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「最後まで楽しめそうな秋ドラマ」ランキング!9位『コタツがない家』、12位『パリピ孔明』に負けた月9『ONE DAY』の「衝撃の順位」と、「最下位」の作品名
前クールは『VIVANT』『ハヤブサ消防団』がヒット
後半戦に突入している10月開始ドラマ。前クールは日曜劇場『VIVANT』(TBS系)が社会現象を巻き起こす大ブームとなり、池井戸潤氏原作の『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日)も良質なミステリーとして話題を集めましたが、今クールはどうでしょうか。
価値観も多様性の時代ですから好き・嫌いが分かれるのは当然で、最初の数話だけ観て離脱してしまった作品もあれば、最終話まで観とどけようと考えている作品もあると思います。ただ、ほかのドラマファンがどう考えているかも参考程度に知っておくのも悪くないはず。
そこで今回は、『週刊現代』本誌で行った≪10月開始のドラマで最後まで楽しめそうな作品は?≫という読者アンケートをもとに、ランキングを発表していきます。編集部が選んだ今クールの17作品のなかから、読者諸氏には3作品まで選ぶ形式で回答していただき順位付けしましたので、年間約100本寄稿しているドラマ批評コラム連載を持つ筆者の分析とともに結果を見ていきましょう。
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まず最下位の17位(32票)は『単身花日』(テレビ朝日系/WEST.・重岡大毅主演)、ブービーの16位(35票)は『マイ・セカンド・アオハル』(TBS系/広瀬アリス主演)。
どちらも恋愛がテーマの作品ですが、『単身花日』は30代男女4人の止められない愛を描いた“単身赴任ラブサスペンス”で、『マイ・セカンド・アオハル』はアラサー女性が大学生になって青春をやり直すというラブコメになっており、作風は真逆でした。
今クールの「月9」が不評な理由
広瀬アリスさんはコメディエンヌの才能を発揮し、振り切った演技で好感の持てるヒロイン像を築き上げていますし、なにより彼女自身が明るく豪快な性格で読者諸氏から人気が高そうなものの、設定が敬遠されたのでしょうか。年下イケメン大学生との胸キュンストーリーなんて、胸焼けしてしまうという人が多かったのは想像にかたくありません。
15位(46票)は篠原涼子さんと山崎育三郎さんのダブル主演作『ハイエナ』(テレビ東京系)。篠原さんの久しぶりの連ドラ主演作ですが、ヒット作のほとんどないテレビ東京のマイナー枠ということで、そもそも認知度が低い可能性が大。
対して、圧倒的な認知度を誇っているフジの看板枠「月9」でありながら、14位(51票)という憂き目に遭ったのが、嵐・二宮和也さん、中谷美紀さん、大沢たかおさんという大物3人によるトリプル主演作『ONEDAY〜聖夜のから騒ぎ〜』(フジテレビ系)。
クリスマスイブのたった1日の出来事を、1クールかけて描くという意欲的な構成が話題を集めていましたが、フタを開けてみると酷評の嵐。主人公3人の物語が別々で進んでいくため話全体の進行が遅々としており、場面転換が多いのでわかりにくい、テンポが悪いといった声が多数あがっています。
また二宮さん演じる記憶喪失の男が殺人容疑をかけられて逃亡犯になり、ほか2人の主人公も巻き込まれていくのですが、核となる殺人事件の“引き”が弱いのが最大のネックに感じます。殺されたのは、犯罪組織の一員ながら裏切って警察に情報を流していたと目される脇役なのですが、端的に言うと共感も同情もしにくい“殺されて当然”のキャラ。
この被害者が誰に殺されたのか、どうして殺されたのかというのが劇中最大の謎なのですが、ちょい役の裏社会の悪人が殺害された理由になんて、たいして興味を持てないというのが正直なところ。
「新時代のホームコメディ」だが…
13位(54票)の高橋文哉さん×志尊淳さんのダブル主演作『フェルマーの料理』(TBS系)は、『仮面ライダー』主演俳優と『スーパー戦隊』主演俳優の夢の共演がウリ。ただ率直に言って、イケメン俳優のお姿を見て眼福に預かるためのドラマなので、食指が動かない層が多いのも納得です。
12位(69票)の『パリピ孔明』(フジテレビ系/向井理主演)は、渋谷や六本木界隈のクラブカルチャーに拒否反応がある人にはちょっと馴染めない設定だという点、11位(70票)の『たとえあなたを忘れても』(テレビ朝日系)は、主役の堀田真由さんも準主役の萩原利久さんも知名度がいまいちという点が、それぞれネックになっているのでしょう。
ここからはベスト10ですが、10位(80票)は「無回答」。当然あまりドラマに興味がないという人も一定数いるということでしょう。
9位(83票)は小池栄子さんがGP(ゴールデン・プライム)帯初主演を飾っている『コタツがない家』(日本テレビ系)。
小池さん演じる主人公・万里江が一家の大黒柱として、父・夫・息子のダメ男三人衆を養っていくという物語です。良質な会話劇が繰り広げられる新時代のホームコメディといった作品で、クスッと笑えるポイントが随所に盛り込まれているのですが、観ていて“耳が痛い”と感じる人も多そう。
夫が愛人を2人も作っていたことが発覚!
というのも、吉岡秀隆さん演じる夫は漫画家ながらほぼニートの自堕落オジサン、小林薫さん演じる父親は元一流商社マンながら熟年離婚された堅物ジジイとして描かれており、そんな男たちのダメっぷりを女性主人公視点で斬っていくという作風だからです。
家族と一緒に観ていた日には、妻から自身の日々の言動も槍玉に挙げられそうで、戦々恐々としてしまうかもしれません。
8位(86票)の『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系/菅野美穂主演)も、主人公のキャラ設定や作り込まれた状況設定などが非常に秀逸だとは感じるものの、男性視点で考えると手放しで楽しめなさそうな要素がある作品。
夫がくも膜下出血で倒れ昏睡状態の要介護者となったのがきっかけで、夫が裏で愛人を2人も作っていたことが発覚するというストーリーだからです。不倫まではいかずとも妻に秘密があって、叩けば埃が出るような人は観ていてしんどくなっていく可能性もあるでしょう。
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