年半が過ぎると、各メーカーさんへの出演が三回りくらいしたんです。1年で一回り。あの業界って新人さんの価値が最も高いから、長くやると飽きられてしまう。で、三回りもすると、自分がやりたくない作風の作品にも出演せざるを得なくなるんです。私も3年目のお正月明けに、“そろそろ自分がNGにしている部分を解禁しないと作品撮れないよ”と事務所から言われました。でも、それは違うなと思ったんですね。それで、“やりたくないことをやるくらいだったら辞めます”と自分の意思を表明しました。事務所の社長からは“もしNGを解禁すればあと1年くらい活動できて、1000万円くらいのギャラになるよ”というデータと情報をくれました。ただ、“それをやる、やらないの選択は任せる”と言ってくれたんですね。正直、少し気持ちは動きましたが、それでも“やりたくない”を選んで引退を決心したんです」

お世話になっていました

小室友里というセクシー女優として一時代を築き、惜しまれつつ引退した小室さんだが、セクシー女優として数多くの作品に出演してきた過去について、いま、どう思っているのだろうか。

「私個人としては、セクシー女優を経験したことはよかったと思っています。それは、いまこうして発信する側のポジションに回れたからよかったと思えるのかも。ビジネス交流会などに出席して経営者や会社員の方など一般の方とお話しする機会がとても多くあります。そうすると私のことを知っている人がいるんですよ。もう30年も前のことなのに、“小室さんですよね。よく知っています。お世話になっていました(笑)”という男性も。当時、私を見てくださっていた方には印象や記憶に残ってくれているようです。もし発信する側に回っていなかったら、負の歴史になっていたかもしれません」

引退後の現在はセミナーや講演会を通して、男女のコミュニケーションの風通しをよくするための活動を展開し、一般の人々に自分の経験を含めて話をしている。それは聴衆のためではあるが、他方、自分の過去を咀嚼し昇華させることにもつながっている。

大人の性のあり方をもう一度

「神戸のラジオ局ではビジネス系の番組でパーソナリティも務め、毎回、ゲストを招いてビジネスの話、これから叶えたい夢の話をナビゲートさせていただいています。元セクシー女優という過去を明かしながら、ビジネス番組に出演できるのって恵まれていると思いますよ。経営者向けの講演では、ハラスメントの予防という観点でお話しすることが多いですね。また、婚活中の人たちには、男性と女性という異なる性の心理の動き方、感じ方を学んでコミュニケーションに活かしていきましょう、というようなお話をしています」

元セクシー女優の過去を隠すことなく社会問題の解決に取り組む小室さん。彼女が引退して講演活動を始めてからの短い期間だけでも、日本人の性に関する意識や、男女のあり方は激変してきた。彼女のセミナーには20代から80代までの聴衆が集まるそうだが、どんな話をするのか。

「性教育について尋ねられたら、子供に教える前に大人の性のあり方をもう一度考え直しませんか、と話します。まず自分自身の性に関する意識を考えよう、と。たとえば、お子さんが“セクシー女優になりたい”と言ったら何と伝えますか、というワークをしたことがあります。あるいは、“あなたの大切な人がセクシービデオに出ていた。それを家族になんて伝えますか”とも。自分が思っていることと、それを他者に伝えるときって、価値観が変化するんですよ。それを体感していただきました」

できて当たり前

こうしたセミナーや講演を中心に、商工会の勉強会に呼ばれることがある。そこでは公演講演内容に“性に関するテーマ”を盛り込んでほしいとの依頼が増加傾向にあるという。

「これまでは、社内のコミュニケーションをよくしてモチベーションを上げるための講演依頼が多かったのですが、それだけではうまくいかないことが一般に認知されてきたようです。根本的に何かを考え直さないと家族も会社もうまくいかない、つまり収益が上がらないとなってしまう。では、どこを見直せばいいのか」

それは、いままでアンタッチャブルだった“性”を見直す時期に来ている、ということ。その先頭を走り、啓蒙するのが小室友里さんなのだ。懇親会などでは、“レス”の話題が出たり、質問されたりもする。

「当事者にとっては非常に大事なことです。レスに関連する話は女性のほうが積極的ですね。女性が望んでいるのは行為自体ではなく、もっと深い部分で結びつきたいということもある。その気持ちを男性はどうしたらわかってくれるのかという質問が多い。日本では、“できて当たり前”みたいなベースがあります。だからこそ、レスは恥ずかしい話になっていて“問題”として扱われる。もし、男性の側から、妻に受け入れてもらえないという相談があった場合はこうお話しします。おそらくあなたは、どこかでパートナーにとって嫌なことをしています。女性としての価値観を損なうような言動をしているはずです。それがわからないと解決できません。奥さんに“何か嫌なことしてなかったか。謝りたいから教えてくれ”と言えればいい関係が復活するでしょう、と」

セクシー女優のセカンドキャリア支援

男女間で、非常に大切で根本的なことをないがしろにしていないか。早速、確認したいところだ。

「一方の女性には、日常生活の中でセックスを含めて“されたくないこと”や“してほしいこと”を伝えるスキルを向上させてほしいですね。いきなりベッドの中で伝えるのではなく、日ごろから、オブラートに包んででも相手に届く言葉を探しておかないといけません。女性の側が受け入れらなくなった場合のレスは、多くはホルモンバランスが崩れています。生理のときにホルモンはとても変動するし、出産時にホルモンバランスが変わり、最も大切なパートナーが敵に映ってしまう瞬間もあるそうです。それを引きずってしまうことがある。たとえば、女としての尊厳を傷つけられた、などです。女性が求めているものをに男性は知っておかないと気づいてあげないといけません」

セックスは特別なものではなく。日常生活の一部。それは、ベッドの上だけで解決を図るものではない。楽しい会話と同じようにコミュニケーションなのだ。

こうしたことを踏まえ、小室さんは、セクシー女優が引退後もハッピーになれるような受け皿を構築していきたいという。セクシー女優のセカンドキャリア支援だ。

「セクシー女優を卒業してからの、その後の女性としてのキャリアモデルを作っていきたいんです。いまその土壌づくりをしていて、その一環として、このたび女性を支援していく団体として『全国愛妻家サポート協会』を立ち上げました。女性が自活するための仕事のサポート、男女がうまくコミュニケーションを図るための仕組みやフェムテックやメイルテックなど性の健康の情報提供など、女性の社会活躍に必要な土台作りに男性のエンパワーメントを組み込んで、環境の具体的な整備をこれからおこなっていきます」

小室さんの話が示唆するところは、もし、いま日本の性が歪んでいるとしたら、それは男性の性のあり方が元凶なのかもしれない。男性が、歪んだ性を形作ってしまったのかもしれない。セクシー女優として“性の縮図”ともいえる業界にいたからこそ、小室さんには見える現実があるのだ。

ノンフィクションライター青柳雄介

デイリー新潮編集部

伝説の元セクシー女優・小室友里さん デビューから3年半で引退した理由 外部サイト 女性はなぜ“行為の絶頂”で「叫ぶ」のか【男女の違い】 取材拒否の「色街・飛田新地」に150回通った男の「体験談」

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