和田アキ子、「執念」歌唱　膝関節手術から１カ月…つえつかずリハ　ラストホールツアー１８日開幕

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和田アキ子、「執念」歌唱　膝関節手術から１カ月…つえつかずリハ　ラストホールツアー１８日開幕

2023-10-12 08:43

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和田アキ子、「執念」歌唱　膝関節手術から１カ月…つえつかずリハ　ラストホールツアー１８日開幕

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今月２５日にデビュー５５周年を迎える歌手、和田アキ子（７３）が１１日、東京都内で「ＡＫＩＫＯＷＡＤＡＬＡＳＴＨＡＬＬＴＯＵＲ」の公開リハーサルを行った。１カ月前に膝関節の手術を受けるなど満身創痍（そうい）だが、つえをつかずにステージに立ち、力強い歌声を披露。１８日に開幕する最後のホールツアーに向けて「執念で立って歌ってリズムを取る」と意気込んだ。

手術から丸１カ月。ゴッド姉ちゃんが神がかり的な回復力を見せた。

「ごらんの通り、立てています」

１週間後に控えたラストホールツアーのリハ。５日のイベントにはつえをついて出演していたが、この日は使用せずに歩いてセンターへ。「古い日記」「ＹＯＮＡＹＯＮＡＤＡＮＣＥ」「あの鐘を鳴らすのはあなた」の３曲を全身でリズムを取りながら熱唱し、「いいねぇ、ステージは」と充実感をにじませた。

昨年８月に左股関節を痛め、今年３月に右膝の変形性膝関節痛を発症。先月１１日に膝関節の手術を受け、現在の体調について「万全の状態と比べて７０％ぐらい」と説明。股関節にも痛みがあるほか、２年前に患った網膜色素上皮裂孔で右目が見えないなど「声以外は満身創痍」と苦笑しつつも、「痛みを吹き飛ばすくらい、ステージに立つと活力が沸いてくる」と歌の力に感謝した。

１９６８年のデビュー以降、シングル９０曲、アルバム７３枚をリリース。東京・渋谷のＮＨＫホールで初日を迎えるツアーは「１曲でも多く聴いていただきたいと思って、リクエストが多かった曲とかいろんな曲を入れています。勇気と元気と感動を与えられるように精いっぱい頑張ります」と意欲。続けて「車いすでも歌いたいと言っていましたが、やっぱり立ってリズムを取りたい。執念ですよ」と立ち続けることを約束した。

また、今年の暮れに股関節の手術を受けると告白。「これで治ったら来年もやれるんちゃうかな」と笑わせつつ、「言った限りはカッコよく終わらせたい。このまま上り調子でストップできたら」と力を込めた。