平野宏周（24）が20日、都内で行われたドラマ「恋は湯けむりの中で」（テレビ神奈川で26日スタート。金曜深夜0時、全9話。Amazonプライムビデオ、U−NEXTなどで配信予定）記者会見イベントで、入浴シーンで脱ぐ必要もなかったパンツをカメラの前で脱ぎ、全裸で風呂に入ってしまい、スタッフが悲鳴を上げたと明かした。

「恋は湯けむりの中で」は、伊香保、南伊豆、伊東の温泉街を舞台に繰り広げられる「くっつきそうでなかなかくっつかない…」お互いの思いが交錯する恋愛模様を、3人の監督がオムニバス形式で3エピソードを展開。男性、女性それぞれの目線（POV）で変わる、お互いの思いが交錯する恋愛模様を描いた、新感覚の恋愛オリジナルドラマだ。

平野は、井上博貴監督の「偽りの温泉旅行プロジェクト」で、IT企業社長の古田真司（渋江譲二）から都丸紗也華（27）演じる愛人の柳田凜と別れたいから、凜を口説くよう“別れさせ屋”の依頼を受けた、探偵事務所で働く売れない役者の堀口正樹を演じた。役どころについて「売れない俳優役で、演技をすることがうまくて探偵事務所に雇われる。社長の依頼で、愛人にほれさせて別れさせる役。売れない俳優ということで、自分に通じるところもあり、楽しくやれた。お互いの思いはあって温泉に行っている。最後まで見て欲しい」と役どころについて語った。

平野は、入浴シーンについて聞かれると「風呂に入る時に、浴衣を脱いで入るじゃないですか？」と司会に語りかけた。そして「リハーサルの時に、浴衣を脱いでタオルを持って風呂の中に入れば良いんだけど…真面目だから、パンツを脱がないでタオルだけ持って風呂に入るのは違うだろうと思い…何か分かんないんだけど、カメラの目の前でパンツまで脱いじゃって、風呂に入って…」と照れながら振り返った。

カメラの前で不意に全裸になってしまったため、スタッフから「カット、カット、カット〜！！」と制されたという。平野は「スタッフさんは、みんな『キャーッ』みたいに…。皆さんの前で、役に入り込みすぎて全裸で入った」と笑った。女性客で埋め尽くされた客席に視線を送ると「脱ぐフリをすれば良かったんですけど…頭が回らなかった。多分、見られていたと思います、全部」と口にして、照れた。

この日は平野と都丸のほか、山田晃久監督の「誰にもバレるな！ワタシがカレを推さない理由」で、友達以上恋人未満の花井穂高役を演じる豊田ルナ（21）と森永伊織役の寺坂頼我（24）、山田雅史監督の「コールドムーンの夜に」で、死んだ元彼を忘れられずに新しい恋に踏み出せない谷口美月を演じた高鶴桃羽（20）美月に好意を持つイケメン社会人の堂山茂瑠を演じた小松準弥（30）も登壇した。