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社長会見は７月30日

7月30日に予定されている社長の定例記者会見を前に、日本テレビが焦っている。その理由は他でもない、本誌報道で明らかになった、ドジャース・大谷翔平（30歳）の「出禁問題」が解決していないからだ。

日テレ幹部が明かす。

「大谷選手が購入した豪邸を報じて『出禁』になったことの真相は、日テレの現地支局員がドジャースから取材パスを凍結された、ということのようです。だから『会社として出禁になったわけではない』という言い訳はできる。とはいえ、それをそのまま説明すれば再び炎上することは目に見えています。

ともに『出禁』を報じられたフジテレビは、7月5日に社長定例記者会見を行い、大谷選手に謝罪。一方で出禁については否定をしましたが、日テレはどうするか、方針すら決まっていません」

関係改善は困難

いずれにせよ、豪邸報道に大谷が激怒したのは事実。これ以上の批判を避けるためには、大谷との関係を改善するしかないが……。

「何とか大谷選手の許しを得ようと躍起になっていますが、今のところそれも上手くいっていません。というのも、豪邸報道には真美子夫人が怒り心頭らしいんです。だからこそ、大谷選手本人も簡単には許してくれない。

また、そもそも交渉しようにも有効な手段がない、ということもあります。以前は水原一平氏が通訳についており、現地支局員が彼を通じて頼みごとができたんですが、それも不可能になった。大谷選手のマネジメント会社やドジャースを通じて謝罪を申し入れていますが、先方の感触すらつかめていないのが実状です」（同前）

定例会見の1週間前には「想定問答集」を局員が用意して社長に提案するのが通常だが、直前までズレ込む可能性が高いという。とにかくいち早く「出禁解除」をしてもらうことが、日テレ全局員の願いになっている。

「週刊現代」2024年7月20・27日合併号より

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