ロックバンド、ONEOKROCKのボーカルTaka（36）が16日、インスタグラムを更新。7日に投開票された東京都知事選に立候補した前広島県安芸高田市長石丸伸二氏（41）を支持していたことを明言し、思いを語った。

Takaは都知事選投開票日前に行ったインスタのライブ配信で、フォロワーたちに投票を呼びかけるとともに、自身が推す候補者について、名前は出さなかったものの複数のヒントを出して“匂わせ”ていたことが話題になった。米国在住ということもあり投票は出来なかったことを明かすとともに、「でもまあ一応、自分の中ではこの人に入れたいなっていうのがあって。あの後、皆さん、『誰だ誰だ？』ってお話をされてたと思うんですけど」と言及。「あの場所でモロに名前を言うのも違うのかな、と。でもあの良かったなと思ったのは、話したことによって賛否両論あるとは言え、話題になって、ちゃんとみんながそれについて議論をするということが民主主義のあり方としてすごく良いことだと僕は思う」と振り返った。

また、リリースした新曲のジャケットで描かれた姿が、石丸氏をほうふつとさせるものだとして一部で話題となったことについても「これはすごい僕もびっくりしました」と触れつつ、アートワークは都知事選よりもはるか以前に準備されていたものだと説明。「まあぶっちゃけ僕は石丸さんを推してたので、これは面白いマッチング。面白いことあるんだな」と、石丸氏を支持していたことを明言した。

石丸氏とは会ったことがなく、人間性なども知らないとした上で、支持した理由については、「今この時代にどういう人が必要かっていうこと。既存のやり方を貫き通して僕らはそれにイライラが募っている」と説明。「もちろん自分たちが選挙に行かなかったことも放っておいたことも悪いんですが、やっぱりみんなで日本をよくしようっていうことが大前提にあるので、こういう立場で発言して賛否両論あるのもわかってますし、それでもやらなきゃいけないことがある」と、自身の発言が物議をかもしたことを振り返りつつ、「今回は石丸さん残念でしたけど、また次のアクションを起こしてくれる時に期待をしたいですし、ほかに立候補された方もみて素晴らしい人達がいっぱいいて、日本のことを考えて動いてくれてるんだなっていうすごく強く感じましたので、これに刺激を受けた若い子たちが政治というジャンルで手を挙げて、これからの時代に合った形で若い政治を考える人達が出てきてくれたらと思います」と話した。

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